鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

それゆえに38

 さすがにこれは触れずには居れません。以下の報道。

押収したデータ 検事が改ざんか 9月21日 9時54分 nhk

 厚生労働省の村木元局長が無罪判決を受けた郵便の割引制度をめぐる事件で、捜査を担当した大阪地検特捜部の主任検事が、押収したフロッピーディスクのデータを改ざんした疑いがあることが関係者への取材でわかりました。

 検察当局は、この検事から詳しい経緯や動機について事情を聞くなど調査を進めています。

 問題のフロッピーディスクは、郵便の割引制度をめぐってうその証明書が発行された事件で無罪判決を受けた厚生労働省村木厚子元局長(54)の元部下で、係長だった上村勉被告(41)の自宅から去年5月に押収されたものです。

 フロッピーディスクには、上村元係長が郵便割引制度を悪用しようとした団体のために作成したとされるうその証明書のデータが保存されていました。

 ところが、関係者によりますと、データの最終的な更新日時が、押収された時点では2004年の6月1日だったのに、1か月半後の去年7月になって6月8日に書き換えられていたことがわかりました。

 捜査関係者によりますと、事件を担当した大阪地検特捜部の43歳の主任検事が改ざんした疑いがあるということです。

 このフロッピーディスクそのものは、裁判の証拠としては提出されませんでしたが、データの更新日時が6月8日だった場合には、村木元局長がうその証明書の作成を指示したという検察が描いた事件の構図に矛盾がないことになります。

 関係者は、事件の構図に合うように書き換えられたのではないかと指摘しており、検察当局は、この検事から詳しい経緯や動機について事情を聞くなど調査を進めています。

 これについて村木元局長の弁護を務める弘中惇一郎弁護士は、記者会見し、「検察が重要な客観的な証拠であるフロッピーディスクを裁判で証拠として提出しないので、不審に感じていた。改ざんが事実ならば、検察、そして捜査の根幹をゆるがす大変な事件だ。村木元局長の意向によっては、検察官の刑事告発も視野に入れて今後の対応を検討したい」と述べました。

 また弘中弁護士によりますと、村木元局長は「たいへん恐ろしいことです。このことが検察官ひとりの行動として検察内部で片づけられてしまうのではないかと心配しています」と話し、検察による徹底した調査を求めているということです。


 さすがに、この展開をまったく予想だにしなかった辺りが、私の凡愚たるそのゆえんでありましょうorz。それを示唆する報道が幾つもありましたが、私はそれを、検察の情報戦の一環と捉えて完全に誤認してしまったわけです(´・ω・`)。まったく、完全な素人の思い込みでしたorz。

 そして、ここぞとばかりに、かの村木元局長は以下のように会見を開きました。

村木元局長“真相の解明を” 9月21日 13時34分 nhk

 厚生労働省の村木元局長が無罪判決を受けた郵便の割引制度をめぐる事件で、捜査を担当した大阪地検特捜部の主任検事が、押収したフロッピーディスクのデータを改ざんした疑いがあることが関係者への取材でわかりました。

 これについて、村木厚子元局長は21日正午すぎ、東京・霞が関で記者会見し、「話を聞いたときは、こんなことまで起こるのかと非常に恐ろしく感じました。何があったのかきちんと真相を解明してほしい」と述べました。

 また、村木元局長は「もし改ざんされたものが裁判に提出されていれば、無罪の大きな足がかりを得られなかったことになるので、ほんとうに怖いことだと思います。客観的な証拠が改ざんされるようなことがあるなら、何を頼りにしたらいいのかわかりません。今回の捜査ではフロッピーディスク以外のことも問題になったので、個人の問題としてわい小化せず、事件全体について何があったのか検証してほしい」と述べました。

え、自分の事?(´・ω・`)


 仮に、例え今回の裁判結果が正しいとしても、それが、厚生労働省のその組織的無謬を担保するわけではありません。

 先の政権交代以降、以下の話は元局長が逮捕された直後ですが。

厚労相 証明書発行手続き検証 6月16日 12時27分 nhk

 舛添厚生労働大臣は、16日に開かれた参議院厚生労働委員会と財政金融委員会の連合審査で、厚生労働省の局長が郵便の割引制度に必要な証明書を偽造したとして逮捕された事件について、証明書の発行手続きなどに不備がなかったか検証したうえで、必要に応じ再発防止策を講じる考えを示しました。

 この中で、舛添厚生労働大臣は「局長が逮捕されたことはまことに遺憾だ。今後とも検察の捜査に全面的に協力し、捜査結果などを踏まえて厳正に対処したい」と述べました。

 そのうえで、舛添大臣は「今回の事件を受けて、先月省内に大臣直属の調査チームを発足させた。問題となった証明書の発行手続きや公印の管理に不備がなかったか、一つ一つ検証したうえで、問題が明らかになれば、再発防止策を含めてきちんと対応したい」と述べました。

 また、これに関連して、政府は16日の閣議で、逮捕された雇用均等・児童家庭局の村木局長を16日付けで大臣官房付とし、後任に村木局長の下で審議官を務めてきた北村彰氏を充てることを決めました。

 その後、現在に至るまで何ら音沙汰のないところを見ると、政権交代したのを良いことに、彼らはうやむやにする気満々なのでしょう。勿論、厚生労働省官僚がその組織を挙げてね(笑)。彼らにすれば、今回のように、ノンキャリアに全ての責任を押し付けられる職場の不備をそのままにしておきたいでしょうから(溜め息)。

 ま、人間のクズとも言うべき「法匪」…法を盾にとって自らの利得を貪る連中の考えそうな事です。現実に彼らは、財務官僚らの「緊縮財政」の下、国民へのサービスを削り続けて現場を疲弊困窮に追い込み、多くの国民の生命をリアルに現在、危険に晒し続けています。自らに利得なくば、我々の命など彼らにとってどうなろうとも構わない、それが、彼らのその本性なわけです(溜め息)。

 医療崩壊新型インフルエンザや多剤耐性菌騒動も、要は、彼らが「何もしないのが仕事(笑)」などと、そのふざけた話しをそのまま実践してきた事によります。上意下達するばかりで、現場からのフィードバックすら受け付けず、自らの技能のアップデートも「法匪」として活用できるものばかりであれば、そりゃあ現場も崩壊するし、世界のレベルから二十年も三十年も感染症対策が遅れてしまうでしょう。当たり前の事ですよね(笑)。

 先の宮崎県における口蹄疫渦も、結局は、厚労官僚らと同じように過ごしてきた農水官僚ら…最も罪有るは赤松元農相ですが…にその原因の一端があるのは確かです。政治の暴走を食い止めるは、そのバッファ…緩衝装置たる行政なのですが、どうやら、彼らは一もにもなくそれに迎合してしまう辺りが、現在、我が日本国における公務員らのその特性です。

 強きにおもねり、弱きをくじき、自らの利得にのみ固執して、それが侵されるそのときにのみ真剣になる。ま、私ごときの「呪詛」がこれほど人々に理解され、広まってゆくそのゆえんでもありましょう(溜め息)。私に彼らが「呪詛返し」したいのなら、それは至極簡単です(笑)。

 自衛隊や警察、現場の多くの医師らなど、我が日本国の治安と安全、平和と繁栄を現に支え続けている数多の人々にも一部の例外…その誤差の存在は在るものの、それでも、圧倒的大多数の人々が日々そうしているように


普通に仕事しろ(´・ω・`)


って事です。ま、きっと、なるようになるのでしょう(溜め息)。ではm(__)m。