鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

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『9・11』に『民主党がセ・メール問題』を思う4

 ハッ、あーいかんいかん。昨日の少し視点を変えたあたりから、どうやら謎のアンダーグラウンドにトリップしていたようです。どうも鬱の真っ黒いビックウェーブが押し寄せると、現実に反して文は妙に走り気味に(笑)。え? 「小沢民(おざわみん)…」は何だ? ああ、いやだなぁーアハハ(棒)。あれは『小沢民(ショウタクミン)』といって、某巨大掲示板で伝説的に語り継がれている反日ブラザーズに次ぐ存在で、「私は宗主国様に身も心も捧げたド・レ・イ(はあと」といってはばからない存在でって……orz <ダメ? さて、気を取り直し、些細な事は水に流すとして(オイ)…さ、昨日の続きです。

 あの『ガセ・メール』の結果としての、事のあらましを見てみましょう。2月6日の直後、『たまたま』、某氏が怪メールを思い付いて作成しマスコミに売り込みますが相手にされません。そこで某氏は、『たまたま』、共に雑誌を作るなど仲の良かった永田氏にその怪メールを持ち込みます。『たまたま』、ボンボン育ちで官僚上がりのお騒がせ議員永田氏は疑いなくそれに喰い付き、『たまたま』、民主党はそのとき、前テカ若手派と旧社会・自民のベテラン連中と軋轢があり、『たまたま』、前テカ執行部のみがその怪メールを承認し、そして、『たまたま』、『公務員制度改革競争の議論』が、さあ始まるかどうかの時期にちょうど、あの怪メールは炸裂しました。

「『たまたま』もいい加減にしろ」

 そういいたくなってきますが、「偶然も、3度重なれば必然」と世間では良くいわれます。怪メールを持ち込んだ某氏、如何にもな怪しげな経歴の持ち主ですが、それだけに、私は彼の行動に違和感を覚えます。彼は、永田氏と共に民主党系雑誌を作った雑誌編集のスキルを持っているに関わらず、あの如何にも見るからに怪しい、稚拙な造りのメールだけで、なぜ、他所の編集部を騙せると確信したのでしょう。しかも、そのときにはありもしない証拠の口座や、証人の存在などを告げていません。これはいったいなぜでしょう。

 私は、彼には時間がなかったと考えています。彼には、なぜか時間がなく、何らかの急ぐ必要があった。しかし、他のマスコミに自らと怪メールの存在は知らせる必要があった。そう考えると、私はストンと腑に落ちるところがあります。『如何にも自分は金目当てで、背後関係は何もないチンピラ』というアリバイ、カバー・ストーリー造りです。

 しかし、考えようによっては、この某氏は本物の考えなしで、マスコミを回る内に『たまたま』知恵を付け、そして、永田氏に持ち込んだ可能性もあります。では、なぜ、共に雑誌を作るぐらいの友好関係にある永田氏との関係を明らかに壊す事を、某氏は『たまたま』選んだのでしょうか。マスコミ相手にではなく、なぜかよりにもよって永田氏に。確かに、ここでも、「マスコミ関係には話が伝わってしまい、相手にされなくなったからという」別の可能性が浮上しますが、私は、そちらにこそ違和感を覚えます。

 私には、『マスコミには、時間をかけて、真剣には取り上げて欲しくなかった』から、という理由のほうが腑に落ちるのです。それはなぜか。

『彼には、時間がなく、そしてマスコミに取り上げられる事が真の目的ではないから』

 一方、民主党側を見てみると、2月6日、前テカさんのあの行為は若手をバックにした一種のクーデターのようなものでした。旧来の民主党議員たちの反発は相当なものだったでしょう。しかし、自民党が勝負を受けた形で、翌未明には『公務員制度改革案』を提出したからには、その対案を早急に作り上げ、とにかく早く議論を挑まねばなりません。

 ですが、旧来の議員たちは依然難色を示し、容易に前テカさんたちになびこうとはしません。議論を下手に深めて、自らの政治生命である『公務員の票田』を荒らしたくないからです。しかし、だからといって論戦を挑まねば、民主党は総理に『逃げた抵抗勢力』のレッテルを張られ、まるっとまとめて窮地に立たされてしまいます。2大政党制とは、そんな怖さを持っている事を、彼らは、あの『郵政解散』で身をもって思い知っていました。

 旧来の議員たちは、この怪メール工作の張本人の支持を受け、とりあえず前テカさんに猛烈な説得工作をかけて、問題を先送りにする時間稼ぎに出た事でしょう。しかし、それだけでは根本的な解決にはつながりません。仮に対案を出すならば、最大でもその期間はせいぜい2週間が限度でしょう。それでも、自民党側から『マダー?』の声が上がれば、即座に対案を出して議論を挑まねばなりませんでした。なんとしても、『抵抗勢力』のレッテルを貼られる事だけは彼らも避けたかったのです。

『彼らもまた、時間の猶予がなかったのです』

 重大な決意を持って事に望んだ前テカさんは、彼らの仕掛ける執拗な説得工作に辟易した事でしょう。あの『牛歩戦術』を、元々彼らは得意としているのですから、それはもう執拗で、前テカさんにとっては大変無為な時間に感じられたはずです。なぜなら、彼はそれらへの対応と同時に、自民党の『公務員制度改革』案を精査し、それに対する対案を作り上げるという作業を行わねばなりません。時間は、いくらあっても足りないぐらいだったでしょう。

 それを見透かしたかのように、旧来の議員たちは入れ替り立ち代り、彼にとって無為な、嫌がらせのような進展のない議論を挑んできます。しかし、前テカさん、仮にも代表であるからには、党内のどんな意見にも耳を傾け、それぞれに対して議論し説得しなくてはなりません。いまだ政界では『若い』というその事実が、このときは完全に裏目に出ていました。

「時間がないのに」

 その切実な思いを胸に秘めながら、次第に、日を経るにつれて、前テカさんは憔悴を深めていった事でしょう。『プレッシャーを常に相手にかけ続け、憔悴の中に、相手の正確な判断力を奪う』それこそが、あの怪メールを仕込んだ張本人の望むところである事も知らずに。

 無為に繰り返される議論と説得に疲れ果て、半ば朦朧とした意識の中で対案をまとめる作業をこなす前テカさんを、ある日、民主党執行部幹部の一人が訪ねます。執行部の中でも、旧来の民主議員たちとの調整役をこなし、前テカさんが一定の信頼を寄せる人物です。或いは、その人物と共に永田氏は、前テカさんの目の前に現れたのかもしれません。あのメールを、その手に持って。

 その人物は、前テカさんにある提案を行いました。党内を納得させるために、前テカさんの求心力を今以上に高めるには、何か大きなイベントが必要だと、彼は前テカさんに説きます。

「どんな?」

 執拗に繰り返される説得工作と、その合間をぬうようにして行う対案作成作業に疲れ果てていた前テカさんは、まさに、藁にもすがる思いで彼に訊ねた事でしょう。彼、ポッポ…もとい、“ピー”幹事長は、傍に控える永田氏を促して一枚のコピーを前テカさんに差し出させました。それは、一通のプリントアウトされたメールのコピーでした。

 すいません、終わりませんでした……orz。ここは『つづく』という事にorz。