鬱で凡愚なド外道のリハビリraki6104’s blog

日々の雑談を、余裕のある時に、できるだけ(´・ω・`)

それゆえに105

 相も変わらず調子は今一つ。寒暖差と気圧の変化が目まぐるしい、そんな今年の冬の日々の影響を、抗うつ薬ゾロフトが一日一錠に減った分、もろに受けている感じがします。

 ま、それでも思い立って、ダビスタPなどつらつらやっていられる辺りがさほど深刻な話でもないわけですが、相変わらずこのゲームは、良血統を詰め込んだ産駒になかなか根性が付かないorz。

 まあ、最近は、そんな感じであるのですが、今国会では、野党が本筋でない議論に逃げ込んで無為に国会を空転させる、は昨年の内から既に目に見えていたわけです。その腐れ振りゆえに。

 そこで即座に、さらにその上を行くことで切り返すことのできなかった辺り、安倍総理、その内閣の限界と言うよりは、先の衆院選同様、これは現在の自民党の限界であるのでしょう。

 野党と同様に、自民党もまた腐っているわけで、野党がどうしようもないほどに腐れ果てている分だけ、結果として、自民党のその腐った部分も、安穏と安倍内閣の支持率を食い潰しながら己の利得を貪り続けるわけです。

 55年体制が長年続いてきたその結果、ほんと、我が日本国は、どこまでも野党に恵まれません(ため息)。

 彼らにできるのは、妨害と嫌がらせの「おサボり」だけで、それによって政権与党から譲歩を引き出すしかないぐらいに、彼らは、我々多くの日本国民にとって無能で無用な存在と成り下がっていますが、他方、かの国々にとってこれほど有用な存在はないでしょう。

 そこに彼ら、無能で役立たずな上に、我が日本国の民主主義と法治、資本主義経済における発展と繁栄を、その存在自体が文字通りに邪魔しているわけで、彼らはその走狗として、今後も、彼らは盲目的に彼らに付き従う人々を増やすことに執着するのでしょう。

 さて先日、以下のような記事がありました。

死亡の中学教諭 労災認定 03月03日 21時12分nhk

 4年前、26歳で亡くなった堺市の中学校の男性教諭について、労災認定をおこなう地方公務員災害補償基金は、自宅でも授業の準備をするなど、長時間に及ぶ時間外労働をしていたとして、労災と認めました。

 堺市内の中学校に勤めていた当時26歳の男性教諭は、平成23年6月、堺市内の自宅で虚血性心不全で死亡しました。教諭の遺族は、日常的な長時間労働が原因だとして、地方公務員災害補償基金に対して労災と認めるよう求めていました。

 遺族の弁護士などによりますと、基金は、教諭について、過重で長時間に及ぶ時間外労働をしていたとして労災と認定し、去年11月、遺族に通知をしたということです。

 通知書によりますと、死亡する前の半年間の学校での時間外勤務は、労災が認められる国の基準を下回っているものの、授業の準備など相当程度の作業を自宅でもしていたと判断したとしています。

 堺市教育委員会は、「改めてお悔やみを申し上げるとともに、今回の件を真摯に受け止め再発防止に向けて努めていきます」とコメントしています。

26歳教諭の過労死認定「自宅でも相当量残業」 2015年03月03日 17時17分 yomiuri

 2011年に26歳で亡くなった堺市立深井中学校の男性教諭について、地方公務員災害補償基金が公務災害による死亡と認定していたことがわかった。

 残業時間は国の過労死認定基準に達していなかったが、「自宅でも相当量の残業をしていた」と判断された。

 市教育委員会などによると、死亡したのは、理科教諭の前田大仁ひろひとさん。10年春に同中に赴任し、1年目は1年生、2年目は2年生を担任したほか、女子バレー部の顧問も務めた。しかし、11年6月、出勤前に倒れて死亡。死因は心臓の急激な機能低下だった。

