鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

それゆえに42

 ま、人生というものは、とかく予想外の事が起こるものではあるのですが、それでも、人々がこれほど熱い反応を私にぶつけてくるような日々が、これほど早くに訪れる事になるとは思いませんでした(笑)。恐らく、私が現在、鬱に侵されていなければ、この人々の熱波にのって何かを企み、何かを為そう、或いは成そうとしただろうと思います。ま、志ある、相応の能力の在る偉い人などは、普通このような状況をチャンスと捉えて、いわゆる「火中の栗」にその手を伸ばし、拾い上げ、我が国の歴史にその名を刻みますが、私的に現状を見る限り、誰もそんな気概ある人物は居ないようですね(溜め息)。

 外交ド素人の仙石官房長官は、以下のように、かく語っていますが、

ASEM“首相 理解求める” 9月28日 12時22分 nhk

 仙谷官房長官は記者会見で、菅総理大臣が来週ベルギーで開かれるASEM=アジア・ヨーロッパ首脳会議に出席することを発表し、会議などを通じて、尖閣諸島の日本の領海内で起きた中国漁船による衝突事件の日本の立場に理解を求めていきたいという考えを示しました。

 この中で仙谷官房長官は、菅総理大臣が来月4日と5日にベルギーで開かれるASEM=アジア・ヨーロッパ首脳会議に出席し、参加する各国首脳との会談を調整していることを正式に発表しました。

 そのうえで、仙谷長官は「尖閣諸島の日本の領海内で起きた中国漁船による衝突事件が、アジアの経済成長や平和的な安全保障環境という観点から見て、決して望ましいことではないことはまちがいなく、各国との対話を通じて認識を共有していきたい」と述べました。

 ただ、会議の期間中に日中首脳会談が実現できるかどうかについては、「環境整備ができればやろうということで、外務省も模索すると思うが、あと1週間ぐらいで、そういう状況になるかどうかは不明だ。わたしどもとしては、ボールはすでに中国側に渡してあるという認識だ」と述べ、今のところ実現は難しいという見方を示しました。

以上のように、相も変わらず、言ってる事とやっている事が真逆です。

 外交において、コンタクト…接触を求めるその行為自体がカードとして扱われ、求められる側はその代償を求める権利…カードを手にします。現に中国側は、日本側がもっと折れる事を期待して、接触を避けて焦らしているわけです。では、どうするのか? 事は簡単至極で、相手の予想を裏切って対抗し、対峙の姿勢を示せばよいのですが、ま、土下座する気満々の現政権には無理ですし、それを声高に叫ばない野党もそれは同じであるでしょう。誰も、ここでババ…ジョーカーを引きたくないわけですね(溜め息)。

 この事態を引き起こした当事者たる、現政権は土下座外交のスパイラルに嵌まり込んでいますから、このまま進めば、先のエントリーでも書きましたようにどこまで底抜けるかわかりません。切り返すとすれば、対峙による恐怖を相手に…かの共産主義者独裁政権首脳部らに覚えさせる事が必要であるのですが、現政権首脳部の頭には、「尖閣は日米同盟の内」という先のアメリカからの言質も目先の土下座に吹き飛んでしまっているのでしょう。それどころか、前原氏などは国会で以下のように発言しています。

ビデオの公開 公益性考え判断 9月28日 12時22分 nhk

 前原外務大臣は、参議院外交防衛委員会で、尖閣諸島の日本の領海内で起きた中国漁船による衝突事件で海上保安庁が撮影したビデオについて、「中国漁船が明白にかじを切って体当たりをしてきている」と述べたうえで、公開するかどうかは、公益上の必要などを定めた刑事訴訟法に基づいて判断されるべきだという考えを示しました。

 この中で前原外務大臣は、今回の事件について、「東シナ海に領土問題は存在しない。尖閣諸島はわが国固有の領土であり、主権を守るのは国家として当然だ。同様の事案が起きれば国内法にのっとって対応する」と述べました。

 そのうえで前原外務大臣は、中国漁船が衝突した際に海上保安庁が撮影したビデオについて、「中国漁船が明白にかじを切って体当たりをしてきている。もし故意ではなく、ミスであれば、当たる瞬間や直前、当たったあとにエンジンを逆回転させて離れる措置をとるはずだが、そういった形跡はまったくビデオからは見られない」と述べました。

 そして、前原外務大臣は、ビデオを公開するかどうかについて、「検察の判断は処分保留であり、ビデオは、まだ証拠物件として検察が持っている。刑事訴訟法では『訴訟に関する書類は公判の開廷前には公にしてはならない。ただし公益上の必要、その他の事由があって、相当と認められる場合には、このかぎりではない』とされており、これに基づいて判断されるべきものだと考えている」と述べました。

 その判断こそが政治の役割であり、脱官僚、政治主導を掲げてきた彼らのその本来の職分であるのですが、先の船長釈放のときと同様、彼らは部下にその責任を擦り付ける気満々の典型的なダメ上司振りには呆れるばかりです(溜め息)。そのくせ、彼ら自身はその部下たちを馬鹿にし、ネグレクトし、挙句には部下にそれらをされ返されてがこの有り様であるのですが、ほんと、馬鹿は死ぬまで馬鹿のまま(溜め息)。恐らく、彼らは誰もその責任を負う気がなく、自らのその身の保身で一杯一杯の状況なのでしょう。それは野党各党にも同じ事がいえ、だからこそ、現在彼らは、政権の非難はしてもその解決策の提示をしていないわけです。

 中国側は、北韓の親玉らしく、彼らよりもさらに巧みに瀬戸際外交を続けるでしょうから、その連鎖を断つには、先にも述べましたように彼らに対峙して、そこで初めて、やっとまともな外交的話し合いができる環境が整います。今、我々にはその覚悟が求められ、また、その声をしり込みしている彼ら、政治家気取りの実は多くの政治業者らに届けるべきであるのでしょう。ま、だからといって、土下座する気満々の連中が翻意するかといえば、その可能性は極めて低いのが現状ですけどねorz。

 狗は、自らのその保身が何よりも優先しますから、きっちり、小沢氏などは速攻で身を隠した辺りは彼らのその行動原理を良く現しています。そもそも、誰も責任を取るつもりのない政権与党ですから、これから先、その司令塔不在の目クラ航海の成り行き任せなその政権運営が続きますが、ま、これも多くの日本国民が自ら望んだ結果ですから、不本意ながら、私もまた皆さんと同じにその痛みを分かち合うしかありません。ただ、救いがあるとするならば、我々は少なくとも、その痛みの原因たる彼ら…私が良く言うところの「金と権力の狗」らのその存在を理解しています。

 魔女狩りにレッテル貼り、差別…確かに「いわれなき」その行為は私も完全に否定しますが、「いわれのある」その行為は肯定されるべきと考えています。なぜなら、我らと共存できないその理由は彼らにこそあり、それを改めるべきは我々でなく彼らの問題です。郷に従えぬと彼らが言うのであれば、出て行くべきは彼らであり、残りたいのなら改めるべきも彼らです。嘘と欺瞞で、いわれなき魔女狩りやレッテル貼り、差別を繰り返してきたような彼らに、慈悲持て当たるは間違いである事は、この動かし難い我が日本国の、そして世界の現実が我々に如実に物語っています。

 ま、何かもっと上手いやり方とか、巧みな方法があるならば喜んでそれを用いるのですが、あいにく、凡愚たる私ごときにはそれを未だに思いつけませんorz。微力ながら己のできる事を為し、後は、成るようになるを祈るのみ(´・ω・`)。ではm(__)m。