鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

働けー!(笑)2

 基礎的な部分の説明だけで、昨日は結構長くなりましたので、今日は「その2」ということで、続きです。ま、この程度の事柄ならば、一部特定勢力とその狗の面々も、そして、我が日本国の保守派議員も充分承知の上だろう、と私的には思っているのですが、ま、中には、箸にも棒にも掛からないような御仁も現実に居られることでしょうから、明かすことによってその一長一短はあるのですが………ま、そこは念のため、ということで(笑)。

 田母神俊雄氏のあの論文が、一部特定勢力と狗の面々らが多用して来た情報工作の手法、確かな論拠に基くよりも、我々日本人が弱い感情面に情緒的に訴えかける手法をあえて取ったことは、彼ら、一部特定勢力とその狗の面々らが、その効果を充分知っているだけに彼らが容易には無視することが出来ず、また、多くの日本人がそうしたように、誰もが、特に彼らが思わず突っ込まずには居れないように、田母神氏が仕組んだ罠であるわけです。

 一部特定勢力とその狗の面々といえど、中には飛びっきり頭の切れるのも居れば、世間一般のように、本当にどうしようもない脊髄反射を延々繰り返す輩も居るわけで、なおかつ、現在我が日本国のマスコミは狗の面々の巣窟であり、彼らの極端な偏向のおかげで、そういった輩は年々劣化をたどっているのも事実ですから、田母神氏は、あの程度の罠にも充分引っかかる可能性あり、と見ていたのでしょう。まさか、劣化した、そして、トコトン平和ボケした日本人がこれほど大量に「釣れる」とは、私自身も気付いては居ませんでした(笑)。

 その上で、田母神氏は、その罠をより機能させるために、また、カウンター・インテリジェンスとしてあの論文をさらに有効に機能させるために、一部特定勢力とその狗の面々らとは決定的に違う点、すなわち、嘘は論拠として使わない、ことを選択したわけです。勿論、あの論文の論拠には、嘘と事実のギリギリの境を行ったり来たりするような薄弱な論拠があるのですが、それでも、田母神氏は決定的な嘘だけは用いていません。それが、どうしても必要であったからです。

 あの論文を発表することにより、田母神氏は、自らの行為が問題となり、そして、国会論戦での与党への有効な攻め手のなかった野党議員ら…狗の面々らがそれに飛びつくことを予想し、そして、自らが国会という公の場に引きずり出されるだろうことも予測し、確信していました。ま、確信犯なわけですが、田母神氏は、そこであの論文を書いたその経緯を述べさせれるでしょうし、また、運が良ければ、狗の面々らからあの論文自体を真っ向から否定されるチャンスを与えられるわけです。

 残念ながら、一部特定勢力とその狗の面々らは、すでに現時点で、いつものレッテル張りでの印象操作と政府の任命責任のみを追求していることからも、すでに、田母神氏のその狙いを充分読んでいることが見て取れますが、しかし、国会という公の議論の場に自らが引きずり出されることによって、その所期の目的の半分ほどを達成したことになります。とにかく、相手と同じ土俵の上に立って、そして向かい合う、というところまで来たわけです。

 例えていうならば、これは、韓国が不法な実効支配を続けている竹島と同じです。韓国は、すでに竹島を自国のものと主張しているわけですが、その法的根拠を公の場…国際司法裁判所で争われては、嘘八百並べ立てたいい加減な根拠しか示せませんので明らかに不利なことから、「竹島の領土問題は存在しない」といって絶対に国際裁判所には出て来ませんが、じゃあ、どうしてあんなに騒ぐの? と聞いてみたいのですが、それはともかくとして、その韓国を、今回公の争いの場に引きずり出したのと同じ意味があるわけです。

 あの、我が日本国の歪みの元である村山談話についてのその真偽個別の検討を、田母神氏は、自衛隊員として初めて国会という公の場で問題提議し、また、具体的に争うチャンスを手に入れたわけです。それがわかっているだけに、今回、一部特定勢力の狗の面々らは最初からその腰が引けているのがわかります。でなければ、恐らく、彼らはテレビ中継のある集中審議を要求したはずです。今後、同じことが起きないように、退職金の自主返還のことや国会同意人事案までいい出すほどなのですからね(笑)。

 ま、彼らのその陰湿さと執拗さがそこに透けて見えるのですけど、彼らにとっては、竹島と同じように、村山談話が国会という公の場で問題視されて、その個別具体的な詳細な検討や議論が行われるわけには行きません。なぜなら、実際村山談話には、明らかに、日本人の目からすれば確かに、国益を大きく損なう問題箇所があるからです。一部特定勢力の利益のために奔走する、その狗の面々にとっては、それが修正も否定されないように、そのための議論すらもさせないことこそが彼らの身の安全を保証することになるのです。

 なぜなら、その議論の過程で、彼ら一部特定勢力の狗の面々らが、我々日本人に対して延々と行って来た嘘と欺瞞に満ちた情報工作、我が日本国の国益を損ない、そして、一部特定勢力の利益のためだけに生きて来た彼らのその実態が、我々、長い間騙されて来た日本人の目に明らかとなるからです。そしてそのことは、我々日本人からの、相当な怒りと侮蔑の激しい感情に、一部特定勢力とその狗の面々らを晒し出すこととなるでしょう。ま、勿論、田母神氏と質問する保守派議員の器量と才幹によるところが大きいですけどね。

 ま、そのためにも、あのキワモノ論文は、論拠が相当に薄弱で、また、本来の論文の体は成しては居らず、しかし、決定的に嘘と断定できる論拠には基いていない、見た目、いかにもなキワモノ論文でなければならかったわけですが、それだけに、正論を述べて、さらに自虐史観のカウンター・パートとしてのカウンター・インテリジェンスとしては相当に効果もあり、また、嘘のレッテル張りが容易に出来ない、否定するには個別具体的な議論が必要とされる論文でもあるわけです。

 これが、単なる電波気味の民族主義者が偶然書き上げたのであるなら、真実、これだけの偶然がただ単純に重なったのだとしたなら、その豪運だけでも、彼…田母神俊雄氏は、やはり自衛隊首脳部を去るべきではなかった、と私は思います。同様に、もし、私が考えているだけの作戦の立案能力とその遂行実行能力に加え、恐らくは、運的にも相当に恵まれている彼が、今、航空自衛隊の長の座を退くことは国家的損失である、と私には思えます。

 なぜなら、自衛隊が担う軍事防衛とは、最大限の人事を尽くして、さらに運までも味方に付けねばならない事柄なのです。彼らには、華々しい勝利こそは一切期待されては居ませんが、逆に、何があろうとも絶対に負けてはならない、という極端に厳しい成果を常に義務付けられている組織なのです。

 ま、それはともかくとして、彼らのおかげで日々安穏と暮らせている我々日本人と、そして、日本社会の歪みをいつまでも正すことない、その歪みを自衛隊に押し付けるばかりでろくな仕事をして来なかったのん気な保守派議員は、いい加減、それらの現実を直視して、せめて自らの襟を正すべきでしょう。少なくとも、国民の負託を受けた保守派国会議員は、知恵も能力も覚悟も乏しいことはわかりましたから、せめて、立場上の最低限の戦略目標を達成するべきです。

 つまり、村山談話の修正か否定をだしにして、新テロ特措法の参議院の通過か否決ぐらいは勝ち取れ、ってことです(溜め息)。それすらも出来ないのであれば、私にとってあなた方…保守派国会議員の存在は、我が日本国には必要ない、ってことです。単なる税金の無駄遣いですからね。ではm(__)m。