鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

それゆえに73

 前回の更新からすでに4ヶ月、東日本大震災からは7ヶ月余りが過ぎたわけですけど、ま、結局、あちら側の流儀である「利得ない限りは何もしない」が未だに詐称「選民」様…我が日本国における、いわゆる「エリート(笑)」様方によって続けられています。彼らの言う「知恵」とは、リベートやキック・バックなどの新たな利得提供の仕組みや方式の工夫の事で、それがない限りは「これで死ぬ奴は勝ってに死ね(笑)」というわけです(溜め息)。

 勿論、口先では断固として彼らは否定しましょうし、具体的に「死なば死ね(笑)」と思っているわけではないのかも知れません。しかし、この結果…動かし難いこの現実こそが、彼らの多く…そのほとんどがいったい何者であるのかを我々に知らしめているわけです。ま、少なくともその多くにとっては、あちら側のルールが被災者らの救済よりも重要であり、何より優先されるべき事柄であるわけです。ほんと、腐ってますねぇ(遠い目)。

 ま、以前も書きましたが、彼らが本来、目指すべき戦略目標には現在も変わりがあるわけでなく、まずは被災者らへの一刻も早い救済にあるわけですが、彼らは相変わらず、自らの利己的といえる目的に被災者らのその窮状を利用する事はあっても、その本当の意味での達成や、さらには基礎的な復旧ですらも、そもそも興味や関心自体がないのでしょう。

 未だにタロサですら、口を開けば選挙、選挙と口にしますが、今選挙をやって勝てるほどに自民党が支持されているとか…何だか本気で考えてそうで嫌ですねorz。明らかに彼らの戦略目標が別にあり、それに向かって邁進しているわけですから、自然、その結果は被災者らの救済どころか、多くの日本国民の利益…つまり、我が日本国の利益たる国益にも遠く合致していません。菅氏が、自らの所業で行き詰まり、放り出した後を継いだドジョウの野田氏も、日々、我が日本国の国益を損なうばかりですorz。

 何やら、世界番長の狗になれば長期政権が保てるなどと、聞くところによれば野田氏は、どうやら誰かに吹き込まれているらしいのですが、中曽根氏や小泉氏は別に、アメリカに媚びへつらって長期政権を築いたわけではありません。アメリカに気に入られたの確かですし、それが長期政権への要素のひとつとなった事は確かですが、そもそも野田氏に、二人が発揮して見せたそれぞれの政治力に匹敵するほどの実力がある、とは考え難く、鳩山氏や菅氏同様、結果として口先に終始するだけで、その期待を幾重にも裏切って終わるでしょう。

 オバマ氏や、我が日本国における政権交代以降の3バカにせよ、彼らが基本的に愚かなところは、「見せ金」やそれに類する利得の提供なしに、彼らの「ペテン」…「詐欺」が成立する、できると考えているところです。「詐欺」を成功させる要素として、重要な事は「情報の操作」と「錯覚」です。しかし、このネット時代においては、どれほどの金と権力を得ようとも、その二つを成し遂げる事は容易な事ではありません。

 では、どうするか? 簡単な事で、それが何であろうとも構いませんが、より多くが「自分は得をした」感じるように、実際に、多くの日本国民にとっての利益となること、支持の得られる何かを提示するなり、結果を出せばよいわけです。先の二つの長期政権を築いた二人は、それぞれの得意を駆使してそれに成功しました。それにより、まず、多くの日本国民という大きな支持母体を作り上げ、それによってさらなる力…根強い抵抗を打ち砕くだけの実行力を得たわけです。

 確かに、オバマ氏を始め、彼らはその性根がしょせん「狗」ですから、何よりもまず、自らの子飼いである支持母体の「狗」にこそ真っ先に利得を提供したくなるのでしょうが、その結果は、三橋貴明氏云うところの「フロー(GDPの成長)からストック(貯蓄)へ」という単なるバラマキに終わってしまい、結局、彼らを実際に選挙で支持した圧倒的多数の国民はほとんど恩恵には与らずに終わりました。

 圧倒的多数のおかげで勝ちながら、彼らは、その圧倒的多数を無視し、一部特定の勢力にのみ、と言い切ってよいぐらいにその他の人々に恩恵を与えなかったわけです。彼らのそのやりようを見ていると、「ああ、こいつらは本物だわ(´・ω・`)」と思わざるを得ません。

 ま、そもそも彼らに、子飼いの「狗」すらも御するほどの政治力や信頼関係は、何らかの利得抜きにはあり得ない程度のものしかありません。「待って。御願いやから、もうちょっとだけ待ってm(__)m」などと言おうものなら、増してや、子飼いの「狗」よりも先に多くの国民に利得提供を行おうものなら、一斉にそっぽを向かれるその恐怖が頭にあったからこそ、根が小心の「狗」である彼らはそうせざるを得なかったのでしょう。

 ま、正しい戦略目標と、そこへ至るためのロード・マップ…いうなれば絵図面を描くだけの能力が彼らにはそもそもなく、単なる嘘と欺瞞による戦略上の陥穽、自らが掘った墓穴に間抜けにはまり込んだわけです。しかし、事ここに至ってもなお、彼ら同様に嘘と欺瞞を口先だけで繰り返す連中がこれだけ多いのは、それだけ、詐称でない「選民」様らも朱に交わって赤くなっているのでしょうね(溜め息)。

 まあ、それでも結局、タロサが一番マシである事は私的には変わりませんが、少々、タロサという人間自身を見誤っていたように思います。もう少しマシな人間のように感じていましたが、思いの外、人間味の薄い人物のような気が今はしています。ま、仮にそうであったとしても、過去のあの激しくネガティブな環境の中で巨額の財政出動を為し、リーマン・ショック後の経済をV字回復成さしめたはそのタロサです。その後の二人とは、明らかに能力的な格が違います。

 ま、返す返すも惜しむらくは、我が日本国の利益…国益は日本国民全体の利益である事を定義、提唱し、その後の政権奪回の布石を打つ…議論を巻き起こす事ができなかった事にあるでしょう。………ま、今さらですけどね(笑)。

 ここ最近、鬱の加減もあってたまにしか話せていませんが、解説はあんまり必要なくなるぐらいに、人々が大分とこなれてきています。そろそろ真剣に、「選民」様らは、今後の自らの身の振り方を考える時期でしょう。ま、そもそもの話し、身内の不始末を自らで始末しなかったからこそのこの有り様。今後は、自らをも省みず、一城皆殺しも辞さないほどの覚悟が示せるかどうかが鍵となりましょう(笑)。

 少なくとも、わが大阪府橋下知事は、そうする事で、現在の力たる多くの人々の支持を取り付けました。結局、かの国々同様に、恐怖を彼らに与える事こそが重要である事が………おっと、凡愚で外道な私ごときの文章を鵜呑みにすると、きっと痛い目見ますぜ、旦那(笑)。ではm(__)m。