鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

彼らこそ正真正銘の(笑)3

 先日、このまま抑え込めそうにも思えた新型インフルエンザですが、主に北米からの感染帰国者に感染旅行者などにより、ウイルスが国内に持ち込まれ続ける状況がその後も続きましたから、現在、各地で感染が広がりを見せている事は致し方のない面があるのは確かですが、一方で、関西での感染拡大時にその感染経路と感染源の特定が成されていれば、その経験から、今少し感染拡大を抑制できた気がしています。

 ま、すでにご存知の方もいらっしゃる事とは存じますが、基本的に、感染症対策というものはホット・ゾーン…感染禍の中心とその影響域をいち早く発見および設定、確認し、そこからのさらなるウイルスの他地域への流出を食い止め、そして遮断する事が望まれ、いうなれば、すでに燃え上がってしまっている火事の周囲へのさらなる延焼を食い止める、ことと同じ対応が取られます。勿論、火事と違うところは、火事の元となる火元と違い、感染源が生きて動ける限りは動き続ける事からも、より、まず感染域の中心特定とその他地域との人の移動をを厳格に遮断する事が望まれます。

 しかし、今回のように、海外での先行している感染拡大の知見から「弱毒性」であることはすでに知られており、その事から、対策を「強毒性」に対するものは主に経済活動に大きく影響を及ぼす事からも、地域を完全封鎖するような事はせず、対策も順次緩める方向へと話は進んでいたわけですが、ここで、舛添厚労相厚生労働省は幾つかの意図的とも思える錯誤を犯します。感染経路の確認と感染源の特定がその最たるものなのですが、完全な封じ込めを行わない以上、検疫の漏れ、穴の進入経路確認のためや、その後、同じようなケースが必然的に起こる可能性が高いのですから、罹患者の感染につながった行動を特定し、それを今後いち早く感染拡大を抑制する注意喚起を行うための判断材料となる情報収集を怠った…というより、「ほったらかし」にしたわけです。

 未だに、今回の新型インフルエンザが若年層中心に主に拡がる理由が不明で、現実に、再び若年層を中心とする感染拡大が起こった事は、疫学上から見ればいわば「必然」であったわけです。前回のウイルス進入を許し、感染拡大の元となった検疫の穴の特定は感染源が不明であるから無理ですし、また、感染経路が不明ままなのですから、いったい何が、どんな行動が感染拡大の要因となっているのかも未だに不明のままです。対策の元、その判断基準となる必要不可欠な情報を得る事を放棄して、なぜか、舛添大臣と厚労省の専門家の皆様は、雁首そろえて、すでに対策を緩めるための判断基準の元となった知見の再確認…時間経過と共に確実に積み上がる…をわざわざ優先して人員を投入し、穴があることがすでに確定した検疫体制をそのまま放置しつつ、それもまた、感染経路と感染源の特定をほったらかして優先したわけです。

 これが意図的でないとしたら、


お前らドンだけ無能やねん!?


という話です(笑)。ウイルスの封じ込めと共に感染経路、感染源の調査と特定は感染症対策の初歩の基礎的事項であり、今回の過度な検疫優先と罹患症状の知見再確認優先の錯誤の結果、我が国は貴重な封じ込めと感染経路、感染源の特定の実践的なデータを取りそこない、また、その体制の組織的な不備を明確にして次の本番、秋に襲来する可能性の高い「強毒性」インフルエンザや、その他のさらなる脅威にも、より充実した体制で備えるチャンスをも同時に失い、感染経路と感染源特定のための実際の組織的不備をも見出すチャンスを失い、次の感染拡大に向けた予防措置を講じるための判断材料を得るチャンスをも失い、現在の各地での感染拡大を無為に拡げる事ともなりました。私は、全て完璧にこなせ、と言っているわけではありません。失敗もあるでしょうし、組織的不備も必ずあるでしょう。しかし、そもそも「やらなければ」何もわからないわけです。現に、今現在、我々にはわからない事だらけです(笑)。

 勿論、現時点で新型インフルエンザは「弱毒性」であり、医療制度の整っている我が日本国では元々低い致死率もさらに低くはなるでしょうが、だからといって、経済活動を優先したり、ホット・ゾーンの汚名を嫌う地方の意見を優先したり、或いは、どこぞの国の国益をこそ優先することは、すなわち、致死率がゼロではない危険に我が日本国民をさらし続ける事に他なりません。ましてや、官僚らがホット・ゾーンへの突入を嫌ったがゆえの事となれば、彼らが現在手にしている民間平均の二倍以上、現場の自衛隊員よりも高い給与を手にしながらなのですから、それこそ、そんな連中


いらないよね(´・ω・`)


って話になります。舛添大臣などは、過去に国家公務員給与の削減は


「優秀な人材が来なくなる」 


と、国家公務員給与の削減に反対した経緯がありますが、現に事実が雁首そろえて肝心な行動も起こせず、肝心な提言も出来ず、肝心な修正すらも出来ず、肝心な優先順位すらもただ漫然と変更するような有り様ですから、もう、


ダメダメじゃん(´・ω・`)


なわけです(笑)。

 そりゃあ、タロサがその厚生労働省の再編にも言及するでしょう(笑)。何一つ、国益…ひいては日本国民全体の利益よりも、現実に、厚生労働省という役所が優先すべきは国益以外であること、特に省益、厚生労働官僚らの利益をこそ優先している事は、グリーン・ピア、数々の訴訟問題、金融危機における雇用対応、企業への監督指導、今回のインフルエンザへの対処、長年続けられた国民への医療サービス削減と、その一方での自ら…官僚らの給与の高止まりの維持など、どれ一つ取ってみても満足に本来の役割を果たしてはいませんし明らかです。少なくとも、全省庁の内で、厚生労働省がその本来の役割を何一つ満足にこなしていない事は明らかなのです。さて、それをまったく指摘せず、また、糾弾しようともしない野党各党と日本マスコミとはいったい何なんでしょうね?

 私が、彼らを


正真正銘の無能


とか、


金と権力の狗


と呼ぶ事も、彼らに搾取され続けている日本国民の一員として、あまりに自然な事ではないでしょうか?

 ま、しょせんは鬱で引き篭もりの戯言ですけどね(笑)。ではm(__)m。