鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

彼らこそ正真正銘の(笑)48

 投票に行ってきたのですが、この暑い中でも、驚くほど多くの方々が投票しに来られていました。投票用紙記入のために、列を作ってしばらく待たねばならなかったのは、私的に初めての経験でした。投票率が常に低い我が大阪においても、今回の選挙に対するその関心の高さがうかがえます。それだけに、今回の結果がいずれであれ、人々の記憶には永く残る出来事となるのでしょう。誰が何をいい、何を成し、何を成さなかったその結果で、真実誰が無能で、口先だけで嘘をつき、これまで欺瞞を繰り返していたかが明らかとなりますね。

 先の金融工学危機におけるいわゆる「派遣切り問題」、そして現在、まさに進行中の「新型インフルエンザの感染拡大」による、未だ潜在している諸問題、危機についても、そして、日本マスコミによって作り出された、今度の政権交代ブームによる選挙戦の結果訪れるであろう様々な諸問題、危機についても、一貫した共通点が幾つかあります。その中でも、一番明らかとされた事が、我が日本国のエリートたちは、我々多くの日本国民が思っているほどには優秀ではないし、勿論、高潔な責任感や倫理観をもっているわけでもなく、単に、自らがおかれたその状況に安住し、怠惰に過ごしている連中の方が多い、という、人の世にありがちなありふれた現実です。

 飛び抜けて賢く、機知に富、人格の優れた人物も確かにいるでしょうが、当然のごとく、そんな人物は極少数派で、圧倒的大多数はさほど優れているわけでもなく、また、我々と同じく、その多くが自らのおかれたその環境に依存し、そして、安住するという、私のいうところの悪い意味での「慣れ」のぬるま湯に浸り切っているわけです。最初は、そんな事もなかったのかも知れません。しかし、解決しない問題を長期にわたって懸案し続け、不断の努力を続けられる人物はそう多くはいません。多くが、そのどこかで妥協し、また、それぞれの理由を見つけてあきらめる事を選択します。特に、自らに大きく降りかかってこない事態に対しては、そういった心理も働きやすいわけです。変化のための苦労より、変わらない事での安らぎを求めるわけです。

 その結果が、それぞれの危機において顕在化し、また、問題に発展する事も、当然といえば当然であったわけで、あるわけです。その問題から多くの人々が目を逸らし、そうする事によって、変わらぬ事での安らぎを選択した以上は、いつの日か、その問題が危機に際して大きく顕在化もします。何も解決していないわけですからね。仕方がないといえばそうなのでしょうが、それでも、その問題に真摯に向き合い、二度と同じ過ちを繰り返さないようにしたいものです。残念な事に、今日の結果いかんでは、その機会はしばらく訪れそうもないですけど、それもまた、我々自身の、多くの日本国民の選択であるのであれば、それもまた、いわゆる「自業自得」なのでしょう(´・ω・`)。ではm(__)m。