鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

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それゆえに74

 鬱のために「ジェイ・ゾロフト」という薬を処方されている事は、以前にもここに書いたと思うのですが、一日に服用できるリミットの4錠では足りずに、漢方薬の「半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)」(を)併用する事を続けていました。

 それがここに来て、だいぶ回復し始めたのか感覚が鋭く、異常なまでに鋭敏になりまして、かえって脳が疲れる上に、本来視えてはいけないモノまで視えそうな勢いである事をクリニックの先生に相談したところ、「では(笑)」という事で、ゾロフトを1錠減らしたのが8月の末、9月の初め頃でした。

 その関係もあり、8月末発売であった「ギレンの野望」のシリーズ新作を買ってやり始めたのはつい最近、今月に入ってからなのですが、なるほど、噂に違わぬ手強さです(笑)。

 元々が、その裾野を広げんがためにその難易度が低く設定されていて、人によっては、独自のルールを設けて難易度を上げねばならない傾向の強いゲームでしたが、その印象がガラリと変わるほどには手強くなっていますね。

 ま、確かに、有料ダウンロード・コンテンツも含めて定価ぐらいが相当で、その少々商売っ気が過ぎるところが鼻に付くのには頷けますけど、ゲームバランスがどうのとか言うのは、ちょっと私的に違う気がしなくもありません。

 それというのも、ここ数作は常にゲームバランスのブレイカー…壊し屋的な存在が常にありましたし、それを独自ルールで個々に調整して楽しむ事が、現実に、好意的に割と広く受け入れられていると私はそう考えていました。

 ま、今作は単純に難易度が上がったため、これまで難度の低さで広く受け入れられていた事が裏目に出、以前は楽しめたのに今作で疎外感を覚えた方がネガティブな反応を示しているような、各所で記しているような気がしています。

 そのせいもあって、私自身レジで「え?」と思うぐらいには値崩れしていますから、前作までを、独自のルールを設けて自らに制限を掛けながら、噛んで含めて愉しめた方には、今作もそれなりに充分お買い得なように思います。

 今作にネガティブな反応を示す方の中には、さらに「難度を上げろ」的な事をアマゾンなどでも記されていますが、今作を楽しめない方に、それは自らの墓穴を掘るだけで、その結果、誰も得をしない事に………気付かないからこそのこの有り様でもあるのでしょうね(溜め息)。

 私的には、もう少し1枚マップを拡げて部隊制限数を増やし、地上拠点をもっと増やして各所の戦線、一枚マップ上の要衝の攻防を強調して欲しいのですが、ま、恐らく、次作の難易度は下げられてしまうのでしょう(溜め息)。

 戦略上の「戦は数」は今回若干薄まって、一枚マップ上の戦術上の「足止め」は強化されていますが、その割に重要拠点マップでの「撤退判断」はいささか早い気もします。

 勿論、まだまだ触った程度の印象にしかすぎませんから、この先、基本難度が上がるにつれて、それらの事柄も別の印象に変わる気もしなくはありせん(笑)。

 今回1枚マップになった事で、単に拠点の攻防ではなく「制海」や「制空」のゾーン・ディフェンス…「領域防御」やキル・ゾーン…「殲滅領域」の概念が強調されたのは私的には大変好感が持てます。

 ま、簡単に言うと「線」ではなく「面」、トリアーエズを一枚壁として使うのではなく、網の目や碁盤の目のように一マス空けて配置して、相手の動きを制限しながら、こちらは優位に動き回って勝つという、戦いをする上では基本的な概念ですね(笑)。いわゆる「かかって来るなら皆殺し」の概念(笑)。

 何にせよ、ちょっとでもぬるい事をしようものなら、たちまち「足止め」を喰らってしまうところは、これまでより緊張感があって素敵です(笑)。ま、セーブしまくりですけどね(´・ω・`)。対ゲリラ戦…現代の対テロ戦に通じるものがありますねぇ(遠い目)。

 地政学的な要素も、これまでより格段に強くなりましたから、ぜひ、この方向で………でも、それでは世間には広く認知はされないのでしょうね(遠い目)。

機動戦士ガンダム 新ギレンの野望 - PSP

機動戦士ガンダム 新ギレンの野望 - PSP

 さて、やっと本題(笑)。ここ最近は、先のエントリーでも書きました「一城皆殺し」で人々をドン引きさせて来た私ですが、現代におけるあちら側とこちら側…例えば公務員と民間の戦いにおいては、現実に、「一城皆殺し」の状況にはなり得ません。