 遺族は13年4月、公務災害を同基金に申請した。同僚などの証言から、死亡直前3か月間の前田さんの残業時間は月61〜71時間と判明。国の過労死認定基準の「2か月以上にわたり月平均80時間以上」を下回ったが、自宅でも多くの残業をしていたことを示す、バレー部員との連絡ノートなどがあったことなどから、同基金は昨年11月、仕事による過労死を認めた。

命削った「熱血先生」 堺市立中の26歳に「死亡は労災」認定 大阪 2015年3月 5日

 2011年に26歳で亡くなった堺市の市立中学校の教諭について、地方公務員災害補償基金が公務災害(労災)による死亡と認定したことがわかった。「熱血先生」と慕われ、市教育委員会の教員募集ポスターのモデルにもなった。強い使命感の一方、授業や部活指導などに追われ、体がむしばまれたとみられる。多くの新人教諭らが教壇に立つ春。市教委は再発防止に力を入れる。

 亡くなったのは理科教諭だった前田大仁(ひろひと)さん。教諭2年目の11年6月、出勤前に倒れた。死因は心臓の急激な機能低下だった。

 10年春に赴任し、1年目は1年生、2年目は2年生を担任し、女子バレー部の顧問も務めていた。

 同基金は昨年11月に仕事が原因の過労死と認定した。資料によると、同僚教員の証言などを元に推計した前田さんの死亡直前3カ月の校内での残業時間は月61〜71時間だった。国の過労死認定基準(2カ月以上にわたり月平均80時間以上)を下回る数値だったが、残された授業や部活の資料などから、「(一人暮らしの)自宅でも相当量の残業をこなしていた」と判断した。

 生前、仕事の多さなどを聞いていた遺族が公務災害を同基金に申請。教育方法などを相談されていた姉(35)は「弟は熱血教師だった。使命感と責任感が強かったため、担任と顧問の両方を任されたのかも知れないが、わずか2年目の未熟な教師でもあったと思う。学校全体でサポートしてもらえていたら、死を避けられたかもしれない」と話す。遺族の代理人で、過労死に詳しい松丸正弁護士は「公立学校の教諭で、残業時間の全容が判明しない中での過労死の認定は異例だ」としている。

 堺市教育委員会は「改めて、心よりお悔やみを申し上げます。(認定を)真摯(しんし)に受け止め、再発防止に向け、一層、労働安全衛生対策の推進に努めて参ります」とコメントした。

 ■こだわりの手書き、びっしり 教え子「戻ってきて下さいよ!」

 「出会えてよかったと思ってもらえる教員になりたい」。亡くなる直前の春、前田さんは、堺市教委の教員募集ポスターやパンフレットに取り上げられ、熱い思いを語っていた。「私自身は理科が大好きで、この気持ちを一人でも多くの子どもに伝えたいと思い、教師をめざしました」ともつづっている。

 前田さんの死後、生徒に配っていた授業のプリントや、メッセージと連絡事項を記す「学級通信」が家族に戻された。プリントには写真や自筆のイラストをふんだんに盛り込んでいた。

 姉によると、「温かみが伝わる」と前田さんは手書きにこだわっていたという。前田さんにはテニス経験はあるが、バレーの経験はなかった。テニス部への顧問替えも望んだが実現せず、バレー部員に的確な指導をしたいと専門書を読み込み、休日には地域のバレー教室に通っていたという。

 約20人のバレー部員と交わしていた「クラブノート」には、「暗い表情をしては駄目! どんな時も明るく自信を持って」「ボールの強さに負けて上体を後ろにそらさないこと」など、励ましや助言の言葉がびっしり。前田さんはこうした作業を主に自宅でしていたとみられる。

 ノートの最後のページには、前田さん急死の知らせに接した部員たちの悲痛な言葉が記されている。「何で先生なんですか? 何でよりによって先生なんですか? ○○(名前)たちが先生に無理させていたんですか? めっちゃ謝るし、これからの練習もめっちゃ真面目にするんで、戻ってきて下さいよ!」

