んー正直、私的には「えー、そこからなん(´･ω･｀)？」と思わなくはないのですけど、先のエントリーを書いた以上、一応、その解説のような覚書っぽいのを書いておきます。
えー「豊洲移転問題」の焦点は、得られた合意が「全面盛り土」のはずが、実際は、従来マスコミの言うところの「謎の地下空間」であるところの「ピット」が、先の合意を上書きするような新たな合意、或いは、民意によって選出された責任権者たる知事や議会の判断無しに設けられていた、そのことです。
で、「盛り土」が正しいか否かは、この場合…今回は問題の焦点ではありません(´･ω･｀)
なぜなら「民主主義」においては、その「民主主義」という制度において正しい手順に則って「誤り」を正しく…正当な手順で犯すことは許されており、同時に、その間違った結果を踏み台にして、後に同じ「誤り」を繰り返さないように間違いを互いに認め合った「合意」の上、制度の正しい手順の下に、より良い新たな「合意」を形成して行く制度であるからです。
ですから、今回処分される人々は、その「権限が与えられていない」にもかかわらず、己が勝手な判断で、正当な手順に拠らず「誤り」を正したために処分されるのです。常日頃、己の…公務員の無謬性を謳うのであれば、彼らは今回、正しく機械的に間違わねばなりませんでした。
つまりは今般、彼らは自らの手で、自分たち公務員が無謬ではないことを現実に証明してしまったわけです(´･ω･｀)
では、今回なぜ彼らが「正しく間違わなかったのか？」といえば、いつものことで、当然始まる、件の発覚事後のその「誤り」の責任追及の手から逃れるためであったのしょう。
正確に事の顛末を追うほどの意義を感じませんから、しょせん想像ですけど、かの「移転問題」には、長年の確執や思惑が入り乱れていて、あのスットコドッコイな「提言」をした人々も、それらの意向の下に集められ、揉めた挙句にあの歪んだ「提言」…「合意」を放り出しました。
しかし、本当のプロフェッショナルの方々からすれば、その「提言」は、余りにスットコドッコイ過ぎで己が矜持に掛けて…プロとして、恥を後世に遺すことと同義ですし、その不信感からも受け入れられるものではなく、結果、発覚し責任を追及されて面倒になることを恐れた彼らが、本来、責任権者の指示なく彼らがやってはいけない「調整」を秘密裏に断行したわけです。
現実に、彼らはそのプロに責任を押し付けん、としたあたりが、その彼らの彼らたるゆえん。ま、あちら側の常とう手段ですけどね(ため息)。自らが原因でありながら、他者や相手方に責任転嫁する(´･ω･｀)
そりゃあ、あちら側は先の知事の続投を望みますよ(ため息)。闇は闇のまま、さぞや、そのまま時間切れで押し切りたかったことでしょうよ(´･ω･｀)
現知事にしても、時間的猶予があるのなら、彼らに、自らの勝手な確執や思惑を捻じ込んで、物事を歪めた連中にまでその手を伸ばしたかったのでしょうが、ま、かの問題が停滞の許されない喫緊の課題である以上、後の事は所管の官庁や今後の機会に任せる、としたのではないですかね。
あちら側にとっては、それでも許しがたいみたいですけど、それほどに不服であれば裁判に訴えればどうですかね。地裁や高裁であれば、労組でも使って裁判官ガチャすれば、十分行けるでしょう。最高裁は知りませんけど(´･ω･｀)
次に、モリモリに「膨れ上がったオリンピック予算」については、その額の確定と発表自体が新しく就任した現知事によって行われた、その一事をもってしてもわかりますけど、都民をはじめとして多くの国民が知らない、いわば密室に近い状況で今まで…つい最近まで、その実態は伏せられていました。
結局ね、先の知事も、もう事あるごとに公表するぐらいに、せめて、そんな「都民・ファースト」の姿勢を貫く実務家ぶりを見せていれば、あの「日本死ね」ぐらいでは傷になっても、あれほどの致命傷にまではならなかった、と思いま……ま、少なくとも、多くの都民のもっと惜しむ声が上がったでしょう(´･ω･｀)
あの密室政治時代に、当時メイン・プレーヤーだった森元総理とそのゆかいな仲間たちが、本来、やるべき手順を踏んで情報公開と議論、広く合意の形成をなして置きさえすれば、現知事も手出しはできなかったでしょうが、先の問題同様、好き勝手やって時間切れで議論する間もなく逃げ切れなかったのは、結局、自業自得の身から出た錆でしょう(ため息)。
この腐っている大阪から、彼らと同根の外道の目で物事を見つめていると、彼らの、そんな怨嗟の声が聞こえてくるような気がします(´･ω･｀)
ま、しょせん、鬱で凡愚なド外道の戯言ですけどね(´･ω･｀)
ではm(__)m
