鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

地味に効いてくる…orz

 鬱もちの私にとっては、ここ最近の初夏とも思える気候は、割とその病状に良い影響を与えるはずなのですが、残念ながら、先週半ばから家の目の前で道路工事が始まった影響か、あまり調子が思わしくありません。しかも、今週に入ってからは、今度は隣の家でリフォームの工事が始まりました…orz。ま、これも、何かの巡り合わせ、とあきらめるしかありません。


長い人生、こういう時もある


と、色々と、まるで何か狙ったかのような今回の悪条件の重なりに、日々嘆息している次第です。

 そんな感じの毎日ですから、脳のスペック上も、本や漫画を読むのに酷く時間がかかるのですけど、ここ最近読んだ本の紹介などを…

軽装版 天と地の守り人<第2部>カンバル王国編 (軽装版 偕成社ポッシュ)

軽装版 天と地の守り人<第2部>カンバル王国編 (軽装版 偕成社ポッシュ)

軽装版 天と地の守り人<第3部>新ヨゴ皇国編 (軽装版 偕成社ポッシュ)

軽装版 天と地の守り人<第3部>新ヨゴ皇国編 (軽装版 偕成社ポッシュ)

流れ行く者―守り人短編集 (偕成社ワンダーランド 36)

流れ行く者―守り人短編集 (偕成社ワンダーランド 36)

 上記、上橋菜穂子氏の描く「守り人・旅人シリーズ」の世界は、およそ、私の知るあらゆる世代の心をわしづかみにするような、そんな物語です。私的には、間違いなく名作です。ただ、最後の「流れ行く者」については、このシリーズに嵌まった方のみにおすすめ出来る、いうなればボーナス・ステージ的な感が強いです。より深く物語を感じたい方には良いでしょう。

ガンパレード・マーチ 九州奪還〈5〉 (電撃文庫)

ガンパレード・マーチ 九州奪還〈5〉 (電撃文庫)

 「守り人・旅人シリーズ」を読んだ後は、どうしても、その他の作品が希薄というか、内容が薄く私的に感じられがちで、その中でも、上記作品はその適正さえ合えばそこそこ読めるライト・ノベルの架空戦記だと思っています。ただ、合わない方には徹底的に合わない気がしますので、そこの辺りはどうか自己責任でm(__)m。

崩壊する世界 繁栄する日本

崩壊する世界 繁栄する日本

 本来、先日紹介した私的に衝撃的であった廣宮孝信氏の「国債を刷れ!」は、上記の三橋貴明氏の著作の前座的に購入した作品であったのですけど、結果、私が受けたその衝撃的に比較するとややインパクトに欠ける感があります。ま、これは内容がどうこうではなく、たまたま、私的には、「国債を刷れ!」の方が適正が合った内容であった、というだけです。

 その内容的には、私的に、支払った値段分の価値が充分あった、といえる著作で、これを読み、やはり時代は、一部のエリート化を先鋭的に目指すことよりも、広く全体の底上げと情報と責任の共有を目指すべき時代だ、との思いを強くしました。それができるか否かで、今後の国々の発展度合いが違ってくる、と私は考えています。

 その意味で、今の政治家、経営陣、マスコミ、そして公務員などの世界は変革を求められています。その求められる変化に対応した人々のみが、きっと、今後も各業界で生き残ることを許されるのでしょう。三橋貴明氏と同じく、私も、そう考えています。

ドル崩壊!

ドル崩壊!

 結構前に発売された三橋貴明氏の著作ですが、未だ、店頭で平積みされているのを散見します。アメリカのエリート達が仕組んだ、サブプライム・ローンと金融工学を駆使した挙句の、今回の世界恐慌のその原因を解き明かす作品なのですが、そこから、現在の世界における普遍的価値観である国益優先主義におけるグレート・ゲームの一端が垣間見え、また、手段と目的を取り違える錯誤…端的にいえば「欲に溺れる」ことのバカバカしさを教えてくれる一冊です(笑)。

 ま、こんなところなのですが、ここ最近、世間を覆う空気がようやく変わったような印象を感じています。今が、我が国にとっての「そこ」なのかもしれません。だからこそ、「今、どうするか」を最も求められる時期なのでしょう。この重要な時期に、現在鬱であることが幸なのか不幸なのかは、きっと、さらにずっと後になってからようやくわかるのでしょうね(溜め息)。色々と、気のはやる季節です(遠い目)。ではm(__)m。