鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

それゆえに66

 何というか、毎日毎日こうも色々起こるのは、今現在が、我が日本国にとっての過渡期であり、また、歴史の大きな分水嶺に差し掛かりつつある事を確かに裏付けるものでもあるのでしょう。が、私的には、鬱持ちであるだけに、いい加減ついて行くだけでも精一杯orz。書きたい事は山ほどあれど、な状況ですが、ついつい後回しになるばかりorz。

 自然、たまに書けてもそのテーマが広く、どこか漠然としたものになりがちとなるのですが、今回はまず、以下のニュースから始めてみます。

“日本は大戦の結果認めよ” 2月16日 8時55分 nhk

 ロシアのラブロフ外相は、15日、「日本が第2次世界大戦の結果を認めないかぎり、領土交渉の進展はありえない」と述べ、北方領土はロシアによって不法占拠されたとする日本側を強くけん制しました。

 ロシアのラブロフ外相は訪問先のロンドン市内の大学で講演し、北方領土問題についての参加者からの質問に答えました。

 この中でラブロフ外相は「日本はほかの国と同様、第2次世界大戦の結果を認めるべきだ。それ以外に交渉が進展する道はない」と述べ、北方領土は、日本が敗れた第2次大戦の結果、ロシアの領土になったとする立場を強調しました。

 北方四島について日本はロシアによって不法占拠されたと主張していますが、ラブロフ外相のこの日の発言はロシア側の正当性を強調することで、北方領土の返還を求める日本側を強くけん制するねらいがあったものとみられます。

 さらにラブロフ外相は、ロシアの実効支配を正当化することになるとして日本が反対してきた北方領土の共同開発について、先週、前原外務大臣との会談ではこれまでと異なる前向きの感触を得たという認識を示しました。

 ロシアは菅総理大臣が去年のメドベージェフ大統領の北方領土訪問を「許し難い暴挙だ」と非難して以来、日本への批判を強め、先週の日ロ外相会談も領土問題を巡る双方の溝の深さばかりが際立つ結果に終わっています。

 ま、日本国民の視聴料で成り立っているくせに、こんなときだけは、しっかりと第三者的に記事を仕上げる辺りが狗HK(´・ω・`)。さすがに、最近は隠し切る事が難しいですから仕方なく報じたりはしていますが、それでも、やはり微に入り細を穿つがごときのその報道姿勢には、さすが国内随一の、その名に狗の名を冠するに相応しき腐れっぷりといえましょう(笑)。

 ま、事態はすでに、彼らが狗に夢中になっている間にも刻一刻と進行しているのですが、もはや遠くもない未来に来るだろうそのときまで、きっと、彼らはそのままであるのでしょう。怒りは憎悪に変わりつつあるは、先日、三橋貴明氏もブログで書かれていたのですが、彼ら…自称「選民様」らはきっと、根本的なところでの思い違いに気付いていないのです。

 限界は不意に訪れ、変化は始まれば止める間もなく加速するばかり。そのとき、どちらの立ち位置に居るべきか。あちらの側か、こちらの側か。それが時間の問題である事は、もはや明らかであるわけです。しかし、それをいつであるかを特定するは、神ならざる人の身には余りに過ぎたる事。ま、滅びるはかくして滅ぶ、が世の習い。古来よりの繰り返しですね(笑)。

 話しがいつものように脱線しましたが、さて、先の記事にもあるように、日ロ関係は、もはや自民党政権時代とは比べるべくもなく後退し、日本国内では勇ましい現政府与党も、彼らの前では借りてきた狗状態で、相手の注文相撲ならぬ注文外交に唯々諾々と従うばかり(溜め息)。以下の記事のように、

外相“北方領土は固有領土” 2月10日 12時30分 nhk

 前原外務大臣は記者会見で、ロシアのメドベージェフ大統領が自国領として北方領土の開発に全力を挙げる考えを示したことについて「北方領土国際法的にみて日本固有の領土であり、要人が何人訪問しようが、軍事的なプレゼンスを強めようが、われわれの意思は微動だにしない」と述べました。

 この中で前原外務大臣は、ロシアのメドベージェフ大統領が北方領土はロシアの主権が全面的に及ぶ地域だとして、軍民両面で開発に全力を挙げる考えを示したことについて「戦後65年たっても解決していない問題であり、過去には領土問題を議論すらできない時期など、山も谷もあった」と述べました。

 そのうえで、前原外務大臣は「北方領土国際法的にみて日本固有の領土であり、ロシアによる占拠に根拠はない。要人が何人訪問しようが、軍事的なプレゼンスを強めようが、国際法的な評価は変わらず、われわれの意思は微動だにしない」と述べました。

 一方で、前原外務大臣は「日ロ関係は大変大事であり、お互いのウィン・ウィンの関係を築くために、北方領土問題を解決して早く平和条約を結んだ方がいい。さまざまな協力関係を具体的に進めながら、信頼関係を高めることが重要だ」と述べました。

