鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

まず、地図を見て考える9

 ひとつ断っておきますと、私がここで言う「一部特定勢力」とはある特定の「浸透戦略」志向の国家群のことであり、その「狗」とはその「浸透戦略」によって社会に生じた歪み…「既得権益」に潜んで、文字通り社会に寄生している集団と個人を指すものです。これは歴史の皮肉を感じずにはいられないことですが、その結果として、それらの国々が我が国への「浸透戦略」を計り、それによって生じた、我が国の社会の歪みである「既得権益」にその走狗たる「狗」を潜ませ、我が国、その社会そのものをも歪ません、として、とても長い期間努力して来たかの国々なのですが、気が付けば、我が国はかの国家群よりも遥かに「戦争反対」国家であり、また「人権重視」で「福祉重視」の国家となりました。中には、すでに一度滅んだ国も存在します。この結果が我々に明確にしたことは、少なくとも我々日本人にとっては、共産・社会主義や独裁・人治による「独裁・全体主義」統治による国々よりも、民主主義で法治国家であり、さらに資本主義経済である方が遥かに豊かで自由であり、何よりも、歴史を積み重ねて来た我が日本国には性に合っている、と言うことです。これはもう、誰の目から見ても動かし難い現実です。

 我が日本国は、民主主義国家であり法治国家でもあるのですから、どうしても「独裁・全体主義統治」国家に比較して、その急激な社会の変革スピードには及ばない部分があるのですが、その代わり、国会での多様な価値観による長い議論を経てよりベスト…最良に近い選択を目指すことができ、また、それらの積み重ねによって、問題が発生したときにはいつでも過去を振り返り、そして問題の原因をいつでも特定し修正することが、人々に圧政を強いて、人権の弾圧と抑圧を強いる「独裁・全体主義」国家に比較して容易に出来ます。かつての大戦敗北後、我が国の再出発の時期、アメリカによって与えられた民主主義のその初期段階に、かの国々の「浸透戦略」によって我が国には社会的様々な歪み…「既得権益」が生まれ、それがこの現在まで多く残ったままでもあるのですが、ネットの登場によって一気に情報が多様化し、また、安倍元首相が引き摺り下ろされた一件により、彼ら「一部特定勢力」とその「狗」の存在が我々日本人、そして日本国の未来にとっての障害であることが浮き彫りとなりました。このままではいずれ、彼らは民主主義で法治国家である我が国のシステムから排除されることは間違いがありませんでした。ま、時間はかかりますけどね(溜め息)。

 そこで彼ら…「一部特定勢力」と「狗」が現在行っていることが何かといえば、その民主主義と法治…立法府である国会…を機能させずに、「狗」らの発する言葉狩りなどをもちいた偏った情報…嘘を国民に日々刷り込み、それによってその走狗たる「狗」による政権を樹立せん、とする彼らお得意の「謀略」なわけですが、もうお気付きのように、これはまず負け…敗北をその前提とした一種の遅滞戦術…「悪あがき」にしか過ぎません。一般に、政治は結果責任、といわれているように、どれほどの美辞麗句を選挙前に並べ立てたところで、動かし難い現実はそう易々と変わってくれるものではあり得ません。恐らく、すぐに彼らはその馬脚を現すこととなるでしょうが、それによって引き起こされるであろう混乱による時間の大幅な浪費は、恐らく一年や二年ではすまないことになるでしょう。衆議院の任期を考えれば、最悪四年は考えに入れなければなりませんし、彼ら「狗」が、ただ単に黙って排除されるわけがありませんから、更なる悪あがきを行えば、実質的な時間的ロス…損失は飛躍的に増えることとなります。そこにさらに、現状復帰までにかかる時間を加味すれば、我が日本国はさらに、この世界の動乱期における貴重な時間をただ無駄に浪費することとなります。

