鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

事実がファンタジーを突き崩す

 先週末から今週の始めにかけて行われた、ベトナムハノイで行われたAPEC、アジア太平洋経済協力会議に伴う一連の様々な出来事は、世界が今や、少なくともこのアジアにおいては、今後は過去に行われたイデオロギーや宗教による対立から脱却し、主に自由主義経済を中心にした、平和裏の中で培われる互いの共存・共益関係を模索し始めていることをその厳然たる事実が示していますね。特定アジア、中でも、反日でのその路線変更のままならない半島にとっては、非常にやり難い時代になりましたね。

 ベトナムはかつて、宗主国様と協調して世界番長や半島の下と戦い、またその後には宗主国様との間にも激烈な戦争を経験しながらも、今回、およそ30年の月日を経て、かの国は世界番長の大統領や宗主国様の主席を今や歓待しているのですが、その現実が指し示すように、いわゆる特定アジアが血道を上げて行って来た、過去に縛られたままの「謝罪と賠償」の対立姿勢に基いた一方的な外交姿勢は、その結果として、国家的にも国民的にも何ら進歩しない、できない袋小路へと自らをただ追い込むことを証明しています。ま、一部特定勢力のいう、日本の土下座外交の上に成り立つ「友好」のファンタジーを、その事実がもはや突き崩しているわけですね。

 宗主国様の首魁である胡錦涛は、さすが、かつて親日派知日派であった訒小平氏が江沢民自身にはその後継者指名権を与えず、訒小平氏自らが選び出した後継者だけあって、いち早くその外交姿勢を一気に気持ち悪いぐらい改めて、現在は共存・共益の姿勢へと思い切った転換を図っています。ま、安倍首相の思い切った宗主国様訪問の結果、売国野党や売国マスゴミ、更には半島の上下、核実験で「ファビョーン!」した太っちょも、相変わらず太っちょに振り回される反日マンセーなファンキー・ノムタンも、ものの見事に梯子を外されてしまったわけですね。ま、彼らがホルホルしたファンタジーもまた、その事実によって突き崩されてしまったわけです。

 もっとも、それには単なる売国をするだけであった日本の外務省を、現在、麻生大臣が硬軟織り交ぜたその手腕によって掌握しつつあり、それによって最近急に、日本外交が様々な面で確かな戦略性を持って行われていることにもその原因はあるのでしょう。訒小平氏は、遅かれ早かれいつか日本は、再び必ず世界に進出する日が来る事を、しかも今度は武力によらず、その豊かな経済と多様な文化を武器に平和裏に進出する日を、かつて胡錦涛に明確に予見して見せ、また、そのときの宗主国様の対応を事細かに指示していたのかも知れません。いやまあ、いつもの私の妄想ではあるのですが、どうも胡錦涛の動きを見ているとそんな気がしてくるのです。

 日本が、いわば眠れる虎のように平和の惰眠を貪っている間には、歪んだ経済発展でも何でも良いからとにかく国力の増強に努め、いざ日本が動き出したときには、今度は争いを引き起こすことなく、また対立することなく一転して親和、融和路線へと一気にその国の方針を改める。そんな策を、胡錦涛訒小平氏から授かっていたような気がするのですよね。勿論、現在麻生大臣の春ごろからの畳みかけるような外交戦略の結果生み出された、現在の日本の対宗主国様のための国際状況の結果として、彼らはそうせざるを得ないだけだった、という私個人の単なる思い込みのような気もするのですけど、それにしては妙に胡錦涛のやりようがこれまでとは違い、色んな意味でもやや柔軟に過ぎる気がするのですよね。ま、勿論「あの国にしては」ですけどね。

 現在、日本の外交状況を海から見てみますと、インド、ベトナム、台湾と更にはASEANや豪州といった感じで、宗主国様の海洋進出を阻み、また、中東までのシーレーンを確保するための状況を今や確かに形作っています。以前にも触れましたが、インドはすでに二隻の空母を有しており、また、すでに三隻目を現在建造中であり、更には、後二隻の空母を建造する予定をAPECの後、胡錦涛と民生核協力などの会談をするその一方で明確に打ち出しています。その上で、十二月にはインドのシン首相が日本を訪問し、日本側は天皇皇后両陛下の会見をも予定するほどの厚遇振りですね。この訪問を、日本側がどれほど重要視しているかの現れですね、これは。

 また、インド側も、APEC後にすぐに日本を訪問する、というその姿勢からも、宗主国様や共産主義同盟よりも日米の自由主義連合との強い結び付きを求めていることがうかがえます。一方では、日本はベトナムに対しても、今現在新たな雇用を創出しているODA、森林火災跡地復旧プロジェクトや、安倍首相の訪問に際して経済ミッションで総勢130人もの人員が同行し、経済協力としてエネルギーフォーラムの開催や原子力分野での人材育成支援を約束するなどの、強い結び付きを見せています。また、インドネシアなどの東南アジア諸国での経済成長に伴う電力需要高まりに併せ、原子力発電導入の流れに乗って市場参入の姿勢をも明確に打ち出していますね。

 その一方では、宗主国様はそのエネルギー戦略上、また、国連での発言力強化の観点からも、比較的貧しい国が多く、また、人権をめぐり宗主国様のように問題ある国々をODAなどの飴で釣って、国連などでは特定国家への名指しでの人権の観点から非難、批判することに異論を唱える異例の決議案を通したりもしています。うーん、何といいますか、こう、どうしてかの国々のように後ろ暗いところある連中は、国連議事録に自らの弱点が人権であることを明確にその他の国々と一緒に残すような、そんな「ブーメラン」のようなアフォなマネをするんでしょうね。こういった姿勢が、結果として周辺国からの評価や、その他の自由主義連合の国々からも、「やはり、あの国は変わらない」と思われる原因なのですけどね。

 ま、そんな感じであるわけですから、今現在日本が行っている宗主国様封じ込めのための外交戦略を、かえってかの国はその正当性を自ら後押しするような愚を犯しているわけなんですよね。せっかく、仮に訒小平氏が優れた策を残してはいても、自らの今までのその行いが全て、結果として自らに還って来る愚をいつまでもかの国が続ける限りは、我々はニヤニヤしながら、そのありさまをただ眺めていれば良いのですけどもね。うーん、何だか、相変わらず論旨が明確じゃないのですが、ま、今日のところはこんな感じで(笑)。ではm(__)m。