鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

彼らこそ正真正銘の(笑)37

 新型インフルエンザの感染による3人目の死者が出ました。いずれも慢性疾患を持つ方々であり、2人目3人目のお二人はご高齢の方々でした。ここに謹んで、そのご冥福をお祈りいたしますm(__)m。夏休み当初、さらにはお盆休み以前に、その時点ですでに判明していた事柄から、私のような、その知識があるだけの素人でも予測できるケースに対応した、正確で適切な注意喚起が行われてさえいれば、これは充分に防げた事態といえます。逆に、その上でなら、これは防ぎようのない不幸であった、ともいえるでしょう。しかしそれは、その職務に最善を尽くした者だけがいえる事であって、自らの都合や利得のためにその職務を怠った者にはその資格はありません。

 厚生労働省のサイトを訪れたときに、8月11日の舛添大臣の会見録に目を通したのですが、そこで、彼は自らの事を「安全保障と外交の専門家」であり、また、大学で教鞭をとっていた事にも触れています。が、こんな無能な人間に教えを請わねばならなかった、不幸な学生らのその未来と、彼らが行うだろう未来の過ち、すなわち、それは恐らく国益を損なうだろう行為であるわけですが、それを思うと暗い気分の中に沈まずに居れませんorz。「安全保障と外交」という限りは、当然、その先には「国の」という語句が付く事が当然です。また、「安全保障と外交」の語句の順番のごとく、「安全保障」を知らない者に「外交」の何たるかを語る資格はありません。いわば「安全保障」とは、「外交」や組織における「危機管理」の基礎中の基礎、或いは、国のリーダーシップを担う国会議員らの基礎中の基礎的知識であり、その能力や資質でなくてはなりません。

 では、その基礎中の基礎たる「安全保障」とは、国の


安全保障とは何か?


といえば、突き詰めると「国土の保全」という動かし難い大前提の後に、国民の


生命と財産を守る


が続きます。以前も書きましたが、国とは土地であり、国民であり、枠組みの順番で成り立ちます。最初に国民が集い、そして養うための土地があり、その次にそこに住まう国民がいて、それをまとめ、守り、維持するための枠組みの順番となるわけです。同じように、国民の


生命と財産を守る


とあるように、財産は、その前にある国民の生命に次ぐものにしか過ぎません。生命なくば、どれほどの財産があろうとも意味を成しませんから、これもまた自明の理といえる事でしょう。つまり、その二者択一の事態では、国は、


国民の生命


こそを優先しなくてはならないわけです。ましてや、他国の国益や、地方の事情、その他の事情や経済問題よりも、それが優先されるべきは明らかです。これは揺るぎない、揺らいではいけない、「外交」や「危機管理」の基礎である「安全保障」の基礎中の基礎です。

 つまり舛添大臣は、自らを「安全保障」の専門家と自認していながら、その基礎中の基礎に反する行いを、


ド外道


ゆえに意図的か、或いは、


正真正銘の無能


ゆえに無意識、無自覚に日々成し続けている事になります。いずれにしても、そんな基礎中の基礎が、彼の中では全く成立、確立していない事は明らかです。今回の新型インフルエンザ騒動のその当初から、国内への侵入までの時間稼ぎにしか過ぎない検疫に固執し、一番重要であるところの情報の収集、その感染経路の探査を、表向きには


人が足りない


という理由で拒み、その真の理由である地方、地方経済、観光業、現地に住まう特定民族、特定国家の事情や利益を


国民の生命


に優先させました。そもそも、厚生労働省の人が足りない理由も、緊縮財政の中、官僚ら自身が自らの給与の高止まりを維持するためだけに、国民への医療サービスである、物理的な人手や予算を削減した事によります。そうである以上は、どれほど人手が足らず激務であろうとも、彼らは自ら作り上げたその状況の中で最善を尽くさねばなりません。………ま、リアルに死ぬでしょうけど(笑)。

 現時点で、私の目から見れば厚生労働省は、新型インフルエンザに対する情報の収集面で、およそ2ヶ月近い現状把握の遅れが見て取れます。それが根本的な厚生労働省官僚のその


無能


さゆえか、省内事情を国民の生命に優先させる


ド外道



人間のクズの群れ


ゆえかは、しょせん欝で引き篭もりの私には断言できるものではありませんが、それでも彼らが、我々日本国民にとっての害にしかならない連中である事はここに断言できます。同時に、そこをそれぞれの事情から、全くの無批判でいる日本マスコミや、野党各党も同じです。ま、彼らは同じく、骨の髄まで


金と権力の犬


にすぎませんから、その利得である金銭と票が国民生命よりも優先するだけです。ほんと、不要な人間ばかり…orz。

 唯一、厚生労働省をより機動的にするためとして、その分割と再編を主張したのがタロサ…麻生太郎首相なのですが、ぜひ、今度の衆議院選で圧勝の折には実現して頂きたいものです。タロサしか、希望としてすがる対象がいないこの現状には、さすがに


どうよ?(´・ω・`)


と思いますけどね(溜め息)。ではm(__)m。