鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

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彼らこそ正真正銘の(笑)26

 昨日の時点で、我が国の新型インフルエンザ罹患者数の延べ人数が4000人を越えました。重篤患者が、未だ1人として出ていない事は、我が日本国が、社会的に医療面で、世界の中でも非常に優れている事を証明するものでもありますが、それ以上に、数々の幸運に恵まれての、これはあくまでも偶然の結果である事を、我々は強く認識する必要があるでしょう。何せ、厚生労働省は、今現在に至るも、未だ今回のウイルスのその特性を広く周知するでもなく、具体的なその予防法を詳細に発表すらしていません。

 ようやく、夏休みシーズンに突入したこの期に及んで、海外渡航による感染のその危険性を、厚生労働省は、自身のホーム・ページ上で発表するような体たらくです。その対応の遅さもさることながら、これでは、「一応やる事はやってます」程度のアリバイ作り以上の意味がありません。その情報が、事前に提供されるべきである事を充分熟知していながら、利得を上納してくる関係各所への影響に対する配慮を優先し、守るべき人命を実際の危険にさらす事を彼らは選択するわけです。

 今回のウイルスが、その感染力が強く、弱毒性である事は広く周知されてはいますが、その一方で、喉の奥…気管支や肺…の方で異常増殖するその特性から、個々の毒性は未だ弱いものの、異常に増える事で強毒化する事に関連付け、個別具体的な対処を公表すべきなのですが、未だ、厚生労働省は最低限の情報の提供…初期の基本対処方針のうがい・手洗い・マスク以上の情報を更新していません。事なかれ主義も、ここまで来れば立派な犯罪です。

 現状わかっている事柄から、注意すべきは以下の点でしょう。

1・感染当初は問題なくとも、こじらせれば強毒化するので早期治療が絶対条件

2・喉の奥で異常増殖するので、代謝が活発で呼吸の深い若年層ほど注意が必要

3・慢性疾患を持つ人ほど重篤化しやすいので、やはり、その予防と罹患時の早期治療が絶対条件

4・特に注意が必要な事は、テイク・アウトでの直接の手づかみや会話が、今回の若年層…主に十代での大流行の大きな要因のひとつである事

5・密閉空間、外での食事、活発な会話などという、各種の感染拡大要件が集中する「旅行」と「学業」でこそ、基本であるうがい・手洗い・マスクによる予防が絶対必要

6・季節性と違い、症状の進行と共に確実に強毒化するので、より早期治療に注意する事

 要は、今回の新型インフルエンザ・ウイルスに罹患する事は、命の危険にリアルにさらされる事を、我々は充分に認識する必要があるわけです。さらにいうなら、現状、感染の広がりをいったん抑えても、次々に海外からの渡航者によってウイルスが持ち込まれ、それが再び感染源となって広がる事を繰り返していますから、渡航者との接触を避けるか、避け得ないのであれば、より感染予防の注意がその場合必要となります。

 まあ確かに、実際に具体的なその危険性に言及した場合の経済的損失を鑑みた場合には、これは多大な損失を引き起こすものである事は認めますけど、だからといって、国民の命に直接関わる、いわば国の安全保障上の情報提供義務を放棄してよい理由にはなりません。危険性を知った上での危険な行動は、勿論、個々の国民一人一人にその責任は自己責任として帰結しますが、そもそも、その危険を認識している専門家や専門機関が具体的に知らせないのであるなら、それは単にその専門家と専門機関の怠慢にしか過ぎません。ましてや厚生労働省は、国民の命を守るべき国の今回の件に対する担当機関であり、今回のウイルスが、異常増殖すれば強毒化する事がすでに判っている以上は、強毒性のインフルエンザに準じる体制を一刻も早く布かねばなりません。

 その意味で、我々日本国民にとって


厚生労働省は悪の巣窟


であり、また、その首魁たる


舛添大臣は極悪人


である事は間違いないわけです。目先の金と手間を惜しみ、守るべき国民の命を危険にさらす。万一、死者が出た場合は、彼らのその怠慢を裁判によって明らかとすべきでしょう。成すべき事を成さない。これはもう、立派な犯罪、といえるでしょうからね。ではm(__)m。