鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

それゆえに90

 ………暑い。しかも、凄い暑いorz。…ってか、昨今の自然は、どうしてこうも我々人類に手厳しいのか、と思うのですが、ま、回りまわって巡っている何かの輪なのでしょうけど、セミが鳴かないのが不思議なぐらいの暑さ(笑)。我々人類は、きっと、まだまだ学ばねば為らない証なのでしょう(溜め息)。あー、それにしても冷えたビールが恋しいことよ(´・ω・`)。

 さて、かつて、当時の職場の同僚であった中国人老師との出会い…その優れた教えとの出会いは、その後の私の人生を激変させるものとなったわけですが、それもまた、当時のかの国における改革解放と、当時、それによって老師が感じた、その腐敗の度合いを深め行く故郷への深刻な絶望なしにはあり得ませんでした。

 それが今後の私の有り様…ひいては我が日本国とかの国のその今後の有り様に、結果として、何をもたらす事となるかは想像できても、その結果を知ることは今の私には過ぎた事です。勿論、死の間際に私は何らかの悟りを得るの「かも」知れませんが、願わくは、それが少しでも心地良いを今は願い、今日も地味に暗躍を続けています(笑)。

 さて、私は「この外道!」と言われれば「うん、そうだよ(´・ω・`)」と即答せざるを得ないぐらいには、自他共に認める外道であるわけですけど、その割に、「経世済民」といったような世に良く言われる、いわゆる「王道」を好むその傾向を良く不思議がられるのですが、別に、何か特別な理由がそこにあるわけではなく、単に、私自身が根本的には面倒くさがりであるからに過ぎません(笑)。

「やらないですむ事はやらない。やらなければならないなら手短に」

 ま、某「省エネ主義主人公」のモットー…座右の銘ですが、それに深く共感を覚えるような私ですから、手段としての「外道」にその一面的な有効性を認める事はあったとしても、それに溺れる…手段を目的としてしまうようなある種の誤謬とは、生真面目な方からすれば眉をひそめられるような、かなりの面倒くさがりであるがゆえに割と無縁だったりします(笑)。

 いや、正直な話、「外道」とは、本当に凄く面倒くさいやり方なんですよ(笑)。極短期的なその成果の割に、結局、その後こうむる長期的リスクを想えば、とてもではありませんが割に合いません。そもそも、国家という連続する永いスパン…時間の幅での存在とは、その根本的な部分で相容れないやり方ゆえに、「王道」に対しそれらは「外道」と呼ばれるわけです。

 勿論、昨今のグローバル企業…わが国における大企業お得意のイナゴの襲来がごとき金儲けなどもそうなのですが、帝国時代の植民地政策もかくやあらんのごとく、結局は、単なる市場の食い荒らしに終わってしまい、次なる投資先という新たな犠牲を追う内に、気が付けば、空腹の余りに自らの足を喰らうタコのように若者たち、次なる担い手の世代をも食い荒らしました。

 あの「派遣切り・偽装請負」で次代を担う世代を粗末にしたその結果が、先の三年三ヶ月とそのプラスアルファである企業文化の腐敗と断絶。何より、上から下までのモラル…倫理観の低下は今後も長くその尾を引くのでしょう(溜め息)。

 それを許した多くの政治家、役人らにしてもそうですが、ほんと、誰も彼もがいかにそのリスクを避けつつ、いかに多くの利得を貪る事に腐心しているかが、最近の事例でも良くわかります。

 インターネットによる「薬の通販全面解禁」もその一つです。

 三橋貴明氏なども取り上げていますが、死と違う(氏とは違うorz)視点で…私の「外道アイ」で眺めてみますと、昨今、対面販売であったとしても「薬の過剰投与」が問題となっています。とくに、増大し続けている生活保護受給者に対する「薬の過剰投与」といえば、皆様一度は耳にされたことぐらいはあるでしょう。

 医療費増大の、明らかにその一因ともなっているこの問題なのですが、要は、関係者らによる投入される税金を掠め取るために、より多くの医療費を計上するために無駄な薬を患者に与える医師、より多くの売り上げのためにそれを黙認する薬剤師、犯罪などにも流用されるような危険性のある薬を売る受給者らに、その薬を買い受けて売るブローカーというこんな図式が成り立って、皆様の血税が本来の使い道とは違うルートに実際に横流しされています。

 いわゆる「貧困ビジネス」と呼ばれるものの一種ですが、今のまま、厚生労働省の満足な規制と監督のないままでの全面解禁は、間違いなく、この件一つ取って見てもその事態は悪化するでしょう。良く言われるような薬害事案も、間違いなく確実に増える事でしょう(ね)。

 事態が顕在化して問題となったとしても、そのときには、誰もその責任は取らずに済むよう、その責任の所在は曖昧になっていて、ネット業者は損得勘定で事業から撤退、事業者からの利得を懐とした政治家、官僚、そして口をつぐむマスコミと、それによって潤う連中は誰もその責任は取りません。

 そして、これまでがそうであったように、それによって生み出される被害者らの救済は、結局、最後は皆様の血税によって為されるわけです。

 ま、確かに、お金には額面の数字以外その素性現すものはありません。一見しただけでは、それが真っ当な手段の稼ぎか、非道な手段の稼ぎなのかはわかりませんから、同じように世の経済を回しはします。ですが、足しに成るからと言って、何でも足して良い事にはなりません。

 いい加減、かの国々がごとき、誰かの犠牲の上に成り立つ商売は辞めるべきでしょう(溜め息)。

 世の中、やはり、因果は巡ります。それも最近は過ごい勢いでね。勢い良いだけに、多分、かなり痛い事になりますよ?(´・ω・`) ではm(__)m。