 ■識者「支援が急務」

 経済協力開発機構OECD)の国際調査結果(13年)によると、調査に参加した34カ国・地域中、日本の中学校教員の勤務時間は1週間で計53・9時間と最も長く、平均38・3時間を大幅に上回る。

 最も短いのは、チリで29・2時間。ほかにもフランス36・5時間、韓国37・0時間、米国44・8時間など。勤務時間の内訳でも、日本は部活などの課外指導が7・7時間を占め、参加国・地域の平均値(2・1時間)の3倍以上になる。

 労働問題に詳しい森岡孝二関西大学名誉教授(企業社会論)は「団塊世代の大量退職もあり、学校現場は常に人手不足だ。経験が浅い若手にもベテラン並みの仕事と責任がのしかかり、熱心な教師ほど負担を背負い込んでしまいがちだ。労働時間の管理徹底や支援体制の構築が急務。国も対策を進めるべきだ」と指摘する。(阪本輝昭)

朝日新聞 2015年3月3日掲載

 前田大仁(ひろひと)氏の御遺族様には心からのお悔やみを申し上げます。彼の魂が今は安らかなることを祈ります。

 さて、三社三様にその報道内容は違うわけですが、外道な私からすれば、これらの記事から読み取れることは、先のエントリーから容易に気づくだろう事柄を除けば、この前田大仁(ひろひと)さんのような教師は、現在の教育現場では当たり前のように「見殺し」にされて排除されるという現実です。

 実際に、氏は過労死するまで職場で孤立し、また、死してなお、御遺族は生前の個人の証言故人の証言(orz)から独自に弁護士を用意し、証言を集め、証拠となる資料を集めて、ようやく基金に申請した労災を認められています。

 まあ、確かに、民間に比べれば甘いのは確かでしょうが、それでも、有形無形の嫌がらせの中でこれだけの仕事を成した末での過労死であったわけですから、本来、これは堺の教育委員会をはじめとして、校長や教頭、学年主任のみならず、学校全体…教育界全体が向き合わねばならない案件でしょう。

 それにしても静かですねえ(ため息)。

 確か、今現在国会は開催中で、この少子化のおり、この前田大仁(ひろひと)さんのような教師は子供たちの可能性を拡げ、ひいてはわが日本国の発展と繁栄の可能性を拡げることに必要不可欠なのですが、ま、今現在沈黙を守る教育に関わる人々にとっては、権利にただ乗りはするが義務や責任は微塵にも果たしたくない以上、今回の件は「あまりに筋が悪い」のでしょう。

 仲間、同僚に対してすらがこうなのですから、そりゃあ、最近まで他人の子に過ぎない生徒なぞ、彼らにとっては「見殺し」が至極当たり前であったわけです(ため息)。

 今この時も、教員全体の35%ほどを併せて占める日教組と全教組の団体職員は、我が日本国の発展と繁栄を少しでも阻害せんと活動し続け、その一方で、彼らのやらかす様々な事の後始末を強いられる公務員…治安と安全、平和と繁栄のために日々奔走されている人々が居る。

 それをありのままに伝えられないどころか、それすらも商売ネタとするマスコミを見ていますと、以前からの持論ですが、ほんと、我が日本国のジャーナリストとやらは、元々の屑がなるのか、ジャーナリストになるから屑になるのかは知りませんが、やはり最低で最悪な気がします。

 ああ、そういえば、我が大阪における教育長のパワハラ辞任騒動ですけど、何やら盛り上がっているようですが、私的には「いつものお手盛りの妨害と嫌がらせ」と思っています。そうでなければ、ありゃ普通に裁判してるでしょう(笑)。

 (ことほど左様に、)我が国のジャーナリズムは、社会に混沌と混乱を引き起こしてナンボの商売ですからね(ため息)。

 ま、しょせん鬱で凡愚な外道の書き殴り、間違っても妄信されませぬように。ではm(__)m。