 まさに内憂外患で、もう後がない危機的状況ではあるのですけど、どうやら我が日本国には、またしても幸運といえる良い風…神風が吹こうとしているようです。その神風の名は、何と「世界恐慌」です(笑)。世界のそのほとんどすべてを不幸のどん底にまで追いやるこの「世界恐慌」なのですが、幸運なことに、我が日本国には預貯金という莫大な現金…つまり内需が手付かずであり、それを掘り起こすことでさらなる堅実な経済成長が望めます。「サブプライム」による損失はある程度はあるものの、海外、欧米や新興国家群に比べれば遥かにその損害は軽微であり、金融機関的には、逆にこの機に価値の下がる海外金融機関の買収に積極果敢に動けるほどです。そして、この「世界恐慌」から世界が少しでも早く脱するためにも、世界第2位の経済規模を誇る我が日本国の経済成長を一刻も早くプラス、平常化し、そして一刻も早く現在沈みつつある世界経済の浮揚のための牽引役となることを世界全体が望んでいるわけです。その上、国内的にも多くの国民が、現状の景気の減退を「何とかして欲しい」と望んでいることは世論調査からもすでに明らかです。

 さて、こうなると、非常に困ったことになるのが「一部特定勢力」とその走狗たる「狗」の面々です。普段は非常に内向きがちで、情報による操作・誘導しやすい我々日本人なのですが、今回の「世界恐慌」によって、今まで彼らが行って来た数々の「遅滞戦術」に明らかな齟齬が生じ始めています。民主党とその他の野党は、政権交代のためになんとしてでも今の内…国会の機能が停止しており、国民の多くが騙されている内…に解散総選挙を行いたいのですけど、再び審議拒否などして国会を機能不全に陥らせることは、「国民の生活第一」の嘘で騙して来たことを国民に悟られかねませんし、しかしだからと言って国会で議論すれば、しょせん彼らは単に嘘を吐いて来ただけですから、その論理にはどうしても矛盾が生じ易く破綻することが目に見えているわけで、国会のシステムによっていずれ排除されてしまう危険が非常に高くなります。同様に、真実を伝えてこなかったマスコミも、やはり、「世界恐慌」という動かし難い現実を国民が見ているために、今までの自らの欺瞞に自らが縛り付けられてしまい、効果的な情報誘導と操作が行えません。あえて危険を承知で行えば、今度こそ国民からの信頼を致命的なレベルにまで失うこととなりかねません。日教組にいたっては、最低最悪のはずの我が日本国が、今後世界を引っ張る牽引役になることを、どうやって歪めて教えるのか私は聞いてみたいぐらいです(笑)。

 こうなると、時間をかければかけるほど、麻生内閣にとってはすべてが有利に運ぶこととなります。時間をかければかけるほど、「一部特定勢力」の走狗たる「狗」の面々の今までの積み重ねられてきた欺瞞…嘘に隠されて来た真実が明らかにされて行くからです。勿論、彼らは必死になって取り繕おうとするのでしょうが、一度嘘が明らかになれば、我が日本国、この日本社会ではちょっとやそっとでは信頼を回復することは不可能です。しかも、景気の回復には、何よりも一刻も早い対処が必要とされることを、我々日本人は、かつてのあの「金融危機」で痛いほどに経験して来ています。麻生内閣にすれば、相変わらず民主党とその他野党が国会を審議拒否してもかまいませんし、また、国会でいつもの揚げ足取りの無駄な議論…欺瞞を行おうともかまわないわけです。審議拒否は、即国民からの大きな批判につながりますし、下手な揚げ足取りなどしても麻生内閣にすぐ切り返されるのがオチでしょう。何せ今は、一刻も早い経済の建て直しが急務とされ、しかも事態は刻一刻変化しますから、どうしても継続的な複数回の施策が求められていますし、またその間に、国民保護のための消費者庁設立も急がねばならないでしょうし、その上に、我が日本国の防衛戦略の根幹を成す日米同盟に、とても大きな影響を及ぼしかねないインド洋給油法案であるテロ特措法も成立させねばなりません。そう考えれば…多分そう考えているでしょう…麻生総理はちょっとやそっとでは解散には踏み切りはしないでしょう(笑)。

 今日のところはこの辺りで…ではm(__)m。