鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

それゆえに122

「ああ、ついにデマッターとなったのか(´・ω・`)」

 あるツイートを見かけて、そう嘆息せざるを得ませんでした。何と言いますか、そのことに対する怒りよりも、哀しみや哀れみの方を今は強く感じています。

 あちら側の彼らには、そうまでしてでも守らねばならないモノが有り、例え、それが一時の時間稼ぎの嘘や欺瞞にしか過ぎず、結局、時間の経過と共に本当のことが多くの人々に知れ渡ってしまった時、その彼ら自身に禍(わざわい)として還って来るとしても、彼らにはそうせざるを得ないのでしょう(遠い目)。

 このネットが登場して以降、以前にも増してその傾向が強まりつつあり、その回転の速度は、潮が満ちるようにとはいえ、今も着実に速くなり続けています。短慮な嘘や欺瞞は…いえ、今やそれが高度であるほど、逆に己が愚かさと邪悪の証明となってしまう。

 それが、こうもわからぬほどに彼らは愚かなのか、或いは、「認知の歪み」でしたごめんなさい、で済ますつもりであるほど邪悪であるのか…その両方か(ため息)。

 相変わらず、「なんで私ごときが(´・ω・`)」とは思うのですけど、「認知の歪み」のあのような使い方を彼らに知らしめた、は私でしょうから、ここに一応書いておきますね(´・ω・`)。

「need to knowの原則」(情報は知る必要のある人のみに伝え、知る必要のない人には伝えない、という原則)

 MGS・TPPを、現在愉しんでいらっしゃる方々には既知の事柄でしょうが、多くの人々にとっては、未だ一般的とは言えない考え方です。

 要は現在、従来マスコミが濫用し続けている「報道しない自由」のその根底にある概念であり、他者に知らさないことによって己が優位を保ち、より多い利得を得るわけです。

 例えば、利害関係にあるマスコミと公務員であれば、マスコミは公務員の情報をある程度流す、明らかにすることで公務員に利得提供を促す贈賄圧力をかけることができ、対する公務員も、マスコミが容易に手にできない情報…主に内部で秘匿されている情報の提供によってマスコミ、ひいては、その流される情報により世論操作をも可能となります。

 公務員内部の組織情報…その実態が、我々多くの日本国民にはかの原則にのっとって極めて強固に秘匿されているからこそ、のこの利害関係です。

 そのやり取りする情報の価値が上がり、多くの日本国民にとっては、公務員組織の問題点が非常に見出しにくい現在のこの状況、公務員である多くの一般行政職らにとって都合良い状況は、利害を共にする多くの人々によって暗黙の了解のもとに守られているわけです。

 なぜか?

 それは、くだんのツイート…五年ほど以前にネットで出回った、OECD(経済協力開発機構)のデータによるグラフ(OECD諸国の公務員給与水準)を根拠に使用した印象操作や、公務員の問題そのものをうやむやにし、その議論の焦点をぼやかして曖昧にしておくためです。

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 縦軸の各国の公務員給与比率(一般政府雇用者給与対GDP比)と横軸の各国の公務員数比率(一般政府雇用者対労働力人口比)に、それぞれGDPの大きさも労働力人口の数も違う上に、国による職能や職場環境の違いなどを考慮することもなく、はっきり言えば無理に押し込めたものです。

 データ自体は小泉政権郵政解散後の末期ごろのものであり、財務省主導の緊縮財政によって、その他公務員が予算の頭割りで個々の取り分を増やすためにその人数を減らし、さらには、民間への行政サービスのみを削り続けて実質的に「見殺す」ことにより、かの緊縮の帳尻を合わせが盛んに行われていたころのもの。

 ちなみに、仮にアメリカを比較の基準とするなら、GDPならアメリカは日本のザックリ3倍ほど、アメリカの官民格差は1.5で日本は2.5〜2.6とされていた時代(´・ω・`)

 さて、では横軸の公務員比率で見るところ、アメリカは日本の3倍弱ほどの2.8倍ぐらい。

 次に縦軸の公務員給与比率で見ると、アメリカは日本のザックリ約1.8倍ほど。

 あれ? ということはアメリカに比較して、人数も多いし給与も高いわけで、先の官民格差の数字が大体合っている事を裏付ける結果にもなるよね(´・ω・`)?

 いずれにしても、これ単独で比較検討するには余りにその考察が雑過ぎで、参考にすらも値しないレベルの酷いものです。ほぼ最大限、実態を見誤らせるために作成された、としか私には思えません(´・ω・`)

 つーか、バ……アレじゃないの(´・ω・`)?

 かと思えば、一方では「厚生労働官僚は毎晩深夜、朝方まで年がら年中仕事している」とか、「規模は大企業並みだから」とかネットでは見かけますけど、その鉄人の実在が裏付けられたことは未だ一度もありませんし、現実に、規模が同じ民間大企業社員並みの仕事をこなし、日々ストレスを抱えつつ重い責任を担っているわけではありません。

 くだんの厚生労働省で過労死、過労自殺の死者が出た記憶が、少なくとも私にはありません。先の民主党政権での長妻大臣時代に「過労死で、もう死ぬー!」な提灯記事を、朝日新聞に労組が書かせていたのは覚えていますが、それぐらい(´・ω・`)

 そんなのが言うほどにゴロゴロと居るのなら、その秘中秘蔵の鉄人養成量産術で世の過労死をなくし、日本発の労働大革命を世界に巻き起こせるし、世界のバイオ関連研究者が日本に殺到して来るレベルですよね?(笑)

 特殊な例を、最大限に一般化するにも、さすがにほどがありますよ(´・ω・`)?

 つーか、課長時代に部下の管理もできず、自らが管理すべき公印すらも管理できずに、偽の証明書を発行されて億の単位の税金の損失を出しながら、検察の余りに不自然な不祥事で無罪になったを良いことに、訓告処分のみで済ませて事務次官にまで出世させ、自らの事は棚上げで意趣返しに検察批判に粘着し続けた、かの村木厚子氏を生み出した省庁ですよ?

 財務省と共に、官匪の巣窟としての極北を相争う省庁ですから、そりゃあ、かの国々に生きる人々同様に、息するようにそう云ったことが出来なければ、生きては行けないし出世もできない世界の人々です。

 ま、こちら側とあちら側、その彼我の差を如実に表してはいますけどね(ため息)。

 ま、私にとって、世の中こんな感じですよ(´・ω・`)?

 かくいう私も、しょせん元をただせば彼らと同じものですから、妄信するは誤りですし、それはきっと頭がどうにかしていますよ(´・ω・`)?

 …ちなみに、先ごろ使った「その逆も真なり」ですが、本来、数学や論理学では、先のような広義に用いることは間違いとされるでしょう。ご留意をm(__)m。

 ではm(__)m