なるほど、国内ではかくも勇ましいのですが、その一方で、

極東開発 円卓会議設置で合意 2月12日 4時41分 nhk

 ロシアを訪れている前原外務大臣は、日本時間の11日夜、フリステンコ産業貿易相と会談し、日ロ両国が協力して極東・シベリアの経済開発やインフラ整備などを進めるため、ことし中にロシアで、両国の民間企業も交えた円卓会議を開くことで合意しました。

 この中で前原外務大臣は、日本とロシアの経済協力の進め方について、「極東と東シベリア、そしてロシア経済の近代化を中心に、互恵的な協力を進めたい」と述べたのに対し、フリステンコ産業貿易相は「両国の官と民が経済関係を前進させる、よい可能性がある」と応じました。

 そのうえで、両氏は、極東・シベリアの経済開発やインフラ整備などを進めるため、ことし中にロシアで、両国の関係閣僚をはじめ、民間企業の幹部も交えた円卓会議を開くことで合意しました。

 また、会談では▽サハリンでの天然資源開発プロジェクトの検討や▽省エネに関する技術協力などを拡充することを確認し、日本企業のロシア進出などを支援するため、次官級の窓口を作ることで一致しました。

 会談のあと前原外務大臣は記者団に対し、「日ロ間には、まだまだ大きな潜在力がある。貿易や投資の一層の拡大だけでなく、日本経済の活性化の観点からも、両国企業の取り組みを今後も支援していきたい」と述べました。

その上さらに、

日ロ 平和条約締結へ努力確認 2月12日 20時51分 nhk

 ロシアを訪れている前原外務大臣は、ナルイシキン大統領府長官と会談し、北方領土問題を巡って双方の立場を主張しあう一方で、日ロ関係をさらに発展させる必要があるとして、できるだけ早く平和条約を締結できるよう努力していくことを確認しました。

 この中でナルイシキン大統領府長官は、北方領土問題に関連して「日本とロシアの間に平和条約がないことが、関係発展の妨げになっている。菅総理大臣の過激な発言もあったが、ロシア側としては、今後、前提条件なしに平和条約の締結に向けて議論する用意がある」と述べました。

 これに対し、前原外務大臣は「先の菅総理大臣の発言は、今の国民の心境を代弁したものだ」と述べたうえで、メドベージェフ大統領の北方領土訪問などに遺憾の意を示すとともに、北方領土は日本固有の領土だという日本の立場を改めて説明しました。

 そして両氏は、日ロ関係は互いにとって重要な2国間関係であり、さらに発展させる必要があるという認識で一致し、できるだけ早く平和条約を締結できるよう努力していくことを確認しました。

 このあと前原外務大臣は、記者団に対し「大局に立てば、日ロ関係は極めて重要だ。首脳や外相どうしの信頼関係をしっかりと保ちつつ、平和条約を早期に結ぶという互いの意志を確認しながら仕事をしていきたい」と述べました。

ま、事実上ゼロ回答どころか、相手のマイナス回答に対してのこの大盤振る舞いですorz。外交するに何ら裏付けのない彼らには、相手に、交渉テーブルに付いて頂くだけでもこれだけ差し出さなくてはなりません。その上で、最初の記事のように追い討ちまでかけられています。まさしく、無能で狗の極みでしょう(笑)。

 彼らには、小泉政権以降の安倍政権の地ならし、イレギュラー…かの国々の思惑通りの福田政権以降の、あの麻生政権での北方領土交渉の突然ともいえるその進展も、その理解を遥かに超えた出来事であったわけです(溜め息)。その無能も、さすがにここまで来れば見上げたものですが、ほんと、口先と見せ掛けだけの要らない連中ですねぇ(溜め息)。

 国家戦略の基本には、三十六計に有名な「遠交近攻」なるものがあります。読んで字のごとく「遠くと交わり、近くを攻める」がその意味なのですが、安倍政権では、NATOへのオブザーバー参加や今上陛下御自らの皇室外交など、その地ならしと共に軍事を前面とした我が国としては珍しいオーソドックス…伝統的なものでしたが、その安倍政権時代に、二つの出来事がありました。

 そのひとつは、当時、外相であったタロサ…麻生太郎氏の、その外交戦略を示唆する講演と演説などを集めた「自由と繁栄の弧」の出版。そしてもうひとつが、経済産業省が発表した「エネルギー効率の国際比較」という、試算による参考値を明示した報告書の発表です。

 いずれも、ネットでひところ話題となり、リアルでも注目されたものではあるのですが、なぜか安倍氏退陣の折に幾つかの欺瞞情報が流れ、それらが真価を発揮するには福田氏の退陣を待たねばなりませんでした。ま、ここにこられる方々には周知の事でもありましょうが、ここはひとつ、話の流れとしてご容赦m(__)m。

