鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

まず、地図を見て考える12

 ま、いつもの、もう妄想エンジン全開な未来予想図ではありますが、しかし現実に、我が日本国が世界で一番有利なポジション…位置を占めていることはもう間違いがありません。それを警戒してか、フランスのサルコジ大統領あたりは、さっそく、我が国の足を引っ張らん、と一生懸命画策していますが、恐らく、あまり効果は挙げられないのではないですかね。ランドパワーなフランスとしては、これ以上、シーパワーの新たな極が世界に増えることを望んでいないのでしょうけど、我が日本国は、すでにパワー…その経済力については完全にひとつの極であるわけで、サルコジ君にしてみれば、これまでどおりに「日本は金は出しても口は出すな」という、酷く自分に都合の良い考えの元に頑張っているわけですが、残念なことに、現在の我が日本国の首相はかのリアリストの麻生太郎氏であるわけで、実際持っているパワーを、これまでとは違って我が国の国益重視で行使することによって、彼らの自分勝手なご都合主義な考えを打ち砕いてしまうことでしょう。すでに、国会では2007.10.17現在で、我が国が持つべきもう一つのパワー…軍事力を拡大する方向で動き始めているのがわかります。この動きは、アメリカにとっても、また、多くのアジア諸国にとっても本来は喜ぶべき動きであるわけで、彼ら、アングロサクソン・ブラザーズ主導の、これまで続いた世界運営上の実質的なその独占体制が、今回の世界恐慌によってその圧倒的なパワーを失い、今や現実に崩れ始めているのです。

 逆にいうなれば、彼ら、アングロサクソン・ブラザーズが、しっかりとした国家運営を成してこの世界を正しく牽引し運営してさえいれば、本来、我が日本国が実質的なパワーをもって、再び、この世界の表舞台に新たな極として押し出る必要もなかったのです。新たな極として、世界の一翼を担って世界全体を牽引し、また、世界を動かす方向を決めるこの「グレート・ゲーム」に一プレイヤーとして参加することは、つまり、国益のために物理的な血を流すことも厭わぬ覚悟が求められます。これは、実際、口でいうほどには生易しいものではありません。現実に、アメリカがそうであるように、我が国でも、やはり実際の死者が目の前に積み重なれば、社会には、その必要性を認識しつつも厭戦気分が高まることはもう疑う余地がありません。それはもう、一部特定勢力の狗の面々が、ここぞとばかりに世論煽ることもあるでしょうね。しかし、それでもなお、我が国の究極的な目標であり理想である国益…「世界の平和」のためには、そのために血を流すことを厭わぬ強い覚悟を持たねば、この先、我が日本国はこの極東アジアにおいて、そして世界の他の国々のパワーの前に埋没し、最後は良いように国益を損ない…奪われ尽くされて消滅する運命に見舞われることでしょう。ま、大げさに聞こえるかも知れませんが、これが、現在のこの地球における…そこに存在する世界の間での動かし難い現実です。

「まったく、この世界は、何でこんなに莫迦ばかりなんだ?」

 つい先日、世界の現状について友人と語り合っていたとき、彼が不意に溜め息をついて、そして私に向けて呟いた言葉です。

 私は、肩をすくめてこういうしかありませんでした。

「だって、本当に莫迦ばっかりだから…」

 しばし二人で無言で見つめ合い、やおら二人とも笑い出して、そして二人して疲れたように大きな溜め息を吐くしかありませんでした。

 今回の世界恐慌も、結局、アングロサクソン・ブラザーズがその手段と目的を履き違えて…つまり、世界を牽引するための強大なパワーを得るための、あくまでもその手段としての「金儲け」であったわけなのですけど、彼らは、その最終的な目的の「世界の平和」を忘れて目先の利益…その手段にどこまでも貪欲に血道をあげたその結果、現在の世界恐慌という、この動乱期の始まりを告げる恐怖の鐘の音を世界に朗々と、そしてその隅々にまで津々浦々響き渡らせてしまったわけです。それでも、世界の多くは、スラブ民族漢民族らによる人治と圧政による共産主義の恐怖支配よりは、アングロサクソン・ブラザーズによる法治と自由によるこれまでの民主主義による自由支配の継続を望むでしょう。なぜなら、人治と圧政の共産主義は限られた人々しかその利益を享受することがかなわず、その一方で、法治と自由による民主主義による支配の方がより多くの人々に、少なくとも、利益を享受する…得る「チャンス」を物理的に多く与えてくれるからです。ま、現在のままの方が、人々の努力が比較的報われやすいわけです、「かの国々に比べれば…」ですが。しかし、今回の件でわかるとおり、彼らアングロサクソン・ブラザーズのみが主導するこれまでの世界運営には、世界全体が、深刻な危機感を覚える事態の世界恐慌が発生してしまいました。

 つまり、世界全体が、今や、アングロサクソン・ブラザーズのみによるその世界支配に深刻な疑問を抱かざるを得ない状況にあるわけで、これは必然的に…まあ、その数々の幸運には、もう突っ込みたくなるぐらいに恵まれてのこととはいえ…現在の、この世界恐慌の被害が比較的軽微に済む我が日本国のプレゼンス…その存在感が世界の中で飛躍的に高まることはもう避けようのない事態であるのです。貿易大国…昨今は輸入大国である、そして経済大国である我が日本国においては、その究極の目標…その絶対の国益が「世界の平和」であることは論を俟たないことではあるのですが、問題は、その「世界の平和」がお題目を一生懸命唱えたり、また、どこまでも偏った、一方だけに向ける熱狂的反戦運動では得られないことを、この二十一世紀においても、未だ多くの日本人が深く認識できていないことにあります。未だに、「安全と水はただである」という夢のような話を本気で信じている日本人が多いのが現実です。我が日本国の安全は、日米安保条約自衛隊の存在によってようやく確保しているわけですし、また、綺麗な水にしても現実にはただで供給されているわけではありません。ありのままに現実を見れば、小学生にだってわかることが、この日本では、一部特定勢力の狗たる面々の行っている、数々の欺瞞行為の積み重ねによって捻じ曲げて認識されているのです。ま、最近、ネットのおかげでようやく改善されて来ましたけどね(笑)。

 いずれにせよ、世界全体のニーズが、これまでどおりのアングロサクソン・ブラザーズによる一極支配から、我が日本国の流儀を取り入れた、新たなアングロサクソン・ブラザーズと我が日本国による世界の支配、その世界運営と牽引を望んでいるモノに変わるのは時間の問題であるわけです。あの大東亜戦争の戦後六十年を経て、我が日本国においても、今やその準備は現在次第に整いつつあります。だからこそ、一部特定勢力とその狗の面々は、何としてもそれを邪魔せん、と現在必死に足掻いているわけなのですが、残念なことに、世界恐慌という彼らが望んだ動乱の時代を迎えたものの、そのせっかくの世界恐慌は、今や彼らにとってはただ単なる災厄の鐘の音となり、他方、我が日本国にとっては妙なる福音の調べとなって世界に響き渡っています。我々日本人は、別に世界を支配したり、導いたりしたかったわけではありません。ただ単に、優れた戦略のもと、個々の日本人が各々好き勝手なように日々、莫迦正直に努力しただけにしか過ぎません。ただ、その努力の方向性が正しかった日本人の割合が比較的多かったおかげで、現在、我が日本国は世界に堂々と押し出るチャンスをどこぞの女神様に与えられたわけです。つまり、昔ながらの日本人の営みが、このとてつもない幸運の「女神の微笑み」を得るための貴重な源泉であるのです。

 今日のところはこの辺りで…ではm(__)m。