鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

再生への切っ掛け7(そして再生へ3)

 あー、相変わらずの低調ぶりです。つい最近、ようやく夢を見れるようになったのですが、一応話の筋らしきものがある夢ばかりなのですが、何というべきか…ちょっとシュールな、何か、どこかがずれている夢ばかりのような気がします。うーん、やっぱり精神を病んでいるからですかね(笑)。目覚めて起き上がり、「何でやねん!」と自分ツッコミする、そんな目覚めが結構多いです。クリニックの先生いわく、夢を見れる事はいい事だそうですので、ま、良いんでしょう、多分。

 しかし、教育がらみで書くのもそろそろウンザリというか、いい加減飽きて来ていますので私自身そろそろ、一区切りつけよう、と考えていたのですが、それを狙うかのようにして毎日毎日、よくもまあこれだけ、教育がらみで事が起こるものですね。ま、それだけ現在の教育機関全般に渡って、崩壊まで後一歩の危機的な破綻状況なのでしょう。これだけ騒いでも、一向にその責任の所在が明確にはなっていないのが、相変わらずといえば相変わらずですねえ。しかし、笑って済ますには事がでか過ぎますよねえ。

 ま、今回の未履修卒業問題ほど、的確に今の教育機関の組織全体の硬直問題をはっきりと浮き彫りにした問題も、ちょっと他には例が見当たらないほどですね。現実の厳しい受験とゆるい『ゆとり教育』の学習指導要領との乖離、すでに一部では問題とはされており、その一部件数の少ない県では内々に是正措置をとっていた隠蔽体質と、その一方でそれら問題を放置したままの組織の硬直性、『団塊の世代』の教員や役人に見られるその低い尊法意識と恐らくは定年を目前にしてのやりっ放しな無責任さ、そして、その数400校以上という、これほどの事態になっても一向に明確にはならない責任問題といい、ま、らしいといえばらしいですがねえ(溜め息)。

 しかし、よくもまあこの教育基本法改正で国会が紛糾しそうな微妙な時期に、よりにもよってこれほどの一大不祥事を引き起こしてくれたものです。もしかして、ワザとやっているんでしょうかね。或いは、現状の教育を変えたいが延々黙殺されて来た教師がいい加減キレて、今回のこの問題を仕掛けたのかも知れませんね。いずれにしても、安倍政権には一応朗報でしょう。相変わらずの日教組が、国会付近でも教育基本法改正反対の座り込みなどしていましたが、今回の事でトーンダウンは避けられません。それは民主党も然りですね。せめて、対案路線を棄てていなければ良かったのでしょうがね。

 ま、いずれにしても、現在の厳しい受験とゆるい教育指導要領の乖離は、完全に真逆といって良いぐらいの破綻状態でしたから、いずれはこうなる運命であったのでしょう。しかし、それにしても頭の悪い役人らと教師を、ここぞ、とばかり浮き彫りにしたような問題ですねえ。彼らは、自らの子供たちはきっちりと有名私立などに放り込みますので、現在の学習指導要領を現実の受験とをわざわざ乖離させたわけですが、私が見る限り、それには三つの理由が考えられます。一つは私立を公立よりも優位にするため。二つ目は教科書業者らからのリベートやキックバックのため。三つ目が日教組からの要請と賄賂のため。こんなとこですかね。

 一つ目の私立を公立よりも優位にするためですが、私立は公立と違って、余分に金を取る分だけ教科編成に融通性が利きますから、結果として、真面目に公立で履修する生徒たちに比較すれば、私立はより優位になるのですね。ですがその反面、特化した受験バカにもなりやすく、現実社会に出たときの融通性に欠けるきらいがある事は否めませんね。ま、いわゆる頭でっかちになりやすいのですね。役人連中に、そういった人物が多いのは確かです。特に順応性や創造性に欠けた連中が多いですからねえ。決まった事をやらせると…例えば単なる事務処理なんかは得意ですけどね。

 二つ目の教科書業者からのリベートやキックバックのため、というのは、役人のみならず教員にとっても重要なものですね。教科書としての採用不採用の許認可、現場の学校での使用不使用の許認可は業者にとっては死活問題ですし、役人や教員にとっては良い小遣い稼ぎや、業者からの接待を楽しむ貴重な機会でもあるわけですね。採用されれば、学校で使われる教科書の値段などは元々、あってなきが如し、ですから、いくらでも上乗せして生徒らに、厳密にはその親に払わせてしまえば良いのです。これがまたバカにならない額ですから、役人も教員も簡単には失うわけにはいかないのですね。

 三つ目が日教組からの要請や賄賂なのですが、受験にないから、といって正式に学校でその教科を教えなくなれば、その教員らはまるっと要らなくなりますからね。表向きの理由はあくまでも表向きだけ、本来日教組にしてみれば、それは組合員の手前からも非常に困るわけですから、いつものように小金を教員らから集めては、政治家に献金するように役人らにも持っていくわけですね。役人さえ押さえておけば、変わり者の政治家がいても、いくらでも彼ら役人のやり方…いわゆる面従腹背でトコトン邪魔ができますからね。そんな政界で、今回、教育基本法改正案が政治家ら独自で一から造り上げられた事は、色んな意味で予想外でしたでしょうし、それだけに自民党の本気度が伺えますね。

 ま、グダグダ話て来ましたが、そんな話以前に今回、学校からは大学に受験時に提出されるいわゆる調査書があるのですが、それには公印が押されていますから、本来履修不足でありながらそれを隠して虚偽の調査書を作った教員らは、いわゆる有印私文書偽造(勘違い:公文書偽造)という立派な犯罪行為に組織的に関与した事になります。前任者から、或いは上司から教えられたならその教えた人物は教唆に、知った上で、或いは知らないといい張ってもそれを放置していたなら、間違いなくそれらは管理不行き届きに問われるでしょう。学校、教育委員会文部科学省と、万一警察が関与する事になれば、一体どこまで広がるか読めない事態となります。

 教育基本法改正には格好の追い風となった今回の問題ですが、それと同時に、今後の安倍政権の教育改革のあり方を問う、そんな非常に重要な問題でもあるわけです。恐らくこの問題は、今後私立にも拡がる事が(勘違い:すでに拡がっていました)間違いないでしょう。その上警察が各学校に入った日には、逮捕者は最終的に数千人に達するやも知れません。安倍政権には、どうか一つ判断を誤らないようにして欲しいものです。ある意味で、文字通りの教育崩壊を意味する事にはなりますが、それでも今の教育のこの現状は、一度崩壊せねば再生はけしてない様にも私は思います。もの凄く激しい痛みはともないますが、その価値は十分ある、と私などは考えていますが、はてさて。っと、いう事で、ではm(__)m。