鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

彼らこそ正真正銘の(笑)8

 今日は西松建設裏金事件、政治資金規制法違反行為に対する初公判が行われ、その中で、西松建設が裏金の偽装献金に至った経緯や、小沢一郎氏の秘書である大久保隆規被告がその取りまとめ役であり、本人が自覚を持って政治資金規制法を犯していた旨の供述していた事も、検察側によって明らかとされました。先日、お手盛りな第三者委員会による検証報告を民主党はすでに発表していますが、これで、その論拠となり得る事実が全てひっくり返された事になります。どうするんでしょうね? 民主党これから(遠い目)。

 で、昨日の続きなのですけど、「豪運」と呼ばれた小泉元総理の強運のなせる業なのか、単なる偶然が重なってその状況が形成されたのかは知りませんが、あの「郵政解散」と呼ばれた解散総選挙での勝利を得て、初めて小泉元総理は、政府与党である自民党をかなりの部分で掌握し、自らの信念であった郵政の民営化を成し遂げるわけですが、それでも、未だ改革は道半ばでしかなく、自民党掌握のための権力闘争の間に、多くの利権を壊してそれを守らんとした抵抗勢力を排除したものの、中には、一時なりを潜めて改革側に転向しただけの議員もいて、それらが、後の安倍政権での大きな足枷ともなりました。

 全ての「汚職と搾取の循環システム」を、その影響の比較的少ない範囲にまで縮小する事を目指した小泉元総理でしたが、ようやく、その本命ともいえる「公務員制度改革」に取り掛かれたのはやっとそれからです。もっとも、「緊縮財政」によって、すでに目に見えない形でのもう一つの「公務員制度改革」が影で進行し始めるのもちょうどこの頃からだったのですが、それが、「緊縮財政」によって予算を削られた役所が、その職員…公務員らの給与の高止まりを維持するために組織のダウン・サイジングと国民へのサービス低下で対抗していたのですが、それでも純粋な人手不足は、元々、そのべらぼうに高い給与に値するような人材の数は極限られている業界ですから、いかんともし難く、結局、その人手を物理的に補うために「准公務員」の採用を始めることになります。これが、私的にいう「影の公務員制度改革」です(笑)。

 目に見える形での「公務員制度改革」は、結局、その端緒にようやく本腰を入れられる状況、2大政党による「改革競争」の条件、両党首脳による国会での前原元民主党代表の質問の中での提案と、小泉元総理のその受諾の瞬間からそれは始まるはずでしたが、私が考える、その「公務員制度改革」の結果的な頓挫の背景は、このブログでその開始当初に語っていますのでここでは割愛しますが、我が日本国というシステムに、法によって幾重にも守られて一番悪質に寄生し、そして、もっとも最大の規模を誇っているのが公務員らによる「汚職と搾取の循環システム」であることは、それもまた、小泉政権によって、我々日本国民にようやく周知された大きな問題でありました。国民に奉仕すべき公務員という職につきながら、彼らは何の制約すら受けずに、長年に渡って税金を自らのために乱用し、今現在も…さすがにその規模は縮小しましたが…それは連綿と続いています。

 その後、一時頓挫した「公務員制度改革」は何度もその俎上には上るものの、やはり、徹底した公務員らの抵抗によって遅々として進まないのですが、その一方で、もう一つの「影の公務員改革(笑)」は「緊縮財政」がつい最近まで継続されたおかげで着々と進行しています。それゆえに、最近その意味に気付いた連中が「官の格差」と称して、公務員と准公務員の給与格差を問題にしようとしているわけです。なぜなら、公務員と准公務員の給与格差が大きければ大きいほど、当然、安い給与で働く准公務員は、それに値する能力もなく、働く意欲もないくせに給与だけは人一倍である公務員らに不満を抱きます。当然、公務員らは、准公務員からの有形無形の不平や不満の圧力を、日々の職場で毎日受ける羽目に陥ります。このインターネット時代ですから、准公務員らの不満はいつ「暴露」という形で解消されるか知れたものではありません。

 いや、そもそも、ちゃんと給与の分


働けばいいじゃん(´・ω・`)


で話が済むのですが、それは、今まで通りの「汚職と搾取の循環システム」の中で安穏と生きたい彼らにはとてもですが受け入れられませんし、すでに、遠い昔はいざ知らず、今やその能力自体が完全に腐りきっています。堕落が堕落を呼ぶ悪循環に、長年浸りきっていますからね。彼らからすれば、そんなことした日には


死んじゃうじゃん(´・ω・`)


と、日々、実際に、彼らよりも遥かに低い給与のために、ついには過労死を迎えている民間の実情を尻目に、平気でこれぐらいのたまえなくては今の公務員などは務まりません。勿論、中には、真実命を日々削っておられる奇特な公務員も居られるのかも知れませんが、それは、しょせん圧倒的なまでに限られた極一部にしか過ぎません。でなければ、我が日本国がここまで


ダメじゃん(´・ω・`)


な、現状であるはずがありませんからね。事実が、それを雄弁に語っているわけです。

 今日のところはこの辺りで。ではm(__)m。