鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

おや?

 しばらく更新が途絶え、今後いったいどうするのか、個人的に少し注目していた産経新聞所属の福島香織氏の記者ブログですが、ちょうどタイムリーなことに『総理番のお仕事?常識と言論の自由のはざまで考えたこと 2008/11/07 09:55』と題して更新されていました。どうやら彼女は、とりあえず、前回の一件から「学ぶ」ことを選択したようです。

 良く、この話をすると、友人らからは「お前は外道だ」扱いをされるのですけど、私は、ネット上で提供されるその情報が、たとえ、人間的に著しく劣った…いわゆる「クズ」と呼ばれる人間が発信したものであろうとも、その情報自体が、私自身にとっては有用なものであるなら別に何とも思いません。そもそもこのネットとは、そうして活用するものである、と考えています。

 ネットの良いところであり、また、悪いところでもあるのですけど、リアル…現実社会での実際の情報収集と違って、ネットでは、その過程で本来生じるであろう社会的摩擦が極端に低いことが挙げられます。そのため、かえってネット上では、その手の摩擦に対する反応が過敏に出すぎてしまう人々が多いのも事実でしょうが、逆に、リアルでは絶対に交わらない人々からの、本来得難いような情報も簡単に受け取れるわけです。

 勿論、その情報自身にどんな価値を見出すのかは、それぞれ個人個人の価値観によって判断されることなのですけど、とにかく、ネット上の情報には、リアルでは感じるだろう生理的嫌悪や拒否感などとは無縁で居られるわけです。ならば、それを最大限活用しない手はないわけで、リアルなら、到底望めないような相手と交流することこそが、新たな知識や価値観、そして、その自分とは違う考えが生み出されて来たようなその背景なども含めて、すべて学び取ることが出来ると考えています。

 ですから、私のアンテナの中には、「その文面から読み取るに、コイツは人間的には相当どうよ?」な人物のブログやサイトも含まれています。要は、私にとって有用な情報を提供してくれるのであれば、そのブログやサイト主の人間性がどうであるかは、私にとってはどうでも良いことなのです。これは、現実社会であってもそうでしょう。

 私にとって、その人物がもたらす情報が有用であるならば、多少の生理的な嫌悪や拒否感はひとまず横に置いておきます。どうしても我慢できないのであれば別ですが、そうでない限りはコンタクトは欠かしません。ましてやネットでは、リアルよりも簡単にその取捨選択が出来るのですから、便利この上ない道具です。ただ、裏付けを取らないと後で酷い目に合うのは、リアルもネットも同じですけどね(笑)。

 ですから、福島香織氏や、例えば軍事オタクの皆さんなどのその人間性がどうであろうとも、私にとって、彼らが有用な情報を提供してくれる限りおいてはアンテナに置いておきます。勿論、彼らが真実、有用な情報を提供してくれる上に、その文面からも、もう滲み出るような素晴らしい人間性が感じられるに越したことはありませんが、そもそも、友人からも外道呼ばわりされる私がそこまで望むのは、さすがに高望みのし過ぎ、でしょうしね。

 いずれにしても、今回の福島氏の変化は、そう悪いものでもないような気がしています。ま、しょせん私も、その他大勢の莫迦の内のひとりにしか過ぎませんが、それでも今後、福島氏がいったい何を学んで行くのかを見ていたいと思います。幾つになっても成長を続ける人物を見つめ続けることは、必ず、自分自身にも良い影響をもたらしますからね。その意味で、ちょっと今後が楽しみです。ではm(__)m。