鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

それゆえに61

 昨日、報道によれば、自民党で各派閥などの会合が行われ、その中で、谷垣氏に近い立場の古賀元幹事長が以下のように発言したそうです。

「国のためには、菅総理大臣が辞めることがいちばんよいことだ。菅政権をどうやって崩すかを考えることが大事であり、谷垣総裁は、通常国会で、衆議院の解散・総選挙に持ち込むことに全力を挙げると、はっきりと覚悟すべきだ」

 やっぱりというか、未だ、大連立という裏技的邪道に未練たらたらなのでしょう。古賀氏は直接、谷垣氏に進退をかけて解散を目指す旨述べたようですが、私的には、谷垣氏のそのうかがい知れる、滲み出るようなまでの小者振りからしますに、どだい、到底無理な話しのように思います。

 そもそも、それができるような器量や才幹があるならば、すでに、総裁選出から一年以上もの時が流れているわけですから、そのどこかでやっていますよ、って話しです(溜め息)。

 現実に、ろくに決断できずに時間ばかりを浪費し、また、決断したときは後の祭りになってからですし、さらには、過去の遺恨や自らのしがらみにこだわる余りに、結局、どん底から経済を上向かせた麻生政権の功績はガン無視する始末。それで追い込めるのかといえば、大連立の事ばかり気にして、結局、成すべきも成さずに二度目の年越しorz。

 現政権与党も、氏が総裁である限り、安心して党内抗争に明け暮れるぐらいに緩んでいられるのが現状ですから、この事ひとつ取って見ても、いかに氏が、野党である自民党総裁としてはものの役に立たない存在かがわかります(溜め息)。

 資質も能力もない彼には、唯一の望みは、密室政治の大連立しかない旨を書いたのは昨年の初夏ぐらいかと思いますが、ま、私のような凡愚で外道ごときでもそれが見透かせるぐらいですから、今一、自民党に支持が集まり切らないのも道理です。

 政権与党とのその違い、自民党はこうする、こうだ、こうやる、が未だにないから、できてないからこそ、先の参院選での、菅氏のあの消費税抱き付き戦術…今やその戦略になりつつありますが、それがこうもその効果を発揮しているわけです。

 元々中身のない、どこにでも思いのままブレる事のできる菅氏だからこそのこの戦術ですが、現在のTPP…環太平洋パートナーシップ協定でのそれも、同じ抱き付き戦術の流れで、谷垣氏が何の狗かを見極めた上での事ですね。三橋氏などは盛んに批判していますが、その一方で、谷垣氏は触れようともしていません。同じ狗としても、やはり谷垣氏が下であるわけです。

 恐らく、この程度の事は、政治の世界では当たり前にわかる事でしょうから、多分、谷垣氏は党の中でもすでに死に馬扱いで、下手に関わって蹴られないようにみんな距離を測って接しているように私は思います。

 ま、古くからの親交深い古賀氏が、今回、恐らくは見るに見かねてのこの一件となったのでしょう。ある意味、事実上の最後通告ともいえるものなのですが、さて、谷垣氏に届いたかどうかといえば、多分、届いては居ないのでしょう。

 普通に考える能力があるのなら…少なくとも、凡愚で外道な私程度の能力があるのなら、あの口だけ正義の弟君を切れなかった時点で身を退くのですが、彼には、自らに都合良い未来を夢見る能力は持て余すほどに溢れてはいても、それ以外が絶望的なレベルに私には思えます。

 まあ、いずれにせよ、菅氏やその他諸々の狗連中も、現在の金と権力には噛り付いてでも離しはしませんから、その相手…当て馬としては妥当であった人材なのでしょう。ここまでのグダグダは、さすがに誰もが予想外であったでしょうが、それにしてもさすがに限度があるだろう、と私は思いますorz。

 ま、残念なお知らせですが、次の衆院解散まではまだ当分の間、現在のようなグダグダした政治業者らのレベルの低い争いを目の当たりにさせられた上、多くの国民は、現在の選民様らの搾取で疲弊する経済下でのサバイバルを強いられるわけですorz。

 ほんと不思議なのですが、彼らは変わらぬ明日を信じて疑いませんが、過去を振り返れば、現実を見なかった、見る事ができなかった選民様らの末路がゴロゴロしているのに、と思いますが、ま、滅びるはこうして滅ぶ、がこの時代においても繰り返されるのでしょう。

 人々と話すと、相手をなだめて、激情や熱情に浮かされる事無く、淡々とできる事を成すを説く日々。今が黎明の時である、を願って止みませんねぇ(遠い目)。ではm(__)m。