鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

それゆえに46

 単なる偶然なのでしょうけど、以下のようなニュースに目が留まりました。

経済界の怠慢が停滞生む=仙谷官房長官日商会頭に

 仙谷由人官房長官日本商工会議所の岡村正会頭は9日午前、中小企業政策などをめぐり都内で意見交換した。仙谷長官は冒頭、日本経済の長引く停滞について「成功体験に基づく経済のリーダーの皆さんの思いが、20年間に及ぶデフレや低成長を生んだ」と指摘。グローバル化など経済環境の変化に対する意識改革の遅れが、低迷の原因との考えを示した。

 岡村会頭は終了後、記者団に「21世紀の『新しいうねり』に対応できなかったことは問題。お話は的を射ている」と語り、経済界の努力が足りなかった点を認めた。(2010/12/09-11:19)jiji

仙谷官房長官日商会頭と懇談 固執がデフレ生んだ

 日本商工会議所の岡村正会頭は9日、東京都内で仙谷由人官房長官と懇談し「成長戦略の実現が実感できるようになることが中小企業の切なる願いだ」と要望した。

 仙谷官房長官は、日本経済のリーダーたちがかつての成功体験に寄り掛かったことが「20年間のデフレと低成長を生んだ」と指摘。その上で「これをどう突破するかだ」と述べ、新成長戦略の実行など政策遂行を急ぐ意向を示した。また、中小企業の海外展開を政府として側面支援する重要性を強調した。2010/12/09 10:20 【共同通信

「経済界の成功体験がデフレ生んだ」 仙谷氏が日商との意見交換会で 2010.12.9 08:19 sankeibiz

 仙谷由人官房長官は9日、日本商工会議所の岡村正会頭と東京都内で意見交換し、日本経済の現状について「ある種の成功体験に基づく経済界のリーダーの皆さんの思いが20年間のデフレと低成長を生んでいる」と述べ、経済界の意識改革の遅れが日本の停滞をもたらしたとの認識を明らかにした。

 岡村会頭は会談後記者団の質問に応じ、仙谷氏の発言について「官房長官のご指摘は的を射ている」と認めたものの、「21世紀に入り官民ともに意識改革が遅れている」と言及。民間だけではなく行政側の対応の遅れも経済停滞の一因であの見方を示し、まるで民間企業にだけ責任があるかのような仙谷氏の発言への抵抗をにじませた。

 仙谷氏との意見交換ではこのほか、中小企業の経営環境について岡村会頭が「多くが厳しい現状に直面している。成長戦略の効果を実感できる政策運営をお願いしたい」と述べ、法人税や中小企業の軽減税率の一段の引き下げなどを要望した。仙谷氏は「新成長戦略の実現にエネルギーを注ぎたい」と語り、中小企業の持つ技術の海外移転や金融支援、人材育成に重点を置く姿勢を示した。

 仙谷氏と日商の会談は菅直人政権下では初めて。

 比較のために三社三様の記事を並べてみましたが、相変わらず、同じ事柄でもこうも書き手によって、こちらが受け取る印象が変わるのが良くわかります。ま、色々とその理由はあるのでしょうけど、詰まるところが、それぞれの会社のそのスタンス…立ち位置や立場が良くわかるような気がします。このような事が、このネット上では日々頻繁に行われているその意味を、未だによく理解していないのが、ほかならぬ記事の当事者たる仙石官房長官自身でしょう。

 彼が天にそびえ立ち、周囲に悪臭振りまく糞の山のごとく、他者の人生における反面教師としてその肥やしたらんとするは、ま、人の嗜好は自由ですから別に構いはしないのですが、どうやら、当のご自身に相変わらずそのご自覚なきようですから改めて書きますと、私的外道目線では、彼自身の、隠し切れないその矮小さや卑しさ、滲み出るその無知無教養な馬鹿さ加減を広くあまねく世に晒した記事に見えます。

 身に染み付いたクセが抜けてない、その当の本人からそう指摘された岡村会頭も、前首相の鳩山氏から指摘を受けた現首相の菅氏のごとき心境でしょう。違いがあるとするならば、他の三者よりも、岡村会頭の方が明らかに、遥かに上等な人間である…ま、相対的にですが…ことでしょうね(笑)。ま、その実情と実体をその実態を今回思い知ったでしょうから、今後、それなりの対応を今ごろブレーンや関係者と協議している気がします(笑)。………それが仕事とはいえ大変ですねぇ(遠い目)。

