鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

それゆえに19

 梅雨という、鬱にとっては最悪ともいえる季節に入ってからというもの、例年のごとく起き上がれない日々を想定したのですが、業界で噂の『光トポグラフィー』の件を知り、喜びや楽しさなどの感情を担う前頭葉…脳の前半分…への血流が重要な事を知り、また、クリニックの先生との話し合いの中で、脳内伝達物質のセロトニンやその原料のアミノ酸トリプトファンは、溜め込むのではなく、それらをより使う能力自体を伸ばしてゆくことこそが重要で、それには、日の光を浴びて人々と行き交う散歩こそが一番効率が良い、という結論に至りました。

 ジェイゾロフトや半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)が私にとっては身体に合う薬であり、事実、ジェイゾロフトはここ一年余り、漢方の方も半年余り実際良く効いていたわけですが、知らぬ内に、これらの薬に頼るようになって散歩というリハビリを軽視してしまっていたようですorz。先生にいわれるまで、それに全く気付かない辺りが鬱の鬱たるそのゆえんでもあるのですが、果たして、この一月ぐらいの間の小一時間の散歩の効果か、例年のようには寝込むような事もなく過ごしておりますm(__)m。

 じゃあ、このひと月更新もせずに何してたんだ? って話になるのですが、ジェイゾロフトの2錠服用を晩から朝に変えたのも関係がありそうなのですけど、それで良く眠れるようになった半面で、代わりに夜には何もする気にならない有り様です。勿論、昼の散歩や選挙前ということもあって、何か人と話す機会が急に増え、昼に脳を良く使う分、夜には何もしたくないぐらいに抜け殻ってしまう気がしています。その分、夜は深く気持ちよく眠れているようですから、これは当面のコストとして勘案し、受け入れざるを得ないのでしょうね(溜め息)。

 能力的に、今後も順調に脳の処理能力の許容範囲を伸ばすことができれば、いずれこのコストは解消される………と良いなぁ(遠い目)と現在思っています。ずっと飲み続けているベースの薬であるドグマチールに、導眠剤としてのリスペリドンもあるのですが、これらもまた、個人個人によっては合わない人も確実に居られますから、そこはそれ、現在鬱を患う皆様におかれましてもあくまでも参考程度にお考え頂ければ幸いですm(__)m。たまたま、私にはこれらの薬が身体に合っているだけですが、やはり、薬に頼り切ることなく、自らの脳の能力自体を延ばす事こそが、諸々コストはかかるものの今は最善のように思います。

 さて、相も変わらず現実は、日々、歴史的出来事に満ち溢れているわけですが、そんな現実に2日ほど遅れながらそれを追っかけ続ける日々、まさか、あの鳩山首相が、小沢幹事長を道連れとしてその職を辞するとは考えてもいませんでした。まあ何分、鳩山前首相の逆恨み的な意趣返しの気配が濃厚ではあったのですが、その結果として、菅新首相が誕生した辺り、化けの皮として民主党を立ち上げた鳩山氏からその実権を奪い、乗っ取ってしまったかつての昔の光景を私は思い出さずには居られませんでした。ま、それは大陸における常套手段であり、彼ら、共産・社会主義者らの伝統ある得意技が再び行われたわけです。

 その中でも菅氏といえば、私の仲間内では空き缶の事を指す、あの「カンカン」の菅として定着するほど、やること成すこと、とかくその中身を感じさせない御仁であり、銀河英雄伝説でいうならばヨブ・トリューニヒトに匹敵するような「世渡り上手の罰当たり」を地で行く人物です。やはり、その辞任後は、再びお遍路でも巡る事になるのでしょう。すでに、経済成長、財政再建、年金などにおいても、自らの行く先に自分で地雷をばら撒いている辺りが「カンカンの菅」たるそのゆえんを良く現しています。その中身がない分では、あの前任者を遥かに凌駕するほどの逸材ですから、独裁のごときあの国会無視で、本来彼が保つべきはずのせっかくの高い支持率もすでに明確な陰りを見せています。

 その一方で自民党、要らない口先連中を外に放り出した…というより勝手に出て行ったの良いのですが、腐っているその張本人がそのトップに居座り続けている限り、今後もそのグダグダ感からは抜け出れないのでしょう。チャンスは幾度もありながら、それをただみすみす逃し続けるその決断力のなさが災いしています。結局は敵の自爆であって、彼の能力でも功績でなく、単なる運頼みの党運営ですから当然の結果です。本人は例え馬鹿であろうとも、普通に政治家たらんとすれば、その周りにはそれを補うべき人材が揃い、その結果、政界という生き馬の目を抜くがごとき世界を生き残れるのですが、残念ながら、彼は明らかに間違った方向の…私が良くいうところの「狗」として政界を生き抜くに必要な人材とそのスキルを磨いてここまで来てしまったのでしょうね。

 以前にも書いたことですが、あの口だけ正義の弟君を切り捨てる事ができなかった時点で、分をわきまえ、職を辞する事のできなかった事が彼の不幸であり、また、それは自由民主党にとっても、そして、デフレ・スパイラルという民間労力の買い叩き…事実上の公的サービスを担う職種による民間からの搾取が続く、この現状を押し付けられる多くの日本国民にとっての不幸でしょう。民間は痩せ細り続ける限り、いつかは、そこにいわば寄生するだけで肥え太るだけの彼らも最後は破綻するのですが、根本的に頭の悪い連中…私のいう「悪い団塊の世代」にはどうしても理解できない事なのでしょう。この「悪い団塊の世代」のせいで、現在の繁栄の基礎を築いて来た多くの「良い団塊の世代」の人々も今後不利益を被る事を思うとウンザリしますが、それもまた、彼らの存在を許容してしまった多くの「団塊の世代」に自業自得として帰結します。

 以前…2006年の末ごろの事ですが、私は「大局はもう動かない」とこのブログに書いた事があります。その考えは、今現在も変わっては居ません。中国温首相の「後五十年は必要」宣言以来、かえって、その判断を強くしたぐらいです。武力による弾圧や抑圧が不可能な限り、このネットという未だ新しいメディアの統制は不可能です。司法を完全に掌握しても、警察の秘密警察化、さらには自衛隊の掌握が必要な上、さらには恐い「アングロサクソン・ブラザーズ」を納得させる事が出来ない限りは、彼らに未来はない、といえるでしょう。今現在、確かにネットは新しいメディアに過ぎません。しかし、すでにネット内でも、左派は明らかにその一部に引き篭もり始めていますし、また、世代を超えて事実と知識が共有される「一般化」が、人々と語り合うと目に見える勢いで著しく進んでいます。

 孫の世代が事実と知識を得、世間にそれが一般化したとき…それは年々加速し続けています…彼らに逃れられぬ現実として諸々の様々が降りかかるわけです。今回の参院選は、その進み具合を把握するには格好のイベントといえます。………いかん、オラ、わくわくして来たぞ!(笑) ではm(__)m。