鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

今こそ2

 どうやら、鬱の薬の内容変更とその増量、梅雨入り宣言後の天候などもあるのでしょうが、現にこうして続けて更新できていることからも、気分的に多少の上下…浮き沈みはあるものの、調子自体は良いようです。

 昨日は、新型インフルエンザについて更新しましたが、この件については、色々と書きたいことがあまりにもありすぎて、今ひとつ、論旨が定まり切っていないエントリーとなりましたorz。主に、厚生労働省と舛添大臣のダメさ加減を軸に、今後もいくつか更新する事となる…と思います。鬱の調子さえ良ければですけどね(溜め息)。

 国連安保理安全保障理事会による、私的にはすでにペテンにしか過ぎない北朝鮮核実験に対する制裁案の採決がなされ、それに対して、北朝鮮がいつもの瀬戸際外交で応じていますけど、結局のところ、彼らには何ら独自で開発し、確立出来た技術はなく、どれをとってみても他国の技術に依存した付け焼刃的なレベルでしかありません。

 それを一番良くわかっているのが、北朝鮮が必要な物資の輸入を一手に握っている中国なのでしょう。報道によれば、ロシアもいくらかは輸出しているようですが、かの国の今回の対応…いずれに転んでも良いように備えた…を見る限りにおいては、中国ほどには、現在の北朝鮮の実情を把握していないのは確かです。ま、単に比較の問題ですけどね。

 現時点で、中国にすれば、北朝鮮の崩壊は上海万博や、南方、チベットなどに軍事的な物理リソースを注力…集中したいことからも、容易に許容でき得るものではありません。ましてや、北朝鮮の技術はどれもこれもが一応の脅威ではあるものの、大国から見れば、しょせんは子供の火遊びレベルにしか過ぎないわけです。ま、それでも人は死にますから性質が悪いのですけどね(溜め息)。

 ま、それが、今回の制裁決議案から、中国が国際的な評価を落としてでも、軍事衝突の危険性を可能な限り排除しようと、意固地に時間をかけてこだわり続けた事の真相でしょう。北朝鮮のやっている事は、あまりに子供だましでしかなく、胡錦濤にすればバカバカしくてやっていられない気分でしょうね(笑)。前回核実験後に、当時ブッシュ政権に急遽送られた外交特使も、案外、その事実を知らせるための特使であった気が私はします。

 勿論、我が日本政府としては、最悪の事態に備えて粛々と国益の追求として、防衛能力の実質的な向上を目指し続けねばなりません。そのこと自体が、中国…胡錦濤北朝鮮の金政権排除の決断を今後確実に後押しするものだからです。拉致、ミサイル、核、どれ一つとってみても、金政権の打倒によるレジーム・チェンジ以外にはあり得ないでしょう。そして、そのための環境作りを、現在、北朝鮮は自らの瀬戸際外交によってなしているわけですから笑えます(笑)。

 北朝鮮の読み違いは、オバマ大統領は確かに弱腰であろうとも、そのオバマ政権の軍人や役人全てが弱腰ではなく、また、アメリカは独裁国家と違って多数の意見こそが尊重されやすい民主主義国家であり、その上、金融危機によって、潜在的アメリカという国家自体が「勝てる見込みのある戦争」を現実に欲していることでしょう。国連軍となれば、或いは例え単独であろうとも、同盟国である我が日本国の資金で自国経済が軍需中心に実際潤うわけです。この誘惑に、国益の追求が、その骨の髄にまで染み込んでいるアメリカ人たちが、勝てる、とは私には思えません(笑)。

 越えてはいけない一線を、北朝鮮は、現在の惨めな現実に耐え切れずに越えてしまいました。そもそも、「やめとけよ(´・ω・`)」って話ですが、その特殊な国家事情から、アメリカが引かぬ限りは彼らは一歩も引けません。瀬戸際外交を、薄く薄ーく切り売りするような今回の制裁決議に対する声明を見ても、彼らには、もはや引くに引けない状況下に自らが置かれている自覚があるのでしょう(笑)。我が日本国にとって、これほどに有利な条件が整う機会は滅多にありませんから、ここは冷徹に、麻生政権にはどこまでも国益を追求して頂きたいものです。いやあ、現在が麻生政権で本当に良かった(笑)。ではm(__)m。