鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

それゆえに69

 まず、今回の東北関東大震災によって被災された皆様に、心よりのお悔やみとお見舞いを申し上げますm(__)m。また、お亡くなりになってしまった方々のご冥福を心より祈るばかりですm(__)m。現在、身を粉にして救助救命に奔走され、また、支援に携わられている皆様におかれましては、どうか、無理はしても無茶をされませんよう、無事のご帰還を切に願うばかりm(__)m。

 震源から遠く離れた、ここ大阪でも、さすがに盆暮れほどではないにしても、かなり静かな月曜日となっています。今回の震災では、震度6以上の揺れにさらされた地域が広大であったため、多くの方々が、後片付けや復旧の応援として各地に派遣されたり、自ら駆け付けたりなどもしているのでしょう。皆様方の無事のご帰還を影ながら切に願っておりますm(__)m。

 金曜日のあのときを境に、我が国の置かれたその状況は一変してしまいました。事態は未だ進行中であり、現場は混乱の只中である、いわゆる「ホット」な状態から、抜け出すためのその目処すらも立っていません。かかるこの時期、批判と非難は、それが仮に正当なものであっても、組織の円滑な運営を損ないますので自粛していました。

 以前にも書きましたが、その人間がいわゆる「無能」であり、また、「クズ・下種」であればあるほど、彼らは、ただでさえ少ない容量の頭の中が、批判や非難によって喚起される「保身」ですぐに一杯となってしまいます。この非常事態の火急のおり、ベストの選択は対象の隔離であるのですが、彼らの立場・役職がそれを許さぬ以上は、すかしてなだめてでも事態に対応するしかありません。

 ま、私なら、有無を言わさず彼らを隔離し、適当な話し相手でもあてがいつつ、事後の承諾や決済のハンコ押しだけに専念させますけどね(笑)。自らを有能と勘違いしている無能に、あちらこちらをチョロチョロされてはそもそも仕事になりませんし、その彼らのあちらこちらでしでかす不始末の処理、と言う無駄な仕事が積み上がって行くばかりですから(溜め息)。

 きっと、彼は魔法の言葉を知らないか、知っていても使いたくはないかのいずれかでしょう。

「すべての責任は俺が取る。だから各々が最善を尽くせ」

 たったこれだけの事なのですが、尖閣での中国漁船体当たりのときに書きましたとおり、「無能」で「売国」、さらに「無法」な上に「無秩序」で「無責任」という歴史に残る最悪の内閣、その総理ですから、誰も彼もが責任を回避し、責任に伴う必要不可欠な判断をも避けまくるような、そんな司令塔不在の状況が、今回の対応のその当初から透けて見えていました。

 しかし、それを今悔やんでいる場合ではない事は、誰の目にも明らかです。その間にも、救える方々の命が危険にさらされているのですから、とにかく、彼らの承諾を得、少しでも事態を進展させなくてはなりません。それがようやくわかって来たのか、従来マスコミらは現在、東京電力に批判と非難の矛先を向けつつある気配がします。どうして彼らは、こうも批判と非難ありきなのかorz。

 いやまあ、批判と非難する限り、自らはそれにさらされにくいからですけど(´・ω・`)。自民党政権時代の野党らと同じく、自らが、混乱と問題の根源たる一部特定勢力の配下であり、その擁護者でありながら、その勢力の引き起こす問題と混乱の後始末を相手に転嫁せん、と声を張り上げて批判・非難を繰り返していたのと同じ構図ですね。ほんと、どこまでも腐っていますねぇ(´・ω・`)。

 腐っている、と言えば以下の記事。

官房長官 増税可能性否定せず 3月13日 21時22分 nhk

 枝野官房長官は、記者会見で、東北関東大震災の復興支援を行うためには膨大な財源が必要になるとして、具体的な検討に入ってはいないとしながらも、増税を含め、あらゆる可能性を否定しない考えを示しました。

 この中で、枝野官房長官は、自民党の谷垣総裁が菅総理大臣との会談で、東北関東大震災の復興支援を行うためには膨大な財源が必要になるとして、時限立法による増税を検討すべきだという考えを示したことに関連して、「現時点では、あらゆる可能性を否定できない。まさに、わが国にとって、これまで直面をしていない事態なので、今の時点であらゆる可能性を否定しないということが、政府としての基本的な考え方だ」と述べました。

 ただ、枝野長官は「具体的に検討の必要性を分析をしている段階ではなく、検討に入る前の段階だ」と述べ、具体的な検討に入ってはいないとしながらも、増税を含めあらゆる可能性を否定しない考えを示しました。

 そのうえで、枝野長官は「菅総理大臣は、与野党の党首会談で、野党の皆さんが最大限の協力をすると申し出ていることを踏まえ、必要があれば、特別な立法措置を含めて対応について検討しているということを述べたのだと思う」と述べました。

 当の会見を見ていて、流れを読まずにいきなりの増税の質問に首を捻りましたが、まず、以下の会見、

谷垣総裁 復興へ時限的増税も 3月13日 21時22分 nhk

 自民党の谷垣総裁は記者会見で、東北関東大震災の復興支援を行うためには膨大な財源が必要になるとして、時限立法による増税を検討すべきだという考えを示し、13日の菅総理大臣との会談で検討を働きかけたことを明らかにしました。

