鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

彼らこそ正真正銘の(笑)43

 新型インフルエンザ・ワクチンに関する報道を見ていて思うのですが、そのバタバタした動きからすると、厚生労働省官僚らのその真実無能振りには感心します。普通、人命をリアルに左右しかねない公的機関の人員は、


最悪を考える


事が当たり前で、自然、その予測される最悪のケースに備えていなくてはなりません。事前に、最悪の場合への対応手順を準備かつ整理し、いざ、その事態が生じた際には、すでに準備されているその手順に沿って、機関全体が遅滞なく、流れるように対処する事が求められます。何の準備もなくモタモタ、グダグダしていれば、それだけ多くの人命が損なわれるからですが、どうやら、厚生労働省内部には、そのための専門部局が設けられてはいないのでしょう。

 でなければ、こんなにやる事成す事グダグダしたり、バタバタする理由がありません。疫学の専門家、専門部局が外部に設けられ、危機管理の専門家、専門部局が存在していない上、何もわかっていないくせに権限ばかり振り回す、そんな人間が指揮命令を下しているのであれば、現在の、この無様な体たらく振りにも充分に納得がいきます。勿論、私は、それは人命を預かる組織として、さらには、まず人として


どうよ?(´・ω・`)


とは思いますけどね。実際、危機に対処できない人間ら、その対処能力に著しい疑問がある事を自ら承知していながら、彼らは


できませんorz


と正直にいう事無く、未だ、失敗を取り繕うためにだけ日々奔走し、本来なら、次なる事態へのその予測と対処という、重要かつ当たり前の手順とその行動が、次から次と先送りとなる


悪循環の罠


に陥っています。

 本来なら、今回の、国内への新型インフルエンザのその侵入と感染拡大は、遠くない未来にほぼ確実に起こり得る、強毒性インフルエンザに対するその予行演習ともなるべき出来事でした。ウイルスの感染拡大に対するあらん限りの生の情報、対処のその成功と失敗をも含めた全ての情報が正確に蓄積され、さらに検証されて、そこで初めて、次に来るかも知れない本番への有効な対処ができ、その結果、多くの人命を実際に救い得るわけです。しょせん、人間のやる事にはミスがつきものです。どれほどの優秀な人間であろうとも、


ヒューマン・エラーの罠


を完璧に避け得る事はあり得ません。だからこそ、正確な情報の収集と蓄積が必要なのであり、ましてや、安全保障における情報収集を怠り、自らの利得と身分の保護優先して、さらに大きな災厄を招いた事例は過去の歴史に枚挙に暇がありません。さすがに、ここまで来るといい加減


ねえ、ワザと?(´・ω・`)


と聞きたくなって来ます。

 勿論、実際のところ、厚生労働省の内情を直接知る術のない私には、今回の失態の数々のその責任の所在が、表の顔であり、リーダーシップを発揮しているはずの政治家…大臣や副大臣政務官などにあるのか、或いは、民主党が選挙戦で叫んでいるように、やはり、


無能か外道か


厚生労働省官僚主導ゆえの事であるのか、それとも、両者がグルになってやっている事なのかわかりませんが、少なくとも、彼ら全てが適正な対処により、そこに生じるであろうリスクを負う事を避けているゆえに、時間の経過と共に、さらに事態が深刻化し、そして悪化するだろう事はもう確かです。以前にも書きましたが、民間に負う事ができないリスクを負うのは、公的機関の義務であり責任です。そのための存在として、彼らは、いわば我々日本国民からの税金で飼われ、養われている存在です。もっというなら、この我が日本国に寄生する虚業、国民への奉仕というサービス業の分際でありながら、自らの利得を損なうリスクを避け、本来のその職務を疎かにする事はいわゆる


背任行為


に他なりません。

 金融工学危機の場合でもそうでしたが、自らの置かれた状況下に安住し、進化し続ける事、自らをさらに高める事を捨て、水が低きに流れるように、ただ、怠惰に過ごしてきた、そんな時代遅れの、かつては優秀であった人々の無様なその姿を見ていると、


歴史は繰り返す


の有名すぎる言葉を思い出します。技術の日進月歩によって、社会は極短期間の内にその姿を変貌させます。彼らの昔からのそのやり方が、ネット空間という新たな存在の登場で、時代の過渡期自体をも圧縮された現状では、もはや通用しなくなりました。彼らにとって幸いな事は、未だ、彼らと同じ世代が多い事でしょう。そのおかげで、多数の国民に対しての、その嘘と欺瞞によるプロパガンダ工作が未だ可能です。一方、彼らの不幸な事は、このネット空間中には、日々、彼らのその最後の足掻きが記録され続けている事です。

 いずれこの先、そう遠くもない未来において、あの「失われた10年」のその原因が検証されたように、未来に起こり得る問題の、その原因を実際作り出した、今現在、作り出しつつある彼らのその存在が明らかとなり、それが人々に周知されて、日本国民全体での共通認識となる日が来ます。彼らはいい加減、その事を真剣に考えるべきときでしょう。ネット・ユーザーらの、様々なスキルのその進化速度を踏まえれば、恐らく、遅くとも5年、早ければ2年や3年で周知され得る、と私は考えています。多くの日本人にとって、


騙したな(怒)


な感情は、きっと、彼らに相応の憎悪として還さずには居れない気がします。それを思えば、彼らは、そんな愚かな事を繰り返している場合ではないのですけどね。ま、今がよれば良い、自分だけが良ければ良い、と目先の事に血道を上げて生きて来た彼らにとっては、それこそ、そんな事はどうでもいい事なのかも知れません。ではm(__)m。