鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

それゆえに111

 現在の我が日本国の公務員…一般行政職の何が問題か、といえば、本来の「民間への行政サービス」という、その存在意義の根本がおろそかになり過ぎていることにある、と私は考えています。

 なぜなら、彼らの中で我々、「民間」という彼らよりも法で権利の守られていない存在は、彼らにとってのその優先順位上、ネグレクト…無視して見殺しても、彼らにとっては別に構わない位置付けの存在であるからです。

 現実に、せいぜい数年で入れ替わる政治家らは、その多くが彼らの票と金で飼い慣らすことができ、人事面でも、政治家らは彼らの提出する人事案を制度的に追認するしかなく、結局、政治家らは何らかの利得…交換条件なしには彼らを動かすことすらできない有様。

 勿論、例外は居ます。政治家にも公務員にも。しかし、しょせん個人にできることなど、その個人がどれほどに優秀であろうとも、集団を相手にすればたかが知れています。それがある種の天才であってしても、やはり個人には限界があり、まして、相対するが腐敗していればなおさらです。

 あの理科教諭の前田大仁(ひろひと)氏がお亡くなりになったように。

 つまり、この際の問題の焦点は個人ではなく集団や組織のその在り様にあり、現場を活かすことのできる、なおかつ社会…民間に貢献させ、それをする意思と能力のある幹部たちの居る上層部が存在するかにあります。ま、これは何も公務員に限らぬ我が日本国における、つい情と都合に走るその通弊と言えますがね(ため息)。

「人間、悪事を働くに特に仲間を求め、類は友を呼ぶ(´・ω・`)」

 バブルの崩壊以降、それまでにもあった個人の腐敗は、大阪でも明らかになった採用試験の採点のチェックが行われていなかったように、より少ない手間で限られた人数を掌握すれば良い状況では、おそらく、全国規模で組織的に腐敗は蓄積され続け、それを是正する手段なきままに現在に至っているのでしょう。

 外道である私にすれば、私が納得するだけの全体の利益が提供されているのであれば、別に誰が「ノーパンしゃぶしゃぶ」級の接待狂いになろうが、特定集団が「穴兄弟」感覚で鉄の結束を誇っていようがどうでも良いのですが、現実に、我々多くの民間は二十年に渡って、彼らに一方的に搾取されるばかりでした(ため息)。

 で、私の知る限りリアルでもネットでもそうなのですが、彼らの主張は、それを至極当然の権利と考え、もはやそこには欠片ほどの悪意や引け目すらも存在していません。彼らにとって、我々多くの民間は同じ人間とすら見られていない。無能に過ぎない我々は黙って彼らに隷属するべし、それが優秀な彼らにとっての当たり前であるわけです。

「お前ら、一体どこのお貴族様なん?(´・ω・`)(ゴクリ)」

 彼らを「選民」と、私はある意味揶揄を込めて呼んでいたわけですが、この現代、民主主義の我が日本国において彼らは、ここまで、その心を腐らせてしまっていることに、それがこうも彼らの側で一般化していることには、さすがに外道の私も戦慄を禁じ得ません。

 彼らが共産・社会主義者らとの親和性が高く、大阪都構想住民投票であの鉄の結束を見せたそのゆえんなのでしょう。共に独善と全魔をその心に抱き、実質的に両者の利害は一致する。橋下維新は、彼らにとっての裏切者らの巣窟でもありましたしね。

 ま、それでも現在の安倍政権は、そんな畜生道にまで堕ちた彼らを救済するつもりです。

官邸に嫌われたら出世できぬ…嘆き漏れる霞が関 読売新聞 20150530

 中央省庁の幹部人事を一元管理する「内閣人事局」(局長=加藤勝信官房副長官)が30日、発足から1年を迎える。

 省庁の縦割り排除や女性登用を進めるだけでなく、人事権を通じて、安倍内閣が掲げる「政治主導」を強化する役割も果たしている。

 菅官房長官は29日の記者会見で「内閣の重要政策に応じて戦略的な人材配置を実現することが出来た。スピード感を持って課題に取り組み、成果を上げてきた」と内閣人事局を評価した。

 局の発足後、局長級以上の女性幹部は、斎木尚子・外務省経済局長や岡村和美・法務省人権擁護局長ら15人に上り、発足前の8人からほぼ倍増した。

 審議官級以上の省庁間交流では、財務省理財局総務課長を厚生労働省大臣官房審議官(社会・援護担当)に送り込んだ。厚労省の抵抗が強い社会保障費の切り込みに向けた布石とみられている。

 従来の幹部人事は、各省庁の原案を、官房長官首相官邸メンバーからなる人事検討会議が追認するのが通例だった。旧省庁単位でポストを持ち回りにする「たすきがけ」人事や、年功序列の「順送り」人事が優先されることも多かった。

 一方、内閣人事局は事前に各省庁から提出させた幹部候補者名簿に基づき、各人の適性や実力を早い段階から見極める仕組みを導入しており、「懸命に仕事をすれば、高い評価につながる」(菅氏)としている。

 ただ、人事の決定に当たっては菅氏と内閣人事局長の加藤氏の意向が強く働いているとされ、霞が関からは「官邸に嫌われたら、出世できない」(中堅)との嘆きも漏れる。

 安倍首相が進める農業・医療などの規制を緩和する「岩盤規制改革」でも、人事権を握る官邸の反応を気にして、規制権限を持つ関係省庁の腰が引けているとの声もある。

 相変わらず、記者クラブで資料というペーパーをを恵んで下さる官僚側に媚々な感じがアレですが、私的には、彼らは「弱い者虐め」の止められないお子ちゃま同様に、個別に「身分保障」や「高額給与」を制限するべきと考えていましたが、安倍政権は、「実権ある者が世の批評批判を受け入れて、彼らを監視する」をしてくれているわけです。

 これまでよりは、確かに少しは民意も反映されるわけですし、何より、「仕事ができて、実際役に立つ人々」がより救済されるわけですが、確かに、ここ最近はそれらしき兆しも見受けられますが、やはり、地方へと行き渡るには時間がかかるのが…ま、仕方ないんですけどね(ため息)。

 相変わらず、「何で私が(´・ω・`)」とか思いながらこれを書いているのですけど、先の住民投票でも、在阪マスコミは当初反維新寄りの報道を厚めに報道し、維新不利が判明するや一転、今度は維新寄りの報道を厚めにして対立を煽り付けるばかりでした。

 ま、そんなあこぎな商売ばかりするから、客が離れが止まらないのですけどね。消費税が嫌だから、と財務省提灯記事を相変わらず報道したりしていますが、そもそも、それ自体で信用を落として消費されなくなったら、消費税以前の問題で意味ないのですけどね。

 何というか、「もう少し頑張ろうよ(´・ω・`)」と思う初夏。夜はちょっと涼しい。

 ま、私ごとき鬱で凡愚な外道ごときにはこう見える、という話。真に受けるだけではダメダメです。あーしんどいorz。ではm(__)m。