 「自由と繁栄の弧」は、共産・社会主義独裁国家群を民主主義と法治、経済発展により囲ってしまう事で、冷戦の頃のような多正面への軍事的分散リスクをかの国々に負わせ、また、経済的にも周辺国を発展させる事でより安定的なパワー・バランスをかの国々に対して構築する、というかの国々にとってはソ連崩壊のトラウマを呼び覚ますものでしたが、そこに、我が日本国に対して、かの国々が八倍や十八倍の化石燃料を消費していることが先の「エネルギー効率の国際比較」で明らかとなりました。

 安倍政権の軍事を前面にした手法には、何よりも時間が掛かる上に金もかかるというネック…弱点があったのですが、先の二つの出来事を結びつける事で、我が日本国のその特性…経済を活かしたアレンジ版の「遠交近交」戦略、石油や天然ガスによる外交戦略が成り立つ事がわかったわけです。中国にしろ、ロシアにしろ、省エネはその国家戦略上必要不可欠であり、また、産油国のロシアにとっては、石油や天然ガスは他国に売ってなんぼの代物。国内消費の低減は文字通りの死活問題(笑)。

 ましてや、ときはリーマン・ショック直後の世界的金融恐慌ですから、特にロシアにとって、我が国でかの石油・ショック以来培われた省エネ技術は、まさに喉から手が出るほどの垂涎の的であり、また同時に、その技術を持って欧州…特にその顧客たる東欧や中央アジア諸国などへの進出は、経済のみならず軍事、外交の面から見ても明らかに驚異であったわけです。それは中国も同じであったでしょう。大陸国家のその弱点を突くわけですからね。

 周辺諸国の経済の発展は、かの国々国内の富や人…労働力と頭脳の流出、また、周辺国の軍事的独立やその充実を招き、さらには、我が日本の外交力と世界的存在感が増す事と同義ですから、そりゃあ、あのメドベージェフもすっ飛んでくるわけです(笑)。逆に、それゆえにこそ、あの田母神氏の一件へのその対応が私には惜しまれてなりません。確かに、ルールを侵した事への謗りは免れないのですが、その一方で、左派の作り上げた言論タブーや職業差別は明らかに政治の怠慢が生んだものです。ま、今さらですけどね(溜め息)。

 我が国のデフレから脱却…経済発展もまた、かの国々にとっては経済的にも外交的にも、そして軍事的にも忌むべきものであったでしょう。それは、その後大々的に行われた麻生政権へのネガティブ・キャンペーンからも明らかです。国益を理解できない無能であれ、また、かの国々の提供する利得に踊る狗であれ、あのとき、麻生政権の足を引っ張り続けた、下種な連中には相応の報いがあってしかるべきですが、同時に、あのときの足らざるを、今はタロサが補っている事を願って止みません(遠い目)。

 とりあえず、現政権与党は当然として、その他野党や自民党内の左派…現在の執行部を始め、呼ばれてすっ飛んでいく森元首相や、そこにつながっているだろう中川秀直議員や武部元幹事長などもあまりに害が大きすぎます。あの鳩山家の口だけ正義の弟君などは言わずもがなです。事実上、彼が絶好のタイミングで騒がなければ、麻生自民党があれほどの惨敗をこうむる事はなかったでしょうしね。まさにキング・オブ・狗orz。仮に単なる無能としても、彼らは存在してはいけないレベルに達しているのは確かです(溜め息)。

 しかし、彼らの成した政権交代のそのおかげで、彼らがどれほど要らない人間であるかが明らかとなったのは不幸中の幸いといえますし、また、タロサの「自由と繁栄の弧」、そして、我が日本国の経済発展がかの国々にとって、どれほどに忌むべき事であるのかが誰の目にも明らかとなりました。

 後は、この事…この優れた戦略がどれほどの多くの日本国民に広く認知されるかでしょう。優れた戦略ほど、より多くの人々の認知と理解によって強い結束を促します。その点、我が国の選民様らは秘密主義過ぎますね(笑)。かの国々、そのいずれにおいても、もはやひとつの結果がでました。結果の出た以上、次はその対処です。ま、変えるべきを変え、守るべきを守る。それだけの事ですけど(笑)。

 人々と話していますと、説明さえすれば、これぐらいの事は誰もが簡単に理解して下さいます。明治の元勲らの戦略のおかげ(笑)。その反面、人々の闇が深く、どす黒くもなりますけどorz。後は成るようにしか成りませんし、文字通り、後は成るように成るだけです。ま、私からは「明日は我が身」の言葉を、自称「選民様」らに送るぐらい(笑)。それ以上の義理もありませんしねぇ(遠い目)。明日が良き日であるを願って、ではm(__)m。