鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

それゆえに27

 人と話していますと、あの三橋貴明氏を筆頭とする、政府の財政出動によるデフレ脱却論を主張する人々を、ネットの一部では、すでに「三橋グループ」などとも呼ばれたりもしていますが、その一方で、リアルでは相変わらず、財務官僚らに記者クラブで配布される資料という紙切れで、まるで狗のように良い様に操られている従来メディアのその悪影響が及ぼす影響…はっきりいえば「ペテン」に引っ掛かっている人のその多さを実感します。

 国の借金たる国債の、その多くを実際に買い支えているのは我が国の金融機関であり、また、その原資…資金は民間の預貯金であり、デフレ・スパイラル…不況で物が売れないので物価が下がり、企業利益が下がり、民間給与が下がり、その煽りで消費が冷え込み、さらには不況の悪化で物が売れないので物価が下がる、の悪循環…が、他の円建ての資金運用先や投資先を金融機関から奪い、したがって、民間の預貯金の金利を我々に支払わねばならない金融機関は、一番安全確実な円建てで為替リスクのない運用先である日本国債に殺到するわけです。ま、ここに来られる多くの方にはすでに「耳タコ」でしょうけど(笑)。

 赤字国債の発行は、先日、記者クラブで配布される財務省資料のコピペ…丸写し報道が、その根本的な能力の低さ、人間としての質の低さから彼らの狗に成り下がっている従来メディアによって、ついに900兆を超えた事が大々的に報道されていますが、その一方で、それに関連付けて不況による…いわゆる「デフレ不況」による政府の税収不足が、デフレ・スパイラルにより悪化し続ける…民間の経済規模が縮小し、つまりは、いわゆる「GDP(国内総生産)」の成長率停滞やそれが縮小する事で、逆に「官界」…公務員などの公的サービスの予算の肥大化を招いているため、予算が税収を超えて赤字国債が年々積み上がるわけで、じゃあ停滞、或いは縮小する民間経済規模に合わせて「官界」効率化して縮小しましょう、というのが小泉政権での「緊縮財政」とか「官から民へ」の考え方の根本でした。

 その結果はといえば、結局、「官界」の執拗な妨害による「公務員制度改革」の骨抜きによって、政治が「官界」の人事権…はっきりいえば「首切り」の実権を持たない以上、彼ら公務員にすれば職を追われるような心配はないわけですから、遠慮なく国民へのサービスの予算を削り続けて、自らの取り分たるキック・バック、或いはリベートの原資となる予算や公務員の人件費を守り続ける事ができ、その一方で、我々多くの国民はデフレによる所得の減少や治安や安全、平和と繁栄、医療、教育などの公的サービスの質量共の低下を、悪化を実際に押し付けられて日々喘いでいるわけです。

 勿論、公務員の現場は、少ない予算ながら血反吐を吐く思いで、日々献身的に、文字通りの粉骨砕身で我々日本国民に向かい合っている人々も居ますが、元々、そんな人々の存在は一部の希少な存在で全体…マクロで見れば圧倒的大多数が無能と悪意に満ちているか、或いは、無関心に日々を怠惰に過ごしているわけです。不況もデフレも彼らには関係なく、遊んでいても首にはならず、私腹を肥やしてもばれなければ大丈夫ですし、ばれたところで返せばそれで済むのです。場合によっては、免職や失職すらしないわけですから彼らは「運が悪かった」以上の反省すら覚え…自覚はしないでしょう。訴えられ、仮に裁判に負けても誤りすらも認めずに、その賠償ですらも平気で値切る連中ばかりです。


公務員は悪だ(´・ω・`)


 そんな、元極左である私の「魔女狩り」や「レッテル張り」の呪詛が、人々の間で深く静かに拡がって行くその様は、私的に眠ったはずの狗の血を騒がせ、どす黒い人類社会のダークサイドへの堕落を甘美に誘ったりしますが、ま、ドン引きする人々と、友人や知人の大阪ならではの「ダークサイドに堕ちてる、堕ちてる(殴)」の仕込みツッコミが、大抵その場の雰囲気と私を正気に引き戻します(笑)。

 ま、ここら辺りまでが定番のいわゆる「ツカミ」となり、以下のポイント

・金融機関の買い支えている国債の原資は民間の預貯金であり、つまり国民の借金ではなく資産である

デフレスパイラルによる不況の悪化で、為替リスクのない安全確実な円建て運用先は、結局、民需の縮小する不況下では日本国債以外にはない

・日本国債金利の上昇は、すなわち景気の回復を指し示すもので、民需の拡大…つまりは他の円建て運用・投資先が安全になるため、国債からの、いわゆる「資金の逃避」を防ぐためで、金利の上昇は、借金負担の増加でなく「景気回復」と政府の「税収の増加」である

・そして、「景気回復」による緩やかなインフレ下でのデフレ解消は、お金の価値を相対的に下げますから、政府の借金自体のその重みを軽減する上に、物の価値が上がって民間の雇用需要が増加し、それが多くの日本国民の所得へと還元されるわけです。デフレスパイラルの逆循環ですね。

三橋貴明氏らが言うとおり、まずは、政府の「財政出動」による「景気回復」。「消費税増税」や大企業の「法人税減税」その後の話で良い

などを確認します。ま、その場の空気によっては「公務員は悪(´・ω・`)」や「従来マスコミはゴミでカス(´・ω・`)」、「共産・社会主義者は、そもそも無能か、そうでなければ狗しかいない(´・ω・`)」などで、再び友人知人に突っ込ませてみたり(笑)。

 ここまでに何か疑問を感じてもらえば、後は、実際の現実を元に、その疑問を解き明かして行けば納得と合意を得やすいわけですが、大事なのは、やはり具体的なイメージを個々に感じて、実感してもらう事なのかも知れません。それには、あの「国債を刷れ」での「乗数効果」を使った説明がどうやら効果的のようで、「消費税」や「ギャンブル」をその土台とした説明が、比較的に人々の反応が良いように私は思います。大抵、「そもそも、乗数効果って何よ?」となるのですが、ここで「掛け算の掛ける側の数の効果」では「フーン(´・ω・`)」で終わってしまいますので、私は「関わる人の数の大小に比例する効果」というようにしています。それに関わる人の数が多ければ多いほど、「消費税」は税収が上がりますし、また、「ギャンブル」はその胴元が儲かる仕組みです。

 政府の「財政出動」による「民需拡大」によった「景気回復」は、「所得税増収」と「消費税増収」に、そして、「金利上昇」は政府にとっての「税収増加」に繋がります。何せ、「その金利にだって税金は掛かる」わけですからね(笑)。「景気回復」さえすれば、圧倒的大多数を占める日本国民の日々の経済活動が、我が日本国における、いわゆる「国の借金」とかいう問題を解決してくれるわけです。政府の「財政出動」はいわゆる「呼び水」であり、確実にリターンの期待できる「投資」である事を説明した上で、必ず最後は、私を妄信する事は誤りである旨をいつものように告げ、自ら「調べる」、そして「考える」事を勧めるわけです。なぜなら、世界は


騙される方が悪い


のですからね(笑)。ではm(__)m。