鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

『談合共産主義』

 今日は、ここ最近では珍しく、結構長い時間稼動しています(笑)。ここ数日続いた、冬の気候も今日は随分と緩んでいる気がします。まあ、12月に「気候が緩む」というのもおかしな話ではあるのですけれども、ヒート・アイランドな大阪民国ならではのことなのでしょうね。その中でも都市部は、極端に緑の少ない文字通りのコンクリート・ジャングルですから、そこそこの日差しさえあれば冬の真っ盛りであっても、日中であれば初春ごろの体感気温になることは良くあることです。ま、晴れたぶんだけ、夜は放射冷却で底冷えしたりするので、大阪民国に在住の方々には特に、風邪には皆様方もくれぐれもお気をつけ下さい。歯磨きのときに「舌苔」を取り除くと、良い予防になります。

 昼日中、テレビを点けっ放しにして薄ボンヤリと見ていますと、政府与党である自民党は、ここまでマスコミに嫌われているのか、と感心するぐらいの横一線のネガティブ・キャンペーンぶりですね。ま、一部特定勢力の雄である公明党創価学会は、テレビの大元である新聞各紙を聖教新聞で押さえていたり、芸能界にも創価系の方々を多数送り込んでいますから、勢い批判の矛先が、もうひとつの政府与党の自民党に向かうのは仕方がないことなのでしょうけど、それにしても、ここまで全局揃ってというのもさすがにいい加減「なんだかなー」な気分ですね。ま、勝谷氏が良くいう、『談合共産主義』というヤツそのままなのでしょうけどね。

 先日触れた「ムーブ!」においても、さすがは朝日系列であるだけに反自民党は基本的に堅持されていますね(笑)。宮崎氏にしても勝谷氏にしても、基本的にはそれには変わりはありません。先日、月曜日の放送においても、復党問題における安倍内閣の支持率低下をことさら強調するようなコメントをしていたのですけど、それでもその支持率は、小泉前首相の末期の支持率に比べても5ポイントは多いものでした。まあ、当初に比べれば確かに15ポイントも落ちたのですから、これは政権の危機だ、といいたいのはわかるような気がしますけど、もう少し広い視野で勘案された気の利いたコメントをして欲しい気もしますね。まあ、そもそも、そんな気は微塵もないのかも知れませんけどね(笑)。

 今日の放送でも、過去の「いざなぎ景気」と現在の景気との比較をパネルにしていちいち検証していたのですけど、さすがにコメンテーターの方の一人がその比較の仕方が余りにも一方的に過ぎるので、実際には、儲かっている大企業が利益を下々に回していない現状を指摘していました。ま、日本は資本主義経済であるのですから、まずは大企業が儲からないことには話が始まらないのです。小泉前首相の下で、あの竹中氏が主導した景気回復策もまずは大企業が儲かるものであったのです。だから、小泉前首相は我々に「今は痛みに耐えてくれ」といっていたわけで、本来ならば、そろそろ我々下々のものにも今の景気の恩恵が回って来ても良いころなのです。ま、あくまでも、本来ならば、なのですけれどね。

 過去の「いざなぎ景気」を超える、今のこの景気の恩恵がなぜ我々下々に行き渡らないかといえば、それは単に儲かっている大企業が、散々儲けたその儲けを駄々っ子の如くヴァカみたいに握って、いつまで経っても離さないからに他なりません。まあ、それで国内消費がいつまでも上がらないわけなのですけど、そういった自らに都合の悪いところは、今現在トップで実権を握る「団塊の世代」はけして見ようとはしません。肝心な所は一切見ないで、無理矢理なんとかしようと、させようと部下にも無理難題を押し付けている、そんな無駄としかいえないヴァカな動きが最近も随所に見受けられます。まったく、アフォは法で縛らない限りは、そのドコまでも自体を最悪かさせるのですよ。

 あの急激かつドラスティックな小泉改革の後を受け、現政権である安倍政権はようやく、この臨時国会でその小泉改革での痛み、ま、反自民党のマスコミにいわせるならば、その負の遺産の解消とその手当てに着手したばかりです。政権の発足からはやっと二ヶ月余り、マスコミにすれば、今このときが格好のネガティブ・キャンペーンのやりどきであるわけですね。現に今日の「ムーブ!」でも、現在安倍政権が行いつつある手当て、その施策についてはもう完璧なぐらいに華麗にヌルーでした(笑)。しかも、企業が労働者に還元していないその現状も、コメンテーターが口を挟まねばきっちりそのままだったでしょうね。私は、あのコメンテーターの方が、今後番組を降ろされないかが真剣に心配です。

 それというのも、マスコミが躍起になって自民党だけを非難するのには、公明党は先に述べた事柄で批判を免除されているわけなのですけど、もうひとつ、本来は批判されるべきを我々下々の国民の目から隠すためでもあるのですね。それはなにかといえば、勿論、各テレビ局の大事なコマーシャル・スポンサーである大企業様方であるわけですね(笑)。私が、先のコメンテーター氏の今後を危ぶむのも、そういったマスコミ界の現状があるわけなのです。スポンサーの逆鱗に触れれば、コメンテーターの一人や二人は簡単に干せますからね。そうしてマスコミ界も、その『談合共産主義』ぶりをいかんなく発揮して、今日も今日とて、自らには害の及ばない範囲でそれなりな報道をし、自民党にのみネガティブ・キャンペーンを張り続けるわけですね。まさに、勝谷氏のいう『談合共産主義』ですね(笑)。

 ま、政権与党たる自民党という、見るからにいかにも巨大な権力に立ち向かっている、その『ふり』を一生懸命というか、ま、我々国民の手前、それらしく見えるようテキトーにマスコミは演じ続けているわけです。そういえば、タウンミーティングでのいわゆる『やらせ』問題も、ネットではその後も断続的に続報があるのですが、きっちりテレビでは今日も一切、ほんの少しにも触れませんね。ま、もしかすると、私の知らないどこかでは取り扱っているのかも知れませんが、扱ってもさらりと流して終わりでしょう。民主党すらも、大々的には現在取り扱ってはいない(間違い:ノリノリで追求していますた。なぜか教育基本法審議で…orz)のですが、それはなぜかといえば、あのタウンミーティングを昨今問題視されている、あの『随意契約』で取り仕切っていたのがこれまたあの『電通』だからです。マスコミ界の雄、いわゆる『奸…もとい、いわゆる『韓流ブーム』の火付け役であるあの『電通』なんですね、これが(笑)。

 ま、今回書けたのはそのホンの一端ではありますけど、ネットを中心にしたメディア・リテラシーが、現在の日本人には必須のスキルといえるその証左ですね。勿論、ネットであっても、安易に信頼することは避けた方が良いのはいうまでもないことなのですが、要は、「ものごと」をできるだけ多角的に捉えられ、かつ分析できるスキルが現在の日本国民、有権者らには求められているのですね。ま、『談合共産主義』の世知辛い世の中ではありますが、それだけに、まず賢くなくては生きてはいけない時代なのかも知れません。ああ、頭が薄ボンヤリして来ましたので、今日の所はこの辺りで。ではm(__)m。