鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

ちょっと気になる(笑)

 ここ数日来のことなのですが、少々気になっていることがあります。勿論、これは、あくまでも私自身が個人的に「あり得る」とある状況を考えているからこそ感じるような、単なる錯覚的な、そして擬似的な雰囲気…いわゆる、「思い過ごし」である可能性の方が高い、と現時点では考えられるのですけど、一応「妄想覚書」にして書いておきます(笑)。

 ことの始まりは、2008.9.27のNHKのHP内の前日、26日深夜のニュースを目にしたときでした。日本国内のマスコミは、基本的に国内については「記者クラブ」があることもあり、時々たまにしか、私が驚くようなニュースは報じられませんし、NHKも、その面では五十歩百歩でたいして違いがないのですけど、ただ一つ、海外のニュースについてだけはときに全然毛色の違うニュースを報じることがあるのです。

 そもそも、国内のその他の報道各社は、基本的に海外のニュースについてさほどには力を入れていませんので、自然、海外に特化している共同通信の記事の引き写しが良く見られます。ま、実際に、独自に取材・人材育成コストとその労力をかけるよりも、すでに独自の情報網のある共同通信を頼った方が「楽だ」ということでしょう。

 「内向き」といわれる我々日本人ですが、その大きな原因は、海外ニュースのその情報ソースの少なさから来るソースの多様性のなさと、そして、それ故に競争の生まれない環境のために生じる情報そのものの劣化やマンネリ化にあります。ニュースそのものに、変化…違う発想や見方、その考え方が何も変わる要素がありませんから、誰もが海外ニュースから興味を失いやすくなるわけです。

 ところが、NHKだけは、明らかに共同通信とは明確に違う、独自の支局を中心とした取材・人材育成コストと労力をかけて、独自の情報ソースから海外ニュースを報じていますので、たまに、共同通信がその思想信条からはけして報じないようなニュースを独自の視点で報じたりもするのです。ま、一応腐ってはいますが、狗HKもそのすべてが狗ばかりではないということでしょう(笑)。

 で、そのニュースなのですが、すでにこのブログでも先日触れました以下の二つのニュースです。

『韓国国防相 米との同盟が重要 9月26日 23時46分』

『韓国 10年ぶり本格攻撃訓練 9月26日 23時46分』

 上の方は表題そのままのニュースですが、下の方は在韓米軍と共に行った合同演習、それも、かなり実戦的な色合いの濃い結構な規模の演習を報じているものでした。北朝鮮のほとんど「シンパ」とも言える共同通信なら、こんなニュースは北朝鮮をはばかってまず報道することはあり得ませんし、私が「狗HK」と腐したように、NHKも報道したのはこのときの一度だけのはずです。時間から推測するに、11時30分の短いニュース番組内でしょう。

 これだけなら、別にどうということはないのですが、今度は明けて9.28に、私は次のニュースに気が付くことになります。

北朝鮮 韓国に実務協議を提案 9月27日 15時1分』

 韓国政府が、北朝鮮から軍事当局どうしの実務協議を開くよう提案があったことを明らかにし、南北関係が冷え込んでいるこの時期に北朝鮮がなぜ提案を行ったのかについて分析を進めている、という具合のニュースです。ここでも私は、さほど気に留めるわけでもなく、それほど深刻に考えていたわけではありません。先の二つのニュースが報じた内容から、「単に北朝鮮が探りを入れてみたんだろう」ぐらいにしか考えてはいませんでした。

 ところが、いつもの巡回サイト、奥山真司氏の『英国で地政学地政学を英国で学ぶ』で気になる箇所があり考え込んでしまいます。以下にその部分を抜粋しますと

『簡単に内容をまとめますと、来月10月1日から、陸軍がアメリカ国内に待機して治安維持活動のようなことを始める、というものです。

 ところが面白いのは州兵じゃなくて、なんと現役バリバリの陸軍部隊が専門的に配属される、という部分ですね。ハリケーン被害の救済の時には現役も多少はかり出されたらしいですが、腰を据えて現役が配属されるのは史上初めてのことだそうです。

 国内で大規模なテロがあるのか、それとも銀行の取り付け騒ぎに対処するためのなのかわかりませんが、他の部隊も大規模に巻き込んで、やけに本格的な動きです。

 一体ペンタゴンは何を恐れているのかよくわかりません。それともただ単にハリケーンの被害を恐れているだけなんですかねぇ。』

といったようにアメリカで、現役バリバリの陸軍部隊が史上初めて腰を据えて配備されるといったものでした。

 私は以前から、「恐らく北朝鮮の暴発時には人民解放軍が国境を越えて金正日体制を始末する」と考え、そして、「傀儡政権を樹立して中国がコントロールする」というようことをこのブログでも書いてきました。

 世に言う「ピンと来た!」瞬間はドキドキするものですが、その勢いのままに、私は奥山氏に可能性をぶつけてみました。以下、奥山氏の返答は

『rakiさんへ

>半島有事に備えた、後詰の緩んでいるネジの締め直しではありませんか?

うーん、どうなんでしょうかね。アメリカの世界へのコミットメント断念の第一歩としてみることもできるかも知れませんが、とにかくわけがわかりません。妥当なところでは、やっぱり「災害やテロを含む国内有事に備えて」ということになるかも知れません。コメントありがとうございました』

というものだったのですけれど、やはり私は、国連での北朝鮮による核施設再起動稼動の自己正当化のための演説や、あのお調子者のヒル国務次官補が、韓国、北朝鮮、中国、日本の順番で訪問することもあって、「どうも半島情勢はこちらで報道されているよりも緊張しているのでは?」という、そんな思いが拭えません。

 ええ、もちろん妄想ですよ? ホルホルホル〜♪ ではm(__)m。