鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

その後に見えるもの

 相も変わらずの低調な毎日なのですが、ブログを更新したからか、昨日は友人の襲来がありました。ま、襲来とはいっても、単に酒を手土産に話をしに来ただけなのですけど(笑)。私の好みというか、大阪人にありがちなB級グルメ舌にあわせて、白鶴の純米酒山田錦」をチョイスする辺りは素直に嬉しいのですが、基本的に、酒は鬱とその薬との相性は良くないので次回からは手ぶらで良い旨伝えました。

 ま、そもそも、我慢して飲まなければ良いのですけど、生来酒飲みの私には、目の前のその誘惑に抗う術がありません(笑)。結局、ダラダラと話をしながら、5合をちょっと超えるぐらいまで気付けば飲んでいました。白鶴の「山田錦」は、ネットでは評判があまりよろしくないのですが、私的には、昔ながらに少しずつ、すするようにして時間をかけると旨いのです。原酒びいきの友人らからは「薄い」と不評なのですけど、私的にはアレぐらいがちょうど良く思えます。

 ま、そんな感じで、あれやこれやのよもやま話に花を咲かせたわけなのですけど、その中でも、特に私的に気になったのが北朝鮮のミサイル発射後の特にアメリカの外交姿勢です。勿論、肝心要の大統領があのオバマ氏ですから、共産主義同盟…特に中国からの働きかけに容易く折れる事は仕方がないのでしょうけど、それにしても、あの粘りのない、ぽっきり折れるようなその腰折れ振りには呆れました。アレでは、問題は交渉以前にあり、また、相当に深刻であることがうかがえます。

 イラクが泥沼化した後のブッシュ政権でも、私的には、色々と問題視する案件が重なっていましたが、オバマ政権では、外交以前の問題、その判断基準である「国益」に関する根本的認識に錯誤がある気がしてなりません。勿論、ブッシュ政権においては、基本保守的な国益感に根ざした外交を環境の変化に対応しながらも貫いていましたから、理解することがそれほど難しくはありませんでした。ま、理解しても、納得できないことは多々ありましたけどね(溜め息)。それでも、根っこのところでは理解できる安心感がありました。

 しかし、今回のオバマ政権、そしてオバマ大統領の言動を見聞きする限りにおいては、そこに、根本的な根っこのところから違う、何か薄気味悪い、いやな異質感が感じられてなりません。勿論、友人との話ででた「外交問題の先送り」がオバマ氏のその外交目標である可能性が高いのですけど、その一方で、私にはオバマ氏の外交上のデッド・ライン…これ以上は絶対に退かない、というラインをそもそも持ち合わせていないかのような、そんないいしれない不気味さを覚えて仕方がないのです。ま、中身がないのですから、当然といえば当然なのかも知れませんけどね(笑)。

 言葉で表現することは難しい感覚なのですけど、左派…リベラルの連中に相対したときに覚える虚ろな感覚、そこに中身としてあるべき実態がなく、どこまでも虚ろな、深く空虚な闇がどこまでも拡がっているだけの、何とも言い知れない不気味さを感じるのです。判断の基準となる「自分」という個性ともいうべきものがそこには微塵にも感じられず、こちらの働きかけの全てが、どこまで深い空虚な闇にただ飲み込まれていくだけの不気味な異質感、同じ人間ではない、とも思えるような何ともいえない気味の悪さを私は彼らに良く感じます。実感とすれば、民主党首脳部を思い浮かべると良いかも知れません。あれらなどは、それそのものです(笑)。

 勿論、私が過敏に反応しているだけで、単なる杞憂に過ぎない気もしているのですけど(友人にも笑われました)、歴史の中に時に登場する、一番権力を与えてはいけない人物に、現在、地球上で一番重要ともいえる権力の座をアメリカ国民は与えてしまったのかも知れない、という気がしてなりません。勿論、すぐにどうこうということはないのかも知れませんが、十年ほどが過ぎた後、アメリカ国民は、そして世界中の人々は「そこ」…彼にアメリカ大統領という権力の座を与えたしまったところに、その頃の惨状の原因を見出す気がしています。例えるなら、我が国にかつて、マスコミの扇動で奇形的に生まれた村山政権のように、です。

 唯一救いは、我が国の現在の首相があの麻生太郎氏であり、また、王道を行くその政治姿勢と様々な要因が上手く作用し合って、どうやら、我が日本国を覆っていた嫌な空気が、ようやく現在、少しずつですが確実に押し流されつつあることでしょう。私的には、これからの10年…5年でも良いのですが、とにかく、タロサが現在の地位を維持することを願って止みません。恐らく、我が日本国以外の外的環境の激変に対応できるのは、私には、タロサを措いて他には存在しない、と思えるからです。ま、経済的にはともかくとして、安全保障上の先行きは、けして明るい、といえない状況が続くのですが、それでもタロサが、きっと経済同様に安全保障も立て直してくれる、と願っています(笑)。

 ま、他力本願ここに極まれり(笑)。道は険しいのですが、これからは時間がタロサに味方するでしょう。「王道を歩む」ということは、つまり、そういうことなのです。「自分」を持てない人間には、マネは出来てもけしてその本質を捉えることのできない、いわばある種の「境地」といえるのかも知れません。ま、彼らはそもそも、そんなものには興味自体ないのでしょうけどね(笑)。ではm(__)m。