鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

この広大なネットの片隅から

 ウーン、やはり土日にかけてやって来るビックウエーブが一番きついです。まったく、鬱になって一番鬱陶しい事は何かといえば、集中力が長時間保てない事です。自分自身興味があるものでも、一定時間経過すると脳がオーバーフローを起こして、それ以上の情報を受け付けません。脳の処理能力を超えた情報は、文字通り右から左、横から駄々漏れで少しも身に付かないのです。回復するには、情報量を減らしてやって、処理能力の回復を待つのですが、ちょうどオーバーヒートしたエンジンと同じと思って下されば良いかと。

 ましてや、討論番組のような雑多な情報の中から自分に必要な情報を拾い上げ、前後を含めて勘案し物事の判断をするような番組は、モノの十分ぐらいでリタイヤしてしまいます。日本の先行きを見るのには、やはり政治の先行きを見る事が一番重要な事であり、土日の討論番組などは、その政治家たちの生の声が聞けるせっかくの貴重な機会なのですが、ここのところまともに聞けた試しがありません。いやはや、噂には聞いていましたが、なってみると、鬱とは本当にままならないものです。

 今日も早速、日曜討論の一部までは何とか頑張って、結局はいつものように早々にリタイヤしたのですが、どうやら今日の日曜討論は、各党それぞれのいい分を、それぞれの時間の間独立して聞く回だったようですね。まともに討論させると、ファビョるクダ…もとい、管民主党代表代行に有利な番組造りだな、犬あっち…もとい、NHKと思ったのは私だけですかねえ(笑)。残念ながら、あの代表代行はその作為的な番組造りの目的を、十全には生かし切れていなかったようですがね(笑)。

 勿論、私は自民党よりですから、その視線で判断しているわけなんですけども、もっと中立的な視点や或いは民主党よりな視点から見てみても、今回のあの内容では、いわゆる信者クラス以外の方々には、「ああ、またか」で済まされてしまったのではないのかなと思います。とにかく彼は、何事もまず反対ありきで物事を語り、たまに対案らしき事を口にしても、結局裏付けのない、ただのいいっ放しに終始するのをいい加減に止めるべきでしょう。私はすでに、ウンザリしています(笑)。

 この日本国の国民が、今現在求めている事は、なんら進展を見ない不毛なだけの『なんちゃって』な議論ではない事に、彼ら民主党は早く気付くべきなのです。見てくれだけはさぞ勇ましく訴えたり、与党を追求したりの芸は、あの政党の最も得意なお得意芸なのですが、もういい加減国民は、彼らのそれらに飽き々々しているのだと思います。だからこそ、でもないのでしょうが、今日の中川自民党幹事長は、いち早く、その国民の声なき声を拾って明確に断じていました。

 自民党、安倍新政権は、もう日本の役に立たない、立とうとしない民主党を、この際徹底的に潰す気になっていると、私は今日、確信を持つに至りました。もし、あの前テカさんの捨て身の公務員制度改革が、あの永田氏のガセ・メールで潰されていなければ、いち早く迎えていたであろう日本の改革のときを、自民党民主党をとにかく早く潰して、何とか取り戻そうとしているのでしょう。政権を担う与党だけに、もう遊んでいる時間がない事を、自民党は、誰よりも切迫して良く知っているのだと思います。

 今日の中川幹事長の話すその様子には、その決意と自信が溢れていたように私は思います。自民党は、本来改革競争に向いているはずの二大政党制を捨ててでも、例え他所から見れば一党独裁に近い政党政治の世になってでも、小泉前首相が切り開いた改革路線を継続する決心をしたのだと思います。恐らく、今の野党各党には、それを阻むだけの力量も気概も、残念ながらないでしょう。非常に情けない話ではあるのですが、彼らはもう、単なる政治業者に成り下がっているのだ、と私は思います。

 皮肉な話ではありますが、あの政治業者が渦巻く日本政界一の伏魔殿であった自民党が、今では日本政界の奇跡のような小泉前首相の光臨によって、日本国民にとっての『君側の奸』であった奸臣ともいうべき人物たちを次々と駆逐し、その結果として、気が付けば今現在の日本に一番必要な政党、『改革政党』に生まれ変わってしまったのですから、本当に、この日本という国は、その太古の昔から、我々には想いもよらない何ものかに護られているのかもしれません。いやもう真面目な話、私にはそう思えるのですよ。

 しかし、いつまでもその幸運だけに頼っていては、また日本は、あの先の大戦のような憂き目に遭うだけの事でしょう。今度、もし世界的に敗北すれば、日本は今度こそ滅びるのかもしれません。私に何ができるものでもないのですが、それでも、見聞きし感じた事を誰かに伝える事ぐらいは出来ます。だから、私はこのブログ日記を始める事にしました。ま、ネットの片隅から何か囁く事から、とにかく始めようと思った次第なのです。あれ、なんだか話が違う方向に(汗)。

 まあいずれにせよ、今しばらくはこのネットの片隅から、この日本国の恐らくは一つの歴史的分岐点である今このときを、私なりに眺めていようと思っているのです。ウーン、今回は、ちょっと感情的に突っ走りすぎたような気もしたりしなかったり(笑)。では、今日のところはこの辺でm(__)m。