鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

『名誉か、恥か』…またかよ2

 6カ国協議の事前調整のための会談は、結局折り合いが付かずに物別れとなりましたね。一応、互いに6カ国協議を開く努力するを事には合意を見たようですが、相変わらず、太っちょ側は参加は制裁解除の前提というのを譲らず、また更に、核放棄にともなって重油の提供などのエネルギー支援をもとめる、前回のペテンのときとそっくりそのままないつもの「斜め上」ですから、世界番長のヒル国務次官補には、今回もまともに話が通じないウンザリするような協議となった事でしょうね。ほんと、お疲れ様です。

 結局、核放棄にともなって日本や世界番長、半島の下の3国による対応措置などの提案条件を持って、あのいつもの能面のような外務次官は帰国するようですが、報道によれば、6カ国協議の年内開催は困難と見ているようで、年明け以降に改めて調整する事になる、との観測ですね。うーん、今回、太っちょが6カ国協議に復帰する意思を表明をした事を受け、宗主国様の太っちょとの貿易窓口である遼寧省丹東市にある4行が、今月中旬から順次送金業務を再開しているのですけれど、肝心のメインの国有銀行はまだ再開していませんからとてもそれだけでは冬を越す事はできないでしょうね。

 ま、今回、ヒル国務次官補は結局、核の放棄に向けた具体的措置を示すべき、という主張は最後まで譲りはしませんでしたから、話を進めたいのであるならば、太っちょは、以前ペテンにかけた世界番長が、今度は納得するだけの具体的措置を次回の調整協議で示さねばならないわけですね。示さねば、6カ国協議再開の意思なし、と宗主国様に受け取られかねず、そうなれば再び顔に泥を塗られた形の宗主国様は再度の制裁モードに入るでしょう。太っちょにすれば、今回の事前協議は余りに得るもののない協議でしたでしょうね。かえって、自らの選択肢がより狭まっただけでしょう。

 結局、世界番長でのかの国の民主党躍進にホルホルしながら、自分勝手に都合の良い筋書きを脳内お花畑全開にして今回の事前協議に臨んだものの、その結果は、以前と何ら変わらず容易に妥協はしない世界番長の前にあえなく玉砕したようなものですね。時間を無駄に浪費させられ、得るものは空手形の条件や宗主国様のささやかな制裁解除などほんの僅かで、更には選択肢もより狭められているわけです。まあ、あの宗主国様との『靖国』騒動で、共産主義同盟には毅然とした態度こそが肝要である、という事を我々自由主義連合はしっかりと学び取っていますからね。ましてや、一度ペテンにかけられている世界番長が再びそれを許すはずもありません。

 かえすがえすもミサイル乱射に更には核実験と、二度にわたって胡錦涛の面子を潰した上に、厚顔にもあれほどの大声で核保有を明言したのはまずかったですね。せっかく収まりかけていた日本での核武装や、非核三原則見直しの議論が再燃しかねない状況ですからね。その点で見れば、現在我が国の売国野党筆頭の小沢民民主党が、その他の野党らから非難されている麻生外務大臣の核保有議論への追求の甘さなどは、宗主国様にとってはさぞ迷惑な事でしょうね。下手すればまた議論が再燃しかねない上に、以前も触れましたが、国会で不信任案を否決されようものなら今度は公然と議論が行われる事になりますからね。

 宗主国様にしてみれば、核保有議論も非核三原則…いわゆる『持ち込ませず』の見直し議論も、どちらもこのままそっとしていて欲しいものには違いがありません。いかなる形であっても、あの日本が核を持つ事だけは何としても避けたいでしょう。だからこそ、宗主国様は今回地方銀行での送金だけに止め、重油のパイプラインは開かなかったのではないですかね。なぜなら、重油はミサイルの燃料や軍用燃料となりますから、そうなるとまた、太っちょがまた余計なミサイル乱射や戦争を示唆する発言をして、眠れる日本の危機感をここぞとばかり煽りかねませんから、宗主国様にしてみれば、ミサイル・ディフェンスのPAC3の前倒し配備もこれ以上は進めたくはないでしょうからね。

 さて、太っちょはどうするんでしょうかね。いよいよ選択肢は確実に狭まり、今度こそ核を棄てて自らの延命を図るか、それとも核を抱いたままなすすべなくジリ貧の道を行くかの、そんな『折れる』か『折れない』かのより明解な選択を太っちょは迫られています。ま、核を棄てた所で、それは取りも直さず太っちょの大きな政治的失敗となりますから、彼の求心力は急速に陰りを見せる事となるでしょう。なぜもっと早く折れなかったのか、あの核実験はなんだったのか、と人民から一層不審の目を向けられますからね。核を持ち続けても、やはりそれによって得るものはもはや何もない状況です。厳しい選択ですね。いずれにしても、太っちょの未来は余り明るいものではありませんね。

 以前にも書きましたが、やはり、年明けすぐぐらいが一つの重大なポイントとなるような気が私はしますね。ま、さすがにそれでは余りにも面白味がありませんので、ここは一発、いつもの誰もが予想もできないような凄い「斜め上」を炸裂させてくれる事を願いながら、ニヤニヤしつつ事態の推移を眺めていましょうかね(笑)。