鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

それゆえに13

 前回にも書きましたとおり、私は、現時点でのその最悪のシナリオとしては、「アングロサクソンが黒幕のクーデター」が非常に有力であり、また、かの国々による武力によった狗らへの支援もない、と考えています。なぜなら、我が国は、アングロサクソンのその世界戦略に欠かせない地政学上の重要拠点であり、我が国への武力行使がそのままアングロサクソンへの武力行使と同義であるからです。

 であるからこそ、アングロサクソンも自国に不利ともいえる日米同盟を堅守し続けていますし、また、在日米軍を我が国の重要拠点中心に配してるわけです。「ちゃぶ台返し」がその目的の全てではありませんが、だからといって、彼らがそれを選択しないわけではないことぐらいは、せめて政治家たるものは認識しておくべきでしょうね。

 現在、我が日本国における政界…に限らず各界を眺めていますと、どうもそのあたりの危機感が、指導者層の皆様には根本的に足りていない気がします。恐らく、彼らは


今日と同じ明日が来る


とでも考えているのか、或いは、現実から意識的に目を逸らす


現実逃避


に陥っているかのどちらかなのでしょう。

 バブルの崩壊までの繁栄を焼け野原から築き、支えた人々のその苦労や苦難の記憶が、やはり、あのバブルの時代にないがしろにされ、特に、これは我が国の指導者層にあまり受け継がれていないその証左でもあるのでしょう。トップにその危機意識がなく、また、その能力もないわけですから、その下が弛緩してしまうのも無理からぬ事です。azuki氏などは、ご自身のブログ『さぼり記』で彼らを「親の築いた財産を食い潰すだけのボンクラの二代目、三代目」と評していますが、まさにそのとおりであるわけですね。

 以前にも書きましたが、人類社会におけるダークサイドに堕ちる人々の多くは、安易に目先の利得に飛びつき、正当な競争におけるリスク…苦労や努力を忌避し、その誤った成功体験に簡単に取り付かれてしまい、結果、必要最低限の日々の自らのアップデート…環境や状況の変化に対応するための情報の収集や分析、それらから得られる予測される未来への対応策を常に講じ、変化させ続ける事を安易に怠ります。


「心は常に水のごとくあれ。しかし、その水は常に考え、選択し続ける水でなければならない」


 老師のこの教えは、いわば私が、二十数年前のあの日からこの先どのような「道」…仮に私がダーク・サイドを選択し、歩む事となったとしても生き残れるようにと授けて下さったその「教え」です。同時に、老師は私が、結局老師と同じ「道」を選択するだろう事も予測しておいでであったのでしょう。だからこその最初の「教え」が、


「答えをそのまま見せるのは悪い先生。良い先生は道標見せるだけ。これ、大事な事」


であったわけです。この「教え」に私が反応を示したその時点で、老師は、紆余曲折はあったとしても、私が老師と同じ「道」を最終的に選択する事を知って、或いは、すでにその時点で予測されていたのだ、と今の私には思えます(笑)。恐らく、この「道」はかつて老師自身の歩んだその「道」でもあったのでしょうからね(遠い目)。


人の心は必ず腐る


 その言葉のとおり、過去の成功体験ほど、人の心を腐らせるものはありません。人がその環境や状況に「慣れ」てしまい、「甘え」てしまう、一時の環境やその状況に「慢心」し、安易に一時に過ぎない「安心」に溺れてしまう、その精神構造を持つ限りにおいて、もはやこれはいっそ、不可避である、と言い切れるような事柄です。時は常に流れ、世は常に移ろうその事を知りながら、人は安易に己が固定観念に縛られます。であるからこそ、我々は、常に自らのおかれている環境や状況の変化に対応して


常に考え続け


て、また、その時々にあわせた


選択・決断をし続ける


わけです。現実に、この世界に昨日と同じ明日は来ません。ましてや、今や日進月歩に人間社会を支えるその「技術」が日々進歩します。日々移り変わってゆく新たなその「環境」や「状況」に対応し、それに順応し続ける事が、結局、生き残る…サバイバルにおけるその秘訣であり、また、その極意でもあるわけですね。


