さて、今回の衆院選の結果を鑑みるに、前回の2012年に比較して6.66ポイントの投票率の低下により、比較的に浮動票よりも組織票により強い政党がその分だけ議席を伸ばす結果となった、ように私には思えました。
ま、その意味でも理念…口先よりは、何よりもこれまでの実績や結果の求められた今回の選挙において、より無様を世にさらし続けた政党がその他に喰われるは、ま、ある意味でそれが世の必然の結果であった、と私は思います。
私が思いますに、野党の方々は戦術に過ぎない議会での多数派工作を、あたかも、それが戦略であるかのように誤認…誤って認識している様子が、今現在に至るも、彼らのその言動にありありとうかがえる辺りに、我が日本国の政治とその周辺の腐敗と堕落の様にいい加減うんざりします。
「大義なき選挙」
この言葉が如実に表すように、彼らにとっての「選挙」とは、民主主義におけるその根幹のシステム…制度や仕組みではなく、単に、「戦争」のような政治における一手段に過ぎない「道具」と同じ、と根本的なところでそんな致命的な勘違いをしているのでしょう。
「選挙」という、民主主義の根幹たるそのシステムは、
「どんな人の心も必ず腐る」
がゆえに、そこにそれが必要であるゆえ設けられているのであって、問われるべきは、より多くの人々にとってのその「必要性」にしか過ぎず、特定のイデオロギー…思想・信条や個人の「大義」や「正義」のためにそれがあるわけではありません。
そういったマスコミを主体としたミス・リード…誤った誘導の嵐の中においても、過半の有権者らが万難を排して、今回の選挙に一票を投じたわけですから、その「必要性」…或いは「正当性」をどちらか一方の側からのみ論じる事のその虚しさを………彼らは感じないからこそこの有様か(ため息)。
ほんと、救いがないですねえ(遠い目)。
寒いですね(笑)。もう、笑うしかないぐらいに寒い今日この頃、私はといえば、アルコールが薬の効きを弱めていたらしく禁酒令が発令されたり、その結果、今度は軽度の躁状態に突入して慌てて薬を減らしたりと、特に何もしていたわけではないのに、何だか意味もなく慌ただしい、落ち着きのない冬となりました。
そんな中で、今回の突然の解散であったわけですが、正直私も
「そこまでするのか」
と驚いたわけですが、その後、党内外の増税の声が嘘のようにピタリと止み、財務省の狗である増税派があれほど嫌がった軽減税率導入を、再増税とバーター…交換でしたが認めた辺りで
「そうせざるを得なかったのか」
と、納得せざるを得なかったのが本心です。
勿論、これはベスト…理想的な結果ではありませんでしたが、だからといって、そのベストに拘るあまりに、少しでもマシな結果…現実をも逃しては愚の骨頂ですし、あまりに本末転倒に過ぎます。安倍総理は現実的に判断し、結果、堅実に今回の選挙結果を得たわけですしね(笑)。
「常に次善の策を持つ。できれば、それが複数あればなお可(よし)」
そういえば、最近気になっているのが、青山繁晴氏なども勘違いしているようなので書いておきますと、民主党を見ていれば誰でもわかることなのですが、有能な人間は良かれ悪しかれ、大体が自らのやれる事、最も得意と自負する事柄にとかく夢中になりがちです。
社会のためになるか否かは結果的に二の次にしか過ぎず、その人物が下賎であればあるほどに、自分中心にしか物事を捉えませんし、その判断や行動しません。結果的に、彼らの存在は他者に何ら利することなく、自然、害ばかりを周囲に振り撒いては皆に忌避されるわけです。
ここで思い出して頂きたいのは
「政治家は有権者らの鏡」
という言葉(笑)。
民主党がそうあるように、彼らを支援する方々の多くも、それを「可(よし)」とする人々でしかありません。彼らは様々口にはしますが、結局、「実」…実体を持った結果は伴わないのです。
ま、社会的に負の属性の「実体」なら、彼らはいくらでも量産できますし、それは今後もしばらくは続くでしょう。民主党と同じく、彼らは「法」がないことを理由にいくらでも「見殺す」ことが可能であり、それを防ぐ「法」が現実にありません。
勿論、これは一般行政職に限った話です。
ここ最近は、彼らの側でも「ブラック」という言葉が流行りのようですが、その一方で、彼らがその実態を民間のように裁判で最高裁まで争ったり、具体的な内容や数字を提示することは、これまで通りに今後もないでしょう。
他者の…仲間内以外の人権には全く無関心でありながら、その一方で、自らの人権には、あれほど異常なまでにうるさい彼らが沈黙を守るのはなぜか?
いい加減、彼らの側も「そこの辺りを察してやれよ(´・ω・`)」と私は思います。
落着すべき実態なきままに、無為に言葉ばかりを重ねたところで、動かし難い現実の前で、それは差別的待遇を強いられる側…民間の反発を深めるばかりでしかありません。要は、その実態が提示されれば、単に「お互い様」で済む話です……ま、議論は巻き起こるでしょうが(笑)。
ま、私的には、橋下市長だって彼らと五十歩百歩の人間ですけど、ただ一点、彼らと今なお対峙し続けているその一点において、その利用価値を彼に見出しているに過ぎません。ただ、元民主党に取り込まれているクサイ辺りが、非常に痛し痒し(´・ω・`)。
ちょっと話がズレ…ま、結構ズレましたけど、かの西松建設が裏金を小沢事務所に上納したのも、入札の便宜を図るよりもその妨害や嫌がらせを嫌っての事であったように、彼らの本質は、誰でもできるサボタージュ…妨害や嫌がらせの、いわゆる「おサボり」です。
勿論、化け物クラスが存在するのは確かですが、その化け物は、自らのその化け物振りを発揮するのに夢中で、その他の事はアウト・オブ・眼中。ある意味、いわゆる「職人さん」と同じですね(ため息)。
ま、私がごとき、鬱で凡愚な外道を妄信するは誤りです(´・ω・`)。ではm(__)m。