鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

答えはいつもシンプル

 今日は、最近民主党への傾倒が特に著しかった「たかじんのそこまで言って委員会」を個人的にわくわくしながら流し見していたのですが、肝心要の違法献金疑惑については、微塵にも触れることがないまま、完全スルーの「なかったこと」扱いのままにあっさり終了の時間を迎えました。


しょせんこの程度か(笑)


と思うと同時に、一時代を築いたこの番組も、もはや、その残り時間はあまり永くはないような気がしました。

 さすがに、反大陸志向でありながら民主党マンセー反自民党志向では、その二つの志向の組み合わせ自体が元々ややミス・マッチなだけに、今後、両方の陣営から反感だけを買い続けてはその支持を時間と共に失うことになる気がします。

 いったい誰に、どんな視聴者層に向けての放送なのか、どんな視聴者層の支持を得て現在を築いたのかを正しく分析し、認識していなかったか、元々、反大陸志向は口先だけで、結局、それでとりあえず一度人々を信用させて、我が日本国の民意を反自民党に向けたかっただけなのかも知れません。

 良かれ悪しかれ、結局、日本のいちマスコミである以上は、単に世論誘導の誘惑に抗し切れなかっただけなのかも知れませんが、物事に対して疑い深い私などには、どうしてもそれが、我々日本国民に対する悪意に基く所業にしか見えませんし、また思えません。


ええ、色々病んでますとも…orz(笑)


 少なくとも今回、良かれ悪しかれ、多くの視聴者のある種特定の期待を番組は完全に裏切ってしまったわけですから、そのダメージは、今後時間の経過と共にじわじわと効いて来るのではないですかね。しょせん他のニュース・バラエティーと根っこは同じである、とのことが、今回、多くの視聴者に深く印象付けられたことでしょうしね。

 しかしこれで、また私的には、ますますテレビ自体の存在意義が希薄になりました。ま、それをいうなら、日本のマスコミの存在意義自体が、私にとってはすでにかなり希薄であるわけですが、いい加減真剣に、従来メディアの皆様は本当に追い詰められている危機感を持つべきでしょう。危機感はあるが事態打開の知恵がないし、さらにマスコミ人として必要な矜持も倫理もない、というのが本音でしょうけどね(笑)。

 やるべき事はいたってシンプルなのですが、それをするには、すでに彼らは精神的にも、そしてその体質的にも、もはや、真っ当に彼ら本来の仕事を成すにはあまりにも汚染され、そしてもう、いびつなまでにどこまでも歪み切っていますからね(笑)。


伝えるべきを伝える


という、たったそれだけのことなのですが、根本的なそれ自体が、彼らにはどうしてもできないわけです。ですから、その存在意義が、我が日本国内において日々損なわれ、また、人々の間でもますます希薄化することはやはり仕方のないことでしょう。ましてや、ネットにつながれば、遥かに容易に情報の取捨選択や比較検討が行えますからね。

 いわゆる「個人の可処分時間」に対して、リアルよりもネットの方が、より中身の割合がその個人のレベルに応じて濃くすることができ、また、個々の好みによる選別がより行いやすいわけで、今や、その情報を得るためのコストを踏まえた場合でも、リアル…従来メディアは、ネットに比較して明らかに数段劣っています。

 もし、仮に政府発表…例えば官報などが、その受け手である我々個々の日本国民のニーズを丹念に拾い集め、いつしか、官報そのものが現在とは違って、その国民のニーズをきちんと反映した、より具体的で詳細なものとなったときに「果たして、彼らの居場所はあるのかな?」と、最近良く考えます。官報でなくとも、何がしか「伝えるべきを伝える」新たな方法なり手段なり、組織や団体の登場に、彼らは対抗…出来ないでしょうね(笑)。

 歪んだ価値観の押し付け、恣意的な情報の伝達と隠蔽、それらによる歪んだ世論の誘導とその形成………勿論、ネットもリアルと同じく、それらが確固として存在しているわけなのですが、その取捨選択がより容易く、より自由で、より選択肢が豊富なわけです。しかも、ときにその専門性で負け、また、その多様性でも負け、そしてその発想や着目点の豊かさでも勝てないとなれば、それはもうビジネス・モデルとしてすらも存在意義がありません。

 ま、要は、情報の発信元としての、個々のマン・パワーに対するそのコスト・パフォーマンスの異常なまでの悪さが何よりも致命的で、やはりマスコミも、今や新しい環境に適した形へと「構造改革」を要求されている時代であるわけです。その「痛み」に耐えることができたとき、初めて、彼らはきっと生き残ることができるのでしょう。かなりの「痛み」ですけど(笑)。

 ………んー、ま、どこまでも強情な選民意識に凝り固まり、もうどこまでも異常なまでに独善的で、その上にどこまでも偏執狂的な自己愛に日々溺れている彼らには、やはり無理なのかも知れませんね(笑)。変化を受け入れ、それに対応することができれば生き残れることはわかっていても、きっと彼らは、自らにその試練を課すことを拒み続けるのでしょう。そして、その結果「滅ぶ」というわけです。現実は、いつでも厳しいですからね(笑)。ではm(__)m。