鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

経営陣と派遣会社に、後…厚労省?

 前回、いかにもなテキトーエントリーをひとつでっちあげて更新してみたのですが、ま、久し振りのこともあって、時間的にはビックリするぐらいにかかった挙句に、その上内容的にも、そのあまりの中途半端振りに自分で幾重にも凹んだりしていたのですが、そのせいか、或いは不安定な天気のせいもあるのか知れませんが、相変わらず具合はよろしくありません。

 正月こそは友人らと酒を酌み交わして、アルコールのおかげか、割と楽しく過ごせましたが、現在は、すっかりそのときの反動の余韻に悩まされている、といった感じです。友人らの間で、昨今は日本酒がブームであり、正月も主にその友人らのお土産のお相伴に預かったわけですが、最近の日本酒は昔に比べて美味い分、その分だけ飲み過ぎた反動が今ごろになって効いている気がします。

 世間では、年が明けてからもマスコミによって、いわゆる「日本経済オワタ(笑)」的な、質の悪い…問題の原因、核心から目を逸らさせるだけの害にしかならない、いつもの頭の悪いニュースで満ち溢れていてウンザリしています。勿論、政府の責任を現在、いかにもさぞ勇ましく追及しているように現在見せている連中が、この現状を少しでも予測し予防していたなら話は別ですが、少なくとも、私の記憶にはそんな事実は存在していません。

 つまり彼らは、自らのそんな不明さや、そしてその無能を覆い隠さんがゆえ、現在、一際声高に、政府、そして政権与党批判を繰り返しているようにしか私には見えないのです。まあ、私も同レベルですから、いわゆる「お前がいうな!」というヤツですが、これは、しょせんは政府与党以下のレベルしかその能力を持たない連中が、いかにも「俺は知っていたよ・わかっていたよ」的に、自らを他者に比較して有能かつ優れているように見せんがための、現実社会でも本当は無能な連中が良く使う手です。

 まあ、確かに、いわゆる「派遣切り」において、政府与党が先を読んで有効な手立てを打てなかったことは確かなのですが、では、現在政府与党を批判している彼らはいったいその間に何をしていたのか、を私は聞いてみたいものです。政府与党と同じく、それが発生してから初めて気が付いた、結局は単なる同じ穴の狢か、彼らの発生以後のその対応を見る限りにおいては、やはりそれ以下にしかすぎません。少なくとも、何らそれに関する予防や対策なりを、実際の行動に移していなかった彼らに他者を非難する資格はないでしょう。

 政府与党側にしても、問題の発生から、そして被害者らからの陳情を受けて対応する民主主義の基本的な考え方では、その筋の専門家でもない限りにおいては、ほとんど全てが問題の発生以後の対応となることは致し方がない部分があります。例え専門家であろうとも、未だ見ぬ先の展開を、未来をあらかじめ正確に予測することはあまりに難しく、百年に一度の危機の全貌を正確に予見できるのは、よほどの強運と溢れんばかりの才能に恵まれた極一部の人々ぐらいなものです。

 しかし、それを充分に予測できる立場にいながら、また、その筋の専門家でもありながら、そして、社会的には今回の被害者らの立場を保証しその責任をも持つ立場でありながら、それでも今回の問題を引き起こしてしまった連中が、本来なら、真っ先に槍玉に挙げられるはずのその連中が、実際にはほとんど非難されてはいません。相変わらず、非難の矛先は政権与党へと向けられるだけで、実際の、当の問題の原因からは、日本国民の目を逸らすばかりのマスコミ報道ばかりが、溢れんばかりに日夜流され続けています。


もしかすると本当に莫迦なのか?


とも、欝で薄らボケしている頭で思いましたが、いくら何でもさすがにそんなことはないでしょう(笑)。彼らマスコミは、あくまでも彼ら自身の利害に沿って、本来、伝えるべきを我々日本国民に伝えていないだけの話です。あくまでも、自らの利害に沿って、です。

 では、彼らにとっての利害とは何でしょうか? 報道の自由や、或いは公正、責任などという、あくまでも彼らが自らの都合で至極便利に使う道具であって、単なるお題目などはこの際関係がありません。また、実際に、その情報に代価を支払うことになる我々日本国民の利益なども、彼らにとっては、結果的に、あくまで単なる「おまけ」として偶然ついてくるものにしか過ぎず、彼ら自身の利益こそが何よりも絶対的に優先されます。

 書いていて情けなくなりますが、我が日本国におけるマスコミとは、しょせんその程度の存在にしか過ぎません。勿論、探せば、一人や二人くらいはジャーナリストとしての本分を胸に、日々つらい毎日を過ごす奇特な方もいるのかもしれませんが、圧倒的多数の業界人が腐っていますから話にもなりはしません。正に、悪化が良貨を駆逐して、さらにグダグダのダメダメ人間がグログロに渦巻いているのが現在の業界の現状でしょう。

 法によって保護される、保護するということは、その法に寄生するだけの堕落した人間を生み出してしまうことでもあります。ま、マスコミ業界だけでなく、公務員や官僚の世界、そしてロシアや中国の共産主義社会の共産党員など、法によって、或いは物理的な暴力によって幾重にも保護される業界や世界では、自然属する人間はその既得権益にすがり付き、それを守らんがために、もうどこまででも加速度的に腐敗することは人類の歴史が如実にそれを証明しています。

 そういう世界では、えてしてその世界独自のローカル・ルールが発生しますが、それらをも超えてなお不変で普遍の価値観が存在し、そして、それこそが何あろう「お金」であるわけです。これに勝るものは彼らにとって他にありえません。どんな高邁な理想や信条…しょせんは便利な道具であるお題目にしか過ぎませんが…であろうとも、積み上げられる額に応じて彼らはいくらでも相手に関わらず売り渡します。彼らが急にお題目を、或いは、正論を唱え始めたりしたならば、それは相手に対して単に、金額が足りない、といっているのです。

 だから、彼らにとっては、実際に身銭を切る、利益の元となる国民はどうでも良く、大事なのはお金、その利益の単なる集約機関の一部に過ぎないのですが、彼らに、実際にその利益を与えてくれる人物のご機嫌をこそ日々狗のように伺い、そして、その前には身も蓋もなくひれ伏すわけです。彼らにとっての国民は、単に彼らに貢ぎ、そして彼らによって、彼らの価値観による、彼らにとってのより良い世界を目指すため、あくまでも彼らにとっての都合よい世界へと、選ばれた彼らこそが善導すべき単なる愚民の群れに過ぎません。

 そう考えると、元来左派であった私には、彼らが現在、日夜成すことのその意味が良く理解できます。ま、とても「納得」はできませんけどね。出来るだけ多くの日本国民が、早くこの現実に気付き、目覚めることを願って止みません。………しまった、話が無闇に広がりすぎ(笑)。ではm(__)m。