鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

いつか見た風景

 ま、相変わらず、鬱の調子が悪いわけなのですが、世間では、現在激震クラスに激しく震撼しているようで、何といいますか………こう……「一寸先は闇」みたいな、そんな気分をここ数日シミジミと感慨耽っている最中です(笑)。

 まず、一報を知り、最初に抱いた印象は


アメリカを敵に回すと、結局こうなるよね(笑)」


でした。

 ま、偶然なのかも知れませんけど、田中角栄氏、金丸信氏、小沢一郎氏と続き、その代々に受け継がれ禅譲されてきた旧田中派の利権、すなわち、土木利権や防衛利権に加えて、大陸利権と共に一部特定勢力の浸透を受け入れてしまったそのときから、旧田中派の今日までのその命運は、すでにそのときに決まってしまっていたのかも知れません。

 というのも、北朝鮮に対する金融制裁時に発揮した、世界の基軸通貨であるドルに対するアメリカのトレーサビリティ…その追跡可能能力の高さでは…ま、当たり前のことですが…とても他の追随を許すものではなく、同時にそれは、他の通貨の追跡にも、その強力なノウハウは容易に転用可能であるだろうからです。

 ま、要するに、いかなる金の流れも、追跡させると右に出るものはいないぐらいには、アメリカは、全世界の金融界での情報収集能力には長けているわけですね。そのアメリカが、明らかな敵性行動が事ある毎に見られ、また、カウンターパートである大陸へのあざといまでの擦り寄りが明らかである対象を、何ら対抗手段を講じることもなく放置し続けることなどありえません。


………いや、妄想ですよ?(笑)


 いずれにせよ確実なのは、たまたま東京地検特捜部が、あらゆる脱法行為に手を染め上げていた、たまたま偶然アメリカにとっても大変邪魔な、これまたたまたま、我が日本国の問題政治家につながる企業の海外の裏金を、たまた………ま、色々あって、たまたま、海外の裏金を自らの海外口座へドルで入金した、その企業の幹部を業務上横領容疑で逮捕したのが全ての発端、ということです。

 素直に考えれば、東京地検特捜部の血の滲むような地道な捜査努力の賜物なのですけど、それにしても、ものの見事にピンポイントで「ここしかない!」という要所中の要所を押さえ込む見事な捜査を展開したものです。しかし、その後の年明けて、当の裏金を取り仕切っていた前社長の逮捕以降、あまりにも「ぷっつり」と音沙汰が聞こえてこなくなりましたから、てっきり、本丸の小沢一郎氏を攻めるのは「これは、あきらめたのかな…orz」と思っていました。

 完全に不意を打たれたのは、当の小沢一郎氏も同様で、公設第一秘書の逮捕の翌日の会見を見る限りは、恐らく、御当人はアレで時間稼ぎでもするつもりなのかも知れませんが、東京地検のマスコミへのリークを状況を見る限りにおいては、どんなに最悪であろうとも、確実に第一秘書の首はすでに取れることが確定していて…つまり、外堀はすでに埋まっていて、今は東京地検特捜部にとっては、すでに内堀を埋める最中の段階であることが見て取れます。

 何をどう足掻いたところで逃げ場はすでになく、本丸が落ちることもすでに時間の問題であろうこのときに、いったい、敵である東京地検特捜部に真っ向から喧嘩を売る意味が良くわかりません。マスコミが誇った「偏向」という魔法の盾も、東京地検特捜部のすでに掴んでいる情報のリークの前には、特に追い詰められつつある新聞には全く効果を発揮しない事ぐらい、あの小沢一郎氏がわからないはずはない、と思うのですが………ま、それがわからないぐらいにまで、すでに精神的に追い詰められているのかも知れません。

 民主党執行部も、あまりに公設秘書逮捕のタイミングが見事過ぎて、現在、すでに事態の深刻さを冷静に判断できているとはもはや思えません。即座に、すでにお荷物と成り下がった小沢一郎氏を切り捨てるべきなのに、彼らは判断を誤った挙句に、共に沈み行くことを選択してしまいました。今後、時間の経過と共に、民主党丸という船が被った今回のキズは拡がり続けるでしょうし、また、明らかにその判断力に疑いのある小沢一郎氏を船長とし続ける限りは、もはや、彼らの道行きは決まったも同然な気がしています。

 ま、タロサにとっては、所定のとおりに決められた物事を、守るべき筋を守りながら着実に進めるだけのことですね。ぶっちゃけますと、必要十分な景気対策と、より確実な安全保障の確立さえしっかりと担保されているのであれば、私にとっては、多少の政治的混乱は容認できるのです。選挙で自民党が下野しようが、権力を手にした左派政権が混迷を極めようが仕方ありません。いずれにしても、それは我々日本国民の選択、我が日本国の民主主義の結果であるわけですからね。

 ただ、問題なのは、肝心の民主主義の根幹を形成すべき重要なその一翼たるマスコミが、いつも不必要十二分な偏向と欺瞞によって、我々日本国民の判断の基礎となる情報を常に歪め続けている事です。間違った情報からは、誤った選択しか生み出さない事は歴史が証明しているのですが、目先のことに汲々とする彼ら、そして人々にとっては、きっと、そんな先のことは考えられないのかも知れません(溜め息)。こうして、きっと、歴史というものはまた繰り返されるのでしょう。………ああ、イヤだイヤだ>orz。

 いい加減、少しは進歩すると良いのですけど(遠い目)。ではm(__)m。