鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

何だかなー(棒)

 アメリカ発の金融危機が、一度は超党派で合意して見せたものの、議会下院で、金融安定化法案が造反議員らによりまさかの否決をされてしまい、世界にその余波が一気に拡がっています。………あー、見事なまでに世界恐慌ですねぇ(遠い目)。

 世界の金融市場は、昨日の記録的な下落の反発…値ごろ感からの買いとアメリカ政府の金融安定化法案成立への努力をその背景にして、今日は比較的に戻していますが、それでも市場はバブル相場そのものの乱高下を繰り返しています。日本市場は、その中で比較的落ち着きを見せていますが、その影響がさすがに皆無とは言い切れません。

アメリカという国は、天下の大事に、幼稚なモラリズム(感情)と複雑な内政事情を持ち込む」

とは、一体誰が言ったのだったか………ちょっとド忘れ(フランスのドゴールでした(笑))しましたが、今回もやはり、アメリカの多くの有権者らの抱く、今にも破綻しそうなくせに金融トップらの受け取るその莫大なサラリーに対する、本当に素朴で感情的な反発に、多くの下院議員がキチンと説得することもかなわず、ついには多数の造反を生み出して世界中を巻き込む混乱を生み出しています。

 うーん…アメリカって、百年前からあんまり…というか、相変わらず変わっていませんねぇ…orz。相変わらず、世界番長と呼ばれるぐらいにその影響力が強いくせに、いつも世界より、選挙という国内事情の方を優先せざるを得ない、そんな社会的に未熟でナイーヴ…初心な部分が昔そのまま形で今も残っているんでしょうなあ(溜め息)。

 ま、要するに良く言う「民度」というヤツなのですけど、何かのお祭のような衆愚的なその政治、トップはともかくも、そのすそ野との格差があまりに酷い衆愚的なその教育体制、日常からサバイバルを強いられて、希望や夢よりも妬み嫉みを生み出しやすいその衆愚的な競争社会、ま、すべて自らの招いたその結果ではあるのですけどねぇ(溜め息)。中国やロシアみたいに、人権弾圧や抑圧国家なら世界への影響は………結果は一緒ですね、遅いか早いかの違いだけですかね(笑)。

 ………思うのですが、なぜ、「歴史に学ぼう」と誰も言い出さないのですかね? 我が国、この日本国の金融危機における前例を良く知っているわけですから、それを引き合いに出して、「今はこうするしかない!」と国民に訴えて回ればそれで済むよう気もするのですが、ま、歴史が浅いだけに、歴史を振り返ってその前例に学ぶ、という経験が国家的にも少ない国なのかも知れませんね。

 …しかし、保守派のクセに共和党の方が確か造反議員が多いということは、保守派のクセに習慣的に過去を振り返らないヤツばかりなのか、もしくはそれだけ議員のレベルが軒並み低いということで………いずれにしても、肝心なときにこの始末では、同盟国としてはちょっと頼りないなあ(溜め息)。タロサが、ちょっと電話でって……そんなわけにもいかないのでしょうねぇ…orz。

 いずれにしても、この影響が現在の我が国、この日本に福音を与える神風となるか、ただ経済に単なる深刻なインパクト…衝撃のダメージだけを与えて終わるかはタロサの器量と才幹次第といったところですかね。良い風が吹くと良いなあ〜(遠い目)。ではm(__)m。