鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

恐怖の夜

 深夜未明に全会一致で採決された、国連安保理での制裁決議案採択にはさすがに驚きました。宗主国様とロシアが最後の最後にごねるのは、国内に対する面子上、あの両国にとっては仕方がない、ごねざるを得ない予定調和上の出来事だったのですが、まさかその二国ともが棄権もせず、僅か六日間あまりの協議で賛成に回るとは、さすがに太っちょも予想だにしなかった事態でしょう。

 今ごろ太っちょは、右に左にオロオロしている事でしょう。そりゃあ、もう、まさに「ああん、もー、アカンやんけ!アカンやんけ!アカンやんけ!、どないすんねん?どないすんねん?どないすんねん?ああん、もー、ファビョーン!!」みたいな感じでしょう。それというのも、あれほど対抗措置をとる旨を強硬に国連の場で訴えていながら、この時間になっても、いまだ具体的な反応が何も見られません。

 勿論、核実験を行おうものにも、恐らくは幾度も行えるほどの質量共に潤沢な材料も持っていないのでしょうし、もはやその気力すらも失っているのではないでしょうか。本来なら、複数回行わねばならない核実験も、結局はあの失敗の一回だけです。よほど致命的な欠陥があった、としても、核兵器保有国として世界番長にアピールして、何としても空爆を断念してもらわなくてはならないのに、このままでは、確実にある段階で原子炉を空爆されるのは間違いがありません。

 それだけの大量のプルトニウムが抽出できておらず、これ以上馬鹿げた核実験をさせないためには、原料であるプルトニウムをこれ以上生産できないよう、一刻も早く原子炉を空爆すべき、と、世界番長は近い将来判断するだろうからです。かつてイラクの原子炉を、イスラエル空爆したときに近い状況にあるのですから、太っちょ側の理屈でいえば、なぜ複数回の核実験の準備をしていないのかがわかりません。

 ま、私の個人的な見解ですが、太っちょにしてみれば、実際やりたくても出来ないのでしょうけどね。技術的な未熟さ、質量共に劣る劣悪な核燃料、核兵器保有までの苦難を乗り切るだけの強い意志の欠如、無計画な行き当たりバッタリのあの民族性からも、とにかく一発ドカーンとぶちかませば何とかなる、ぐらいの、甘い見通ししか立てていなかったのでしょう。その肝心の一発すら、あの通り失敗しているのですから、もう話にもなりません。

 ブッシュ政権の面々も、今ごろホワイトハウスでニヤニヤしている事でしょう。共産主義同盟は、酷いお荷物を抱えざるを得ない状況なのですから、この先どう転ぼうと、今回の外交上のアドバンテージが共産主義同盟に今後傾く事はありません。それを見越して、胡錦涛国家主席の特使である唐国務委員が、今回ホワイトハウスを訪問し何事かを会談して行きましたが、恐らくは、その内容は安保理での交渉だけに止まらなかったはずです。

 太っちょには悪夢以外の何物でもありませんが、宗主国様と世界番長との間に何らかの取引が今回成立したと視て、これはもう間違いがないでしょう。恐らくは、最悪の事態になった場合には、宗主国様が責任を持って太っちょの政権をアポーンするが、その代わりに、世界番長は空爆などの軍事オプションを行使しない、と、いった具合の取引が妥当なところでしょう。これは、そこはかとなく宗主国様から、太っちょ側にも伝わっているはずです。

 オリンピックを控え、何らかの軍事行動を起こしたくない宗主国様にとっては、たとえ原子炉のピンポイント爆撃であっても、絶対に世界番長に軍事オプションを選択されるわけにはいきません。なぜなら、太っちょとは、血の盟約とも呼ばれている軍事同盟があるからです。重ね々々も、我々日本人には馬鹿々々しい話なのですが、国内外に向けての面子上、宗主国様は太っちょを見捨てる事は出来ないのですね、これが。例え、どれだけ憎々しく思っていても。

 ま、しかしこれで、宗主国様には時間が出来ました。太っちょには「いい加減にしろ」と強い調子で脅し付けておき、世界番長には責任を持つ事で今回の取引を成立させたのでしょう。世界番長も、イラクも片が付いていないのに、また戦争はさすがに色々とイヤでしょうからね。さて、その時間を宗主国様は何のために使うのか。勿論、工作を行うのです。それも、太っちょをアポーンするための、何らかの工作を施すのです。暗殺よりは、よりリスクの少ないクーデターが有力でしょうね、多分。

 結果、太っちょ次第では亡命で決着が付くかもしれませんが、或いは、そのどこかで、運悪く事故が起こるのかもしれません。いずれにせよ、我々はそれをニヤニヤしながら、ただ事態の推移を眺めていれば良いでしょう。長くて、多分半年ぐらいの事じゃないですかね。私はそんな気がしています。太っちょには、きっと永い、恐怖の夜が続く事でしょうね。ま、自業自得ですけどね。ではm(__)m。