鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

それゆえに95

 暑いですね(笑)。もう笑うしかない連日の酷暑に、お盆の時期が重なったのですが、湿度が低いせいか大阪では意外に人通りがあります。ま、リアルに一歩間違えれば、即座に熱中症の危険がありますが、酷暑の下での過ごし方にみんな慣れたのかも知れません。

 しかし、表で冷たいビールを飲んだりしても、瞬く間にそれが身体から抜けてしまう辺り、亜熱帯を通り越してもはや熱帯の国にいるかのような、そんな錯覚すら覚えます。ま、しょせん錯覚なのでしょうけどね(笑)。

 さて、ここ最近の話題といえば「消費税」の増税の是非。やはり私的には、来年四月時点での増税…3%増税は基本的に反対の立場です。

 政権交代以前のタロサの「全治三年」から先の三年三ヶ月まで、経済…主に民間経済はずっとずっと痛み続けており、増税した場合のGDP縮小は、橋下政権時3%超えをさらに上回る5%を超えるだろう試算もすでに出ています。普通なら、ここで増税などあり得ないでしょう。

 普通なら、ね(溜め息)。

 しかし、彼らの利得の源泉たる予算獲得に血眼な財務省厚生労働省辺りは、いつものように、「俺に良し、俺に良し、俺に良し。ヒャッハー♪」なそのノリで再び民間経済を食い潰す気満々で、増税を既成事実化するためにあらゆる手練手管を動員中orz。

 増税を強行するなら、その予算増額に合わせてかの二つの省庁は、いい加減にその悪逆非道な構造を改革するべきでしょう(溜め息)。

 以前からの持論ですが、我が日本国における公務員組織は硬直化し過ぎており、人材が明らかに偏り過ぎで、変化する時代にまったくついていけてません。

 彼らは、いつまでも過去(バブル時代)の栄光にすがり付くばかりで、一向に未来…先の事に目を向けず、身分制度を盾に狭い世界に引き篭もるばかりでしかありません。

 安易に「数を削減せよ」というのではなく、「構造改革」の名の下に、バタバタ死人が出るまでに無理矢理最適化させられた民間並みに、公務員もまた、民間に準じてその給与が決定される以上は、その労働環境もそれに準ずる「構造改革」が当然でしょう。

 ま、そうすると「優秀な人材が逃げる」と返って来るのでしょうが、私にすれば、この世界的デフレ不況の中で「一体どこに逃げるのん?(´・ω・`)」と聞き返すしかありません。

 我が大阪を見ればわかりますが、全国でも最低ラインの給与でも組織的破綻もきたしていませんし、第一、大量に辞めてくれるのであれば、その分、低所得で苦しんでいる新たな若い血でそれを埋めればよいだけです。

 今がデフレである以上は、民間では派遣に相当する「准公務員」待遇であっても、その求人(に)は常に殺到するでしょう。逆に言えば、組織を若返らせるこれはチャンスである、とさえいえます。

 仮に「優秀な人材」といっても、しょせんそれは公務員世界の中のことでしかなく、現実に、多くの公務員は最先端の知見や技術のそのほとんどを、許認可権を振り回して、常に民間に「おんぶに抱っこ」の状態です。

 彼らが民間の最先端、或いは、せめて先端の現場を知り、それ準ずる能力を持っていたなら、福島第一原発はその規制と監督の下に着実に収束に向かっていたでしょうし、感染症や薬害事案、公害訴訟もこう何度も繰り返し起こる事もなかったでしょう。

 なぜか?

 答えは、民間や現場にマル投げするばかりで、本来、彼らが規制と監督のために持っていなければならない、その知見や能力をまったく身に付けていないからに他なりません。

 政治家をも含め、事態を俯瞰視し、把握した上で問題の焦点や課題を見出す能力、それを支える知見を持たぬばかりに、文字通りに、彼らは「何をすれば良いのか」が分からないからこそ、責任のみを回避し、許認可の利得ばかりを追うばかりに常に事態が悪化するのです。

 繰り返しますが、私は「単に数を減らせ」といっているわけではありません。

 ま、(先の)「緊縮財政」の失敗は、「人の心が必ず腐る」事が(全く)考慮されずに、単に公務員らの分け前を増やすためだけの人員削減と、その人員減を補わんために、彼らに怠惰と怠慢を許し続けた事にありますけどね(溜め息)。

 (まさに彼らの)怠惰と怠慢の証左orz。

 ま、ともかく、これは三橋貴明氏も言っていますが、デフレ下での政府支出は基本的に減らすべきではなく、省庁単位に止まらず、全体での人材配分のその内容を変え、必要とされる人間をいかに必要な部分に重点配備・配置し、或いは、ときに民間から招聘するかの話し。

 結果として、そうして「准公務員」を主に一般行政職に増やす事は、より民間経済を間違いなく回すでしょうし、また、民間人件費…その労働環境の向上にも資する事となるでしょう。ま、民間の失敗(派遣切り・偽装請負)に学ぶ必要がありますけどね。

 予算規模はそのままに、その重点配備・配置内容を変更する。勿論、これは政府の、民間へのための「財政出動の継続」が必須の条件であり、それにより、更なる税収増にもこれは間違いなく大きく貢献する事柄です。

 安全保障のみならず、防災・減災上の観点からも、至近の未来を見据えた行政組織の人材配置内容の転換は必須の事柄ですし、予算や制度面からも、現在のそれらは、予測され得る至近の未来には明らかに合致していません。

 で、最初に戻って「消費税増税」。

 やはり私は、基本的に「マイ・ナンバー(社会保障・税番号)制度」の運用開始までは、「消費税増税」は先延ばしにしたほうが良いように思います。仮に増税するなら、「GDP縮小分」を織り込んだ巨額の財政出動抜きでは話になりません。

 巨額財政出動するのであれば、「マイ・ナンバー制度」は十二分にその威力を発揮するでしょう。あくまでも民間の我々にとっての話しですが(笑)。

 ま、勿論、こんなのはせいぜい議論の切っ掛け程度の話しに過ぎず、そもそも、鬱で凡愚な外道の私ごときを妄信するなどあってはなりません(笑)。ま、世は成るように成るし、成るようにしか成りませんけど(溜め息)。ではm(__)m。