 なぜならば、以前からの繰り返しですがどんなに腐っていようとも、誰も彼もが全て腐り切っているわけではありませんし、また、その逆も真なり、で誰も彼もがその人でなくてはならない重要無比な仕事を担っているわけでもないわけです。

 以前からの持論なのですが、現在の公務員と民間の構図は、公務員側の民間に対する遅滞戦…変化を先延ばしせんがためのいわゆる「足止め」が行われていて、すでに、彼らの敗北は必至の状況下にありながらも何とかそれを少しでも先延ばししようとして足掻いている状況です。

 相手を足止めするに、ゲリラ戦…テロ戦ほど有用である事は過去の歴史と現実でも証明されています。大陸文化における「選民思想」の集大成たる共産・社会主義思想の影響を色濃く受けた彼らが、あの毛沢東敵よって(手によってorz)洗練されたゲリラ戦略を活用しないわけがありません。

 もっとも、最近は「なんちゃって保守」や「利権保守」など、彼らのような伝統的に社会の暗部な連中も同じ事をやっていますから、ま、分野は違えど同じ結論に達する、(は)こんなところでもその正しさが証明され、今や左派だけの専売特許とはいえなくなりましたけどね(笑)。

 では、ゲリラ戦略…テロ戦略とは何か? その基本は多くの人々に紛れて相手の弱いところを執拗に攻撃し、反撃を受ける前に人々に紛れて逃げ、それを避けてしまうのを繰り返す事です。

 相手の油断と隙を突き、自らは無辜の人々に紛れて相手の反撃を避ける。いわゆる「虐め」をしながら注意されると「みんなやってる」と逃げる、或いは、組織の中で悪さを行うその当人が「そんなヤツばかりではない」と声高に主張するなど、ま、そのバリエーションは様々(笑)。

 「集団に紛れて悪行を働くが、その責任は取らない」

 現在の、我が日本国における「選民」様らの、政権交代以降に常態化したその姿ですね(笑)。

 「一城皆殺し」は、古来より行われて来た戦の常道と言えますが、頑なに篭城せずに開城するのであるならば、そもそも、こんな非道な事は行う事もないわけです。が、結局、今も昔も人というもののその本質は変わる事がなく、甘さを見せる限りそこにつけ込んでくる連中が必ず居るのです。

 では、なぜ中曽根氏や小泉氏、最近では橋下氏が、実際に「一城皆殺し」を辞さぬ覚悟を示し、それが功を奏したのか? さらに「一城皆殺し」を実際に行うことなくすんだのか?

 それは多くの人々が薄々感じ続けていた事が事実であり、また、他では今の生活(水準)をとても維持できない、その事自体を当の彼ら自身も良く知っているからです。

 彼らが常日頃言う諸々が真実であるならば、彼らは、以前北海道知事に批判された自衛隊がしたように、彼らもまた、「やってられるか!」の一言の下に辞めてしまえばよかったのです。

 しかし、彼らは、あのときの自衛隊のように他に代わりの居ないようなたいそうな仕事や何かを実際に担っているわけではく、単に、ある一定の水準さえクリアしてしまえば(比較的多くの人々が)誰でもでき得る仕事をしているにしか過ぎません。

 つまり、彼らの代わりはいくらでも居る事を、彼ら自身が良く認識しているその証左ですね(笑)。さもなくば、橋下知事が「そんなに嫌やったら、辞めたらええヤン(意訳)」と彼らに告げたときに、たちまちの内に事態は大量退職に発展したはずでした。

 が、現実はそうはなりませんでした。ま、他にも伝統的に受け継がれてきた表に出せないようあれやこれやもあったでしょうし、何より、彼らはその公務員の立場を失ってしまえばそれと共に失うものが余りに多すぎる程度の存在でしかありません。

 そういえば、「下手をすれば組織的知見や知恵、技術が失われる」みたいな意見がありましたが、どうしてこう、彼らは常に安全保障上の対極、向こう側に居たがるのでしょうね?(笑)

 単に情報共有し、誰もが代わりを努める事ができるようにするのは震災以降の重要な教訓なのですが、ま、それよりも、彼らにとっては己が保身こそがどこまでも最優先なのでしょう(溜め息)。

 そうやって、有史以前から秘密主義の余りに失伝した諸々の多さを想うとか、歴史に学ぶとか………しないからこそのこの有り様orz。「青は藍より出でて、藍より青し」の言葉の通り、世の中、何がより青くなるかは私の予測できるところではないのですけどね(溜め息)。

 ああ、毎度の事ですが、何か私がもっともらしい事を書いてるからといって、安易にそれを妄信するは誤りですよ?(笑)。ではm(__)m。