鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

彼らこそ正真正銘の(笑)13

 郵政社長である西川善文氏の続投が決まったようですが、その一方で、「チーム西川」と呼ばれた4人の幹部らが辞めさせられる事については、恐らくは意識的にでしょうが、私の知る限り、マスコミではその二つの事案を並べて同時に取り上げてはいません。相変わらずの偏ったその報道姿勢にウンザリしますが、狗HKなどに至っては、わざわざ別枠にして時間をずらした上に視聴率の低い時間を狙って放送するなど、その微に入り細を穿つがごとき徹底した狗ぶりに感心します。ま、明らかに、その情熱を注ぐ方向性を間違っているのですけど、きっと、それこそが彼らにとっての幸せなのでしょう(溜め息)。

 しかし結局、今回の騒動は、その本音は郵政改革反対派である鳩山前総務大臣に、郵政改革の不備、かつての抵抗勢力が残した利権や改革によって新たに生じた利権に群がり、改革とは口だけの利権にこそ固執する政治業者らが、その点を効果的に、正義を口にしながら付け込まれてしまったことによります。現実に、郵政改革を細かに点検されたり、裏で決まっている利権分配の話を壊されるのでもなければ、アレほど激しく、政権転覆も辞さないほどに政治業者らが騒ぐはずもありません。後ろ暗いところがないのであれば、単に郵政改革での西川社長の功績を列挙すれば簡単に済む話です。今もなお、実際に功績の列挙が、大声で公正明大にできないところに彼らの本音が透けて見えます。

 勿論、以前にも申し上げましたとおりに、政治はしょせん権力闘争であり、安倍政権時のように、農政利権を壊したままに放置した結果、参議院選挙で小沢一郎氏に、文字通りのばらまきの公約で票を根こそぎさらわれたりもしましたから、それで学習し、そこにある利権を放置はできないことはわかりますし、今の政治に実際に多くの金と権力が必要な事もわかってはいますが、実際に、郵便事業の分割によって国民が不利益を受けて不満の声をあげ、それに単に対応しようとしたタロサに対して、その議論すらも封じん、とするその姿勢は、国民軽視の利権優先であったかつての抵抗勢力らと何ら変わりがありません。

 政治は、その集めた金と権力、資金と票とで何を成すか、が問題であり、単に金と権力という手段に血道を上げるのは、単なる


金と権力の狗


にしか過ぎません。私が、彼らを政治業者と非難と揶揄をこめて呼ぶゆえんです。実際に、そうではないのであるならば、彼らは、西川社長続投が決まった今こそ、彼のその郵政における功績を並べてその正当性を国民に向かって叫ばなくてはなりません。彼らが、現実に未だ沈黙している事は、国民に向けて叫ぶべき功績の事実がなく、その続投自体にも正当性がない、と国民に受け取られかねず、彼らの寄生する、宿主である自民党支持率のさらなる低下につながります。それが彼らにできないことが、全てを表しています。

 つまり、実際に彼らは国民よりも、自らの利権、金と権力こそを優先し、また、西川社長が交代し、敵対する郵政改革反対派側の人物が就任したときに、実際の郵政改革における様々な不備と、それによって生じた利権の証拠、政治的には致命的ともいえる事実、その情報を敵方に握られる事を恐れて、単に保身のためにアレほど激しく政権非難を行ったのです。郵政改革の続行などは、彼らにとっては、あくまでついでの事でしかないのでしょう。でなければ、この自民党にとっての危機的状況のときに、あれほどに騒いだ彼らの沈黙するその理由がありません。あるとするならば、社長続投の正当性を主張でき得る事実がなく、明らかに国民の敵意を買う事をこそ恐れているからでしょう。利権さえ確保できれば後はどうとでもなる、といったところでしょうね。

 まさに、彼らこそ


金と権力の狗


と呼ぶに相応しいのですが、それをいうなれば、郵政改革反対派もしょせんは同じ穴のムジナに過ぎず、これは、反政府こそが自らに課せられたその命題である日本マスコミにとって、


金と権力の狗


たる日本マスコミにとっては、他に望むべくもない絶好の機会でもあるわけですが、しかしそうなれば、その過程で同時に野党らもしょせんは同じ


金と権力の狗


にしか過ぎないことが芋づる式に国民に気付かれ周知されかねず、そうなれば、しょせん同じであるならよりマシな方が自然と国民に選ばれてしまいます。だから、彼らは、本来ならば彼らが成すべきようなこんな分析や、それを具体的にわかりやすく報道していないわけです。


腐ってるなぁ(´・ω・`)


という事で、ではm(__)m。