夜半から未明にかけて雨が降ったせいか、眠いのに頭が冴えて眠れません。しかたなく、｢アクシズの脅威｣をサクサク進めていたのですけど(オイ)、やはり、眠いのに眠れるような気がしません。いい加減あきらめて、ただ今このようにブログを更新するために文章を打ったりしています。うーん、眠いよー＞orz。
今日は…って、すでに昨日ですが、久しぶりに｢たかじんのそこまで言って委員会｣をリアルタイムで見ることが出来ました。前ネタは、最近頑張っている橋本大阪府知事ゲストで登場し、それに次いで、今日…昨日の本ネタは横田夫妻を迎えての｢拉致｣でした。まあ、いつものようにお花畑な持論を展開する田嶋氏がかなり｢イラッ｣ときましたが、それにすらもあくまで冷静かつ真摯に、そして理路整然とお応えになられるご夫妻のお姿には大変感銘を受けました。私なら、少なくとも怒鳴りつけているところです。まったく、ご夫妻には頭が下がります。私ごときには、とても想像も出来ない年月をお過ごしになられたのでしょう。
それから、欝で薄ボンヤリする頭でつらつら考えていたのですけれど、やはり、大変迂遠で貴重な時間ばかりがただ過ぎ行くばかりなのですけれど、｢拉致｣の解決には、残念ながら近道はないという当たり前の結論にたどり着きました。勿論、戦後60年あまりの平和国家であり、そして法治国家という看板を今すぐにでもかなぐり捨てて、軍、自衛隊を動かせるものなら話は別なのですけれど、それは余りにも非現実的に過ぎますからね(溜め息)。何より、現在の自衛隊には、その任務を遂行するだけの物理的な能力がありません。一方的な特攻ならば攻撃は出来ても、さすがに奪還までは行えません。何より、正確な情報を得る術をもっていないことが致命的でしょう。
時間ばかりがかかるのですが、逆に時間がかかることが、現在は我々に有利に働きます。｢注目すべきは次回の協議のてん末｣と私は以前書いたのですけど、これには複数の意味があって、ひとつは太っちょの拉致解決への本気度を測り、ひとつはフフンの拉致解決への本気度を測り、そしてそれらから、拉致解決までのおおよその工程が測れるということです。勿論、最初の太っちょの本気度のところで、いきなり肩透かしを喰ってすべて台無しとなる可能性もあるのですけれど、このタイミングを逃して、いつもの非難合戦をすることは時間に追われている太っちょには何らプラスとはなりません。6者会合が頓挫し、何より、喉から手が出るほど欲しいテロ支援国家の指定解除が遠のくこととなるからです。
時間に追われ、現在外交のボールを握っている太っちょは、次回の協議には、少なくとも我々が確かに｢進展｣と認められる程度の案を提示して見せなくてはなりません。そしてフフンもまた、我々国民が確かに｢進展｣と認められる案以外では、前回の口約束の履行を安易には行えない状況となっています。支持率の低下は勿論のことですが、｢やはりフフンは特定アジアに弱い｣と認識されれば次の衆院選では戦えないこと、首相の座から引き摺り下ろされることを毒餃子ですでに学んでいるでしょうし、安易な妥協を下すことは、｢人の命は地球よりも重い｣といって世界に誤ったメッセージを発した父、赳夫氏同様、親子二代に渡って世界に誤ったメッセージを発し、日本憲政史上に再び汚名を刻むことを知っているだろうからです。
フフンもまた、低迷する支持率と特定アジアに厳しい世論、そして汚名を末代にまで残すことへの恐れから、恐らくは安易な妥協へとは踏み出すことはないでしょう。そして、前述の二つの兼ね合いを見極めることによって、おおよその拉致解決までの工程、いわゆるロードマップの長さを測ることができるのではないか、と私は考えているわけです。勿論、太っちょが｢ふざけんな｣といいたくなるような案を提示し、フフンが｢ふざけんな｣といいたくなるような妥協をするのかも知れません。確かに可能性はありますが、それならそれで、そこで初めて世論が沸騰し、次の衆院選で目に物見せてやれば良いだけです。自民党が受けるダメージは底知れないものとなることでしょう。考えただけでゾッとしますけどね(笑)。
我々国民もまた、次回の協議では覚悟を決めねばなりません。ことと次第によっては、本気で太っちょ政権のレジーム・チェンジ…つまりは、6者会合のテーブルをひっくり返して孤立することも辞さない覚悟が必要となります。そうなれば、いずれ太っちょは早晩実力行使をせざるを得ない状況にまで追い込まれ、我々は得がたい大義名分を得て目にもの見せてやることとなるでしょう。もっとも、そうなれば宗主国様が黙っていないでしょうけどね(笑)。上手に始末してくれるのではないですかね、多分(笑)。ま、鬱な頭で考えた妄想ですけどね…アー、眠い＞orz。ではm(__)m。
