鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

『釣り』ブーム到来

 何だか最近の自民党では、いわゆる『釣り』発言が党内での密かな(?)ブームのようですね。ま、野党が情けないぐらい頼りないせいもあるのですが、もう安倍首相のかかって来いといわんばかりの演説に始まって、最近では、一連の核武装論議での中川政調会長…ま、彼自身はそうでもなかったのかもしれませんが、その後を受け継いで発言している麻生外務大臣などは、もう完全に『釣り』を意識して発言しているでしょう。まあ、マスゴミやら左巻きやら、果ては世界番長の国務長官や更には特定アジアに至るまで、もう釣れる釣れる(笑)。

 まあ、麻生大臣の場合は、国会でも中途半端に切り込むと見事なまでに一瞬で切り返して来ますから、あまりにもそれが凄過ぎて、中途半端が当たり前の野党議員たちは、結果として自らの不明を世に晒すばかりでした。そのせいか、ここの所すっかり彼らに避けられていましたから、中川政調会長の発言に「チャ〜ンス(ニヤリ)」のノリで乗っかったのでしょう。おかげで議論は、「なぜ非核三原則を堅持し、あえて我々は核を持たないのか」という、血道を上げて言論封殺にかかった側にはあまり面白くない方向へと進みつつありますね。喰い付が激しく良かった分、もう火消しは無理なんじゃないですかねえ(笑)。

 更には先日、今度は下村博文官房副長官が、日本外国特派員協会の講演で慰安婦への日本軍の関与の強制性認めた「河野談話」について、「もう少し事実関係を良く研究し、時間をかけて客観的に科学的な知識を収集し考えるべきだ」と、将来的に見直す事も必要だ、との認識を示しました。同時に、安倍首相の国会答弁に付いても、「村山談話河野談話について百%そのまま、というわけではない」とも指摘していますね。いやあ、餌としては、無視するにはあまりに大きいというか、魅力的ですね(笑)。

 で、さっそく、ダボハゼのように喰らい付いたのが、誰あらん我らが民主党高木義明国会対策委員長だったりします(笑)。下村官房副長官の発言について、「非常にわけのわからない発言で、真意をただす必要がある」なあんて事をいったりしているわけですね、これが。わけのわからない事なら、そのままそっとしときなよ、と私などは思うのですが、さて、「河野談話」当時の石原信夫官房副長官の証言、「慰安婦強制連行の証拠はないが、認めれば終わりにする、と半島の下がいうから認めた」発言が、正式に国会の議事録に残る盛大なブーメランとなるか。いやあ、こいつは楽しみですねえ(にやにや)。

 そういえば自民党は一転して、消費者金融を規制する貸金業規正法の改正案から、高金利を温存する特例措置などを撤回する事を決めています。衆院補選が終了した後のこの時期に、これをわざわざぶつけて来るのがやはり自民党自民党たるゆえんでしょう。民主党枝野議員は、いわば穴だらけのあの改正案で、『釣られた』のだ、と見て良いのではないでしょうか。前にも触れましたが、お金はみんながもらっています。結果的に、民主党枝野議員の質疑で、自民党が特例措置を撤回したのが今回の形ですね。

 業者は、間違いなく民主党に冷たくなるでしょう。余計な事をしやがって、ってなもんです。しかもこの発表は、衆院補選の後ですので、票集めだ、などの民主お得意の非難もできません。内閣府政務官が抗議の辞任をした事も、ここに来ては大きく効いていますね。自民党はスポンサーを維持すると同時に、有権者の無視できない好感と信頼を得、それは現実の票にも繋がります。ひるがえって民主党はスポンサーを失い、自民党ほどの好感と信頼は得られないでしょう。このしたたかさが結局、自民党がこの日本の政権与党たるゆえんなのですよ。

 片や民主党防衛省法案では小沢民と党内の意見が割れて、周辺事態の認定に関しても意見が割れている始末です。自民党が特措法にこだわるのは、あくまでも周辺事態法の適用には合致しているが、周辺事態法だけでは不十分な恐れが一応あるので、それでは専用の特措法を設けて万全の体制としましょう、という事なのです。防衛省法案もしかり、現実に周辺事態に該当する事態に今あるのですから、一刻も早く三軍をあらゆる面で統括する、指揮命令系統だけではなく、後方任務である補給・整備・設備などの支援面でも統括して対応できる体制が望ましいからなんですね。

 はっきりいって、民主党のその低次元な議論のレベルとは明らかに違うレベルの議論を、自民党のみならずこの日本国、そして日本国民は欲しているわけです。もう、何も物事が進まない不毛な議論には、誰もが飽き々々しているのです。民主党含め野党は、一刻も早くその事に気が付かねばならないのですが、ま、首相補佐官に国会答弁を求めたりするようじゃあ、政権交代はまだまだ遥か未来の話、夢のまた夢でしょう。首相個人に求められて意見具申する人々を、国会答弁に引き出して一体どうする気なんでしょうね。各省との意見の相違でも引き出すんでしょうか。意見が違っても当然の人々なのに。まったくもう、彼らには呆れるばかりです。

 ま、消えてなくなる政党でしょうから、今しばらくの我慢ではあるんでしょうが、そういえば、今日から小沢民は宗主国様を訪問するんでしたね。宗主国様も、今はチベットでの銃殺事件の火消しや上海閥の討伐…まあ、これはなかなか順調ですが、それでも根本的に官の腐敗が致命的なぐらいに悪化していて、それが全ての不安要素の増大に繋がり、色々気苦労の耐えない時期に更に足元に一番の不安要素の太っちょを抱える、そんな至極デリケートな時期ですからね。やっぱり、ドタキャンの嵐になるんじゃないですかね(にやにや)。

 台湾などは、今ここがチャンス、といわんばかりに日本に向けて、様々にラブコールを送り続けていますからねえ。小泉前首相、嬉々として新幹線開通記念式典に行きそうですし…胡錦涛、眠れてますかね。小沢民には、もしかすると八つ当たりするために呼んだとか(笑)。ま、いずれにせよ、私はニヤニヤしながら事態の推移を眺めていましょうかね。っと、いう事で、ではm(__)m。