 先のエントリーで、私は選民を経済界に限定して書いていたわけではなく、余り深い考えなしに書いていたらなんとなく、さも経済界に対し限定して書いているがのごとき文章になっただけで、ここに来られている方々には周知のごとく、企業がボランティアではなく営利のために運営される限りは、利益の見込めない投資は不況下において、いや、例え好況下であろうとも行われるはずがありません。不況下においては、三橋グループの主張の通りに税収増のリターンを見込んだ国の支出、そのための投資といえる政府の財政出動の呼び水が必要不可欠です。

 確かに、経済界がこぞって目先の数字に踊り、市場を食い荒らすだけのバブル時の夢に浸り切った挙句、さらには、海外での荒稼ぎをネタに法人税減税を迫るという外道を厚顔無恥に繰り返しているのは事実です。でも、それは連中が根本的に馬鹿なんだから仕方がありません。逆にいえば、その程度の馬鹿が雁首並べて獲物を求めている状況なのですから、国内に財政出動で需要を創出してやればほっといても国内に残ります。

 連中がその程度の馬鹿に過ぎないことは、以前から述べていますように時間の問題で広まりますから、これまでどおりの事を続ける事も…ま、確かに無理ではありませんが、それにはそれ相応のリスクを背負わねばなりません。そもそもの話し、初めからそのリスクを負えるようなら、それは少なくとも馬鹿ではありませんから、ほっといてもそれに対応した相応の措置をあらかじめ取るでしょうし、また、そもそもそんなリスクを自ら作り出したりはしないものです。馬鹿じゃないんですから(笑)。

 先のエントリーでも書きましたとおりに、組織のトップの仕事は、その組織全体をある目的に向かってコントロールする事であり、馬鹿でも勤まるのは、ただつっ立ったままで決められた告知広報だけをする組織の看板だけです………って、ああ、この違いは明言していなかったか(笑)。

 とにかくも、よく勘違いされている事があるのですが、馬鹿でも勤まるのはこの看板であり、それを支える人々がトップの仕事を代行してくれる場合に限ります。当然、それは相応の能力ある人々ですから、それ相応の理由なり魅力なりが必要ですが、稀に、確たる根拠なく他者を引き付けて放さぬ何か、いわゆる徳を持つ方も居られますが、ま、そんなのは天才同様、非常に稀な存在(笑)。報道で見る限り、そんなのは私一人も知りません(笑)。多分どこかに居るのは確かでしょうが、きっと、私がその存在を認識する機会は多分ないのでしょうね(苦笑)。

 ………ああ、そう、仙石官房長官がそびえ立つ糞の山のごとき云々なのですが、政治経済を知らず、他者を活かすを知らず、解決すべきを知らず、当然その方法も知らず、岡村会頭へとそれらを全て押し付けるその様を記事によって知りましたが、野党の頃と何も変わっていない、傲岸不遜で恥知らずなその「後はお前らがしろ」なやりようは日々新たな敵を作りこそすれ、誰一人味方を増やす事などはないでしょう。馬鹿とはさみは使いよう、といいますが、それにもさすがに限度があると私は思います。いわゆる類友や、或いは欲のつながりかは知りませんが、昨今、恥の文化が廃れていると聞きます。ついに、それが来るところまで来たのをシミジミ感じます(溜め息)。

 ………あ、後、馬鹿は死ななきゃ直らない、馬鹿は死んでも直らないとは良く言われますが、私思いますに、これは建前と本音の日本文化のおくゆかしさと同時に、そのえげつなさをも現代に受け継ぐもののような気がしています。その建前と本音。つまりこれは、馬鹿はそこに居る…生きているだけで害を成すからいっそ(ゲフンゲフン)この馬鹿野郎、というのを日本特有の遠回しに相手に伝え、時に実行してきた、すでに今や過去のものとなった日本古来のものなのでしょう(遠い目)。私のような外道でも、現代は法によって守られ、そして人権によって守られています。それは仙石官房長官でも例外でありません(溜め息)。ご自身はそれらを日々、考えなしに恣意的に濫用してますがねorz。馬鹿は死(ゲフンゲフンゲフンゲフン)。

 何やら無性に、江戸の昔や維新の頃を懐かしく想いますねぇ(遠い目)。ではm(__)m。