流れを見なさい


 物事には、必ずその原因と結果あります。物事の流れを見、そして様々なそれを蓄積する事は、やがて


新たな流れを読む


その事にもつながります。やがて訪れるだろう危機を予測し、また、それに備える事が自然身に付くわけですね。しかし、これらに捉われてしまい、それに固執する事もまた、私が鬱の迷路に陥ったように、迷いや優柔不断のその陥穽に陥る事となります(笑)。

 近年私は、これに「楽天的に行動する」ということを加える事を覚えました(笑)。


常に最悪を考え、しかし楽天


に行動する


 最悪を知り、それに備える事は大切な事ですが、ある程度の見極めがついたなら、後は楽天的に行動したほうが何より精神的に楽ですし、また、不思議とその方が物事が上手く行くからです(笑)。あれもできない、これもダメ、とネガティブに…悪く考えずに、ポジティブに…良く考える事で、物事を楽天的に考える事で、新たな解決策が、悪く考えては見出せなかったものが見えるようになるからです。

 ただし、先の衆議院選ときのタロサ…麻生太郎氏のように、その結果として、


最悪を考えず楽天的に行動する


のは明らかに間違いです。勝負事には常に勝ち負けが必ず伴います。負けるその可能性を頭から排除してしまった事が、その後の現在の自民党の凋落にもつながっていますからね。大将たる者、勝ちは下の者に考えさせれば良かったのですが、下手にタロサには能力のある分、勝ちを自らが考え、自身で担ってしまったのでしょうね。

 大将に必要なのものは、部下のやる気を引き出させ、万一の負けに備える事こそが重要で、極論すれば、後は無能や足を引っ張るだけの害にしかならない存在を組織から排除するだけで良かったのです。少なくとも、小泉純一郎氏はそうする事であの郵政選挙に勝利し、またその後、一年余りの残余の任期期間中に初めて自民党を掌握する事ができました。その意味で言うなら、小泉純一郎氏には安倍晋三氏や麻生太郎氏など、その下で最善を尽くした優秀な人材を持っていましたが、その後を受け継いだ両者には、それに代わる存在が見出せなかった事もその敗因となったのでしょう。

 安倍氏には麻生氏がいましたが、結局、外務大臣という激務な要職に就いていましたからね。常に陰で支える立場のポストに、優秀な人材を充てられなかったその不幸もあるのでしょう。ま、それだけ、その後の自民党には私の良く言うところの


金と権力の狗


ばかりが雁首揃えて並んでいた事は間違いがありません。口先ばかりが先行し、足を引っ張るばかりであったわけですからね(溜め息)。何を敵とし、何を守るのか、を明確にできなかった事が、今も自民党のその凋落に大きく影響しています。


日本国民全体の利益


 以前からの私の持論であったわけですが、現実に、政権与党や野党における狗の連中は、それを切り売りする事で「金」である選挙資金を得、また、「権力」である票を得る事に日々余念がありません。嘘と欺瞞の美辞麗句を重ねては、結局、彼らの本音は我々日本国民の利益を損ない、そうする事によって自らの私利私欲をどこまでも追及し、ただ単にその私腹を肥やす事だけにしか他なりません。

 彼らの望みは我が国を、汚職や腐敗の満ちたかの国々のような、一部の権力者らによる暴力によって支配する社会こそが望みであるわけです。しかし、それには公的暴力の掌握が不可避であり、また、アングロサクソンの了解を得なくてはなりませんが、きっと、狗な彼らにはそんな事はどうでも良いのでしょう。狗だけに、目先の事で手一杯でしょうしね(笑)。狗の狗たるゆえんです。足元のその危うさも忘れ、日々、踊り狂う彼らのその姿はきっと、永く日本国民に戒めの記憶として語り継がれる事でしょう(笑)。

 少なくとも、彼らは狗としても無能である事は確かです(笑)。己が分をわきまえるほどの能力すら持ってはいないのですから(笑)。ではm(__)m。