鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

彼らこそ正真正銘の(笑)6

 鳩山前総務大臣の辞任による影響で、やはり、麻生政権の支持率が下落していますが、その後、鳩山氏が自民党を離脱しなかったり、郵便割引制度悪用の件でつながりがある事、やめる直前辺りに郵政民営化反対勢力におもねるような言動が見られた事など、幾つかの事実をつき合わせて考えると、


格好良く辞めたかったん?(´・ω・`)


と今の私には思えます。

 つまり、郵政に関する怪しげな案件や事実を列挙することで、自民党の郵政改革利権に群がる連中を掣肘しつつ、西川社長の無能、或いは金と権力の狗なことに付け込んで、その更迭を強く主張し続ける事によって自らハードル上げて行き、ついには自身が辞任せざるを得ない状況を作り上げた上で、「正義」を謳って、郵政民営化自体に抱く国民のイメージ・ダウンにも成功しています。

 つまり、この事によって、鳩山氏は

郵政民営化を「悪」としてそのイメージをおとし、

・自らは「正義」を謳って国民からのイメージを上げ、

郵政民営化反対派からの支持も獲得し、

・郵便割引制度をネタにぶざまに辞任させられるリスクを避けた

という感じで、無能な金と権力の狗らしい利己的なその理由から、その側近であったにもかかわらずタロサ…麻生太郎氏に内閣支持率低下というダメージを負わせた


のかな?(´・ω・`)


と、私は考えているわけです。

 鳩山氏の今回の件はそれだけには止まらず、来月、メドベージェフ大統領とタロサが行う北方領土返還交渉含む首脳会談のその前に、そのタロサの交渉力の後押しとなるだろう内閣支持率低下させ、そして、それは東京都議会選挙においても大きく影響するでしょうし、ひいては、その後の政権運営衆議院選挙にも影響を及ぼさずにはいないでしょう。

 ま、その無能ゆえなのか、或いは、その上に金と権力の狗なのかは別として、その結果を見る限りにおいては、


もう、色々と失格だね(´・ω・`)


と私は思わざるを得ません。大陸びいきの鳩山家の素性を思えば、麻生政権における獅子身中の虫であった、といえるのかも知れません。

 現実に、鳩山氏の言う「正義」をなすのであれば、郵政民営化推進派優勢の自民党の中においては、「西川社長続投」という一時の不名誉を享受してでも、その後も総務大臣の職に止まり続けて、郵政に干渉し続けることによって彼の言う「正義」を今後も成すことの方が重要なはずです。だからこそ、タロサも猶予を与えたのでしょう。リアリストのタロサにすれば、それこそが最善の道だったろうからです。こうなると、辞表を受け取ったときのタロサの「悲しいな」も、色々と意味合いが違ってきますね。

 「鳩山氏の本音は別として、西川社長の更迭には賛成」と以前にも書きましたが、私自身は、その郵政民営化自体には異論がありませんが、現在の、郵政改革によって生まれる利権を守らん、としている連中は嫌いです。それでは単に、かつての抵抗勢力の座に、今度は彼らを追い出した、しょせん「同じ穴のムジナ」が新たに居座る事でしかないからです。勿論、彼らは否定するでしょうが、彼らがかつての抵抗勢力と同じ事をしない保証などはどこにもなく、逆に、「しない」と安易に信じるような気持ちには、非常に疑り深い私は、とてもですがなりはしません(笑)。

 と、言いますのも、以前、実際に民営化を行ってからの国民の不満を元として、郵政民営化郵便事業統合案が話題になりましたが、その時、頑なに郵政4事業分割の維持を強硬なまでに訴え続けた連中がいます。計画が、想定を外れたトラブルによって修正されるのは当たり前の事です。ましてや、郵政民営化は国民のために行われるべきものであり、決まってしまった予定を変えたくない理由を持つ限られた者のためだけに、当の国民からの不満に応じての変更を許さない事は明らかに筋違いです。しかも、その訴え方も政権転覆も辞さないほどに激しいものでした。疑い深い私にとっては、「疑うな」と言う方が無理です(笑)。

 政治は、しょせん権力闘争です。文字通り「勝てば官軍、負ければ賊軍」の世界ですから、綺麗や汚いで論じるべきものではないのかも知れませんが、民主主義を謳う以上は、最低限、国民不在は許されるべきものではなりません。現に、国民不在のその結果が、真の改革には未だほど遠い我が日本国のこの現状です。我々日本国民は、同じ轍を踏む愚を犯さず、もっと目を凝らして政治を真剣に見つめ続けねばなりません。なぜなら、他にわざわざ他人のためにそんな事をする人間がいないからこその民主主義なのですからね。

 ………ま、いつもの鬱で引き篭もりのつぶやきなのですが、考えてみると、昨今俎上に上っている国会議員の世襲制限などよりも、私的には、国会議員の賛成反対の全会一致の場合を除く「無記名投票」を禁止する方がよっぽど重要な気がしています。勿論、全会一致だけですから(無記名による)「起立多数」とか「賛成多数」も禁止です(笑)。口では何かと奇麗事を言いながら、実際の投票行動は違う議員が多すぎますからね。こうすれば、議員らの国民に対する説明も真剣になされるでしょうし、その分であるなら、今以上の議員歳費増加も充分私的には許せます。タロサ辺りが、世襲制限の民主党に対して、これを掲げて衆議院選挙を戦ってくれれば、我々日本国民にとっては良い事づくめなのですけどね(溜め息)。ま、連中は死にもの狂いで潰しにかかるでしょうけどね(笑)ではm(__)m。