 この中で、谷垣総裁は「地震の復興には膨大な財源が必要で、国民にも協力しようという気持ちがあるのも事実だ。時限立法で、そうした措置も考えないといけない」と述べました。

 そのうえで、谷垣総裁は「きょうの菅総理大臣との会談で、こうしたことを検討するよう伝えた。菅総理大臣は『いろいろ協議していこう。具体的には幹事長どうしで話し合うべきだ』と話していた」と述べ、検討を働きかけたことを明らかにしました。

 また、谷垣総裁は、今の国会に提出されている地方交付税法の改正案について、「筋が通らないものだが、この状況で地方自治体が『財源がない』というわけにはいかない。この際、政治的に動かすべきだ」と述べ、これまでの方針を転換し、賛成する考えを示しました。

があって後、先の枝野官房長官会見での質問となったわけですね。しかし、その思惑は外れ、

首相 復興支援目的の増税否定 3月13日 23時21分 nhk

 菅総理大臣は、13日夜、経済情勢に関する会合で、自民党の谷垣総裁と会談したことに関連し、「谷垣氏の震災の復興をやっていこうという話に賛意は示したが、増税が必要だと言ったわけではない」と述べ、復興支援を行うための増税を否定しました。

 この中で、菅総理大臣は「大変な震災だが、『復興ニューディール』とも言うべき需要が生まれてくるとも予想される。大変な危機だが、次の時代に向かっての新たなスタートになるように、経済面でも計画を立てていくことが必要だ」と述べました。

 そのうえで、菅総理大臣は、13日午後、自民党の谷垣総裁と会談したことについて、「谷垣氏は、『復興ニューディールをやっていこう。それには財源が必要だ』という話をしたので、私も復興を積極的にやることには賛意を示した。決して、増税が必要だと言ったわけではない」と述べ、復興支援を行うための増税を否定しました。

以上のごとくとなったわけです。色々と、同類の「クズ・下種」らのその思惑の透けて見える出来事ですねorz。菅氏が、上の記事のように否定したからといって

補正予算へ 野党に協力要請を 3月14日 1時20分

 菅総理大臣は、13日夜、民主党の岡田幹事長らと会談し、東北関東大震災への対応に総力を挙げるためにも、平成23年度予算案を早期に成立させたうえで、補正予算案を編成する必要があるとして、野党側の協力を求めていくことを確認しました。

 この中で、菅総理大臣らは、東北関東大震災への対応に総力を挙げて取り組まなければならず、平成23年度予算案を早期に成立させたうえで、補正予算案を速やかに編成する必要があるという認識で一致しました。

 また、予算関連法案についても、年度内に成立しないことによる国民生活への影響を避けなければならないとして、税制関連法案や子ども手当法案の「つなぎ法案」や、地方交付税法の改正案などの成立に向けた野党側の協力を求めていくことを確認しました。

こんな事を言っている以上、彼らのスタンスは、従来のばら撒き予算の執行であって、予算の組み替えにはないでしょう。選挙のため、保身のため、この非常事態をも利用して、自らの優位こそを彼らは手にしたいわけです。

 しかし、谷垣氏のそのボンクラ振りは異常です。何十年単位で解決すべき事を、この非常時に持ち出す辺り、ちょっとその正気を疑うレベルです。タロサ…麻生総理の先の衆院選での、瀕死の患者に健康のためのダイエットを勧める、の例えのそのままを、彼は今まさにそのままやっているわけです。

 このネット時代に、よくもまあこんな愚かな事をしでかすものです。財務省の狗以外の何者でもありません。菅氏が即座に否定した辺りは、以前にも書きましたが、やはり、同類としても彼は菅氏にも劣る存在です。一刻も早く、自民党は彼を隔離すべきでしょうね(遠い目)。

 いずれにせよ、この最悪の事態を受け、我が日本国の政府組織がさらに強靭に生まれ変わり、どんな人間がその座にあっても、成すべきを淡々と成す、成せるようになることを願うばかりです。ミスは必ずありますし、どんなときにも起こります。一番愚かな事は、間違いを正す事無く、同じミスを延々繰り返す事です。新型インフル騒動のように(溜め息)。

 話は変わりますが、昨日も話していて思ったのですが、今回の震災の悲惨な現実を目の当たりにしたからといって、それに精神的に引きずられ、堂々巡りの闇に落ちるのは鬱の元です。皆様が、皆様の心の平安と生活を守ってこそ、今、救いを求めている人々が現実に救われます。彼らは救いを求めているのであって、同じ苦しみを分かち合って欲しいわけではありません。

 その点、割と多くの人が誤解し、そのための心の切り替えができていないようです。皆様の生活と心の平安があってこそ、彼らを救う余力が生み出されます。興味深いのは、女性の方が切り替えが早い事です。現実的であるからでしょうが、男性の方がこんなときはダメですね。ま、献血義援金など、目に見えたり行動が伴わないとダメなのかも知れません。

 いずれにせよ、現在は「ホット」な「プロ」の時間です。我々のようなアマチュアの手が役立つのは、もっと先の事でしょう。あの淡路・阪神大震災でも、現場の沈静にまで三週間弱を要しました。今回は、被害の規模で言えば数倍です。求められたときのための準備は必要でしょうが、今すぐどうこうできるものではありません。今は備え、見守るときです。例え、それがどんなにつらくとも。